『このミステリーがすごい!2026年版』名作ベスト20収録
ベストカレンダー編集部
2025年12月6日 09:42
このミステリー2026発売
開催日:12月5日
年末を彩るミステリー・ガイドブックが今年も発売されます
株式会社宝島社は、ミステリーの年間ベストを網羅したガイドブック『このミステリーがすごい!2026年版』を、2025年12月5日(金)に発売します。プレスリリース発表日時は2025年12月5日 12時03分であり、同社本社所在地は東京都千代田区、代表取締役社長は関川誠です。
本誌は1989年創刊以来、読書の達人や書評家、ミステリー愛好家が選出するランキングを中心に、国内外の新作ミステリーとエンターテインメント作品を紹介する年末の定番企画として今年で37年目を迎えます。書店での年末商戦における注目書として位置づけられる一冊です。
刊行物の基本情報
刊行に関する基本情報は以下の通りです。書誌情報は発売元の公式ページでも確認できます。
- 書名:『このミステリーがすごい!2026年版』
- 発売日:2025年12月5日
- 定価:900円(税込)
- 発売元:株式会社 宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関川誠)
- 公式ページ:https://tkj.jp/book/?cd=TD073877&path=&s1=
なお、誌面のランキングについては、プレスリリースで明記されている通り引用掲載はお控えくださいとの注意書きがあります。編集・報道を行う際は取り扱いに注意が必要です。
巻頭と表紙──ゲームタイトルの描き下ろしイラストと座談会
今回の表紙は、大人気ミステリーゲーム『都市伝説解体センター』の描き下ろしイラストが採用されています。表紙ビジュアルにはゲームの世界観を印象づける描写が用いられ、ミステリーとゲームの接点を意識した装丁となっています。
巻頭特集には、ゲーム開発チームとミステリー作家の座談会が収録されています。参加作家としては今村昌弘、円居挽が名を連ね、ゲーム側からは『都市伝説解体センター』の制作陣が登場します。著名作家と制作側の対話を通じて、ゲームとミステリーの表現手法や物語構造に関する具体的な議論が展開されています。
座談会の構成と狙い
座談会では、ゲーム制作の意図やストーリーテリングの技術、キャラクター造形における工夫、ミステリーの読者期待とゲームユーザーの体験の違いなどがテーマとして扱われます。開発側と作家側の視点差を整理することで、メディア横断的な物語論が提示されています。
座談会の内容は、ゲームファンだけでなくミステリー読者や創作に関心のある人にも示唆に富む内容です。作品制作の裏側やアイデアの発想過程に関する具体的なエピソードも掲載されています。
本誌の目玉コンテンツ──ランキングと特別企画の具体的中身
『このミステリーがすごい!2026年版』は、年間の主要な読み物をランキング形式で紹介することが核ですが、それ以外にも多様な企画を収録しています。国内編・海外編の両面で「2025年のミステリー&エンターテインメント ベスト20」を発表しています。
ランキング以外の主要コンテンツとしては、国内編ランキング1位の作家に対する特別インタビューや、作家63名による新作情報と特別エッセイ、テーマ別のレビューとコラムなど、多彩な読み物が並びます。具体的なコンテンツは以下の通りです。
- 2025年のミステリー&エンターテインメント ベスト20(国内/海外ランキング)
- 国内編ランキング1位作家の特別インタビュー
- ゲーム『都市伝説解体センター』制作陣×ミステリー作家 特別座談会
- 江戸川乱歩 没後60周年企画:「この乱歩作品がすごい!ベスト10」〈ミステリー作家44名の投票〉
- 伊吹亜門×古泉迦十×坂上泉×白川尚史 特別座談会
- 人気作家63名による[新作情報]私の隠し玉 & [特別エッセイ]私にとっての昭和
- 2025年 テーマ別注目作品レビュー&コラム
これらの企画は、ランキングを補完しつつミステリーというジャンルの幅と深さを示す内容です。特に江戸川乱歩没後60周年企画は、現役作家44名の投票によるベスト10発表という形式で、古典的名作の価値や受容の現在像を浮かび上がらせています。
座談会と寄稿──著名作家と多数の参加者が描き出す多角的視点
本誌には複数の座談会と寄稿が収録されており、作品紹介にとどまらず、作家同士や作家と制作者の対話を通じた読み解きが行われています。ここでは収録されている主な人物と企画を整理します。
登場する顔ぶれは、今村昌弘、円居挽、伊吹亜門、古泉迦十、坂上泉、白川尚史など著名作家が中心で、さらに63名の人気作家による新作情報と特別エッセイが連ねられます。多数の作家による寄稿は、読み手に多様な作家観や作品解釈を提示します。
寄稿と対談の意義
寄稿や座談会は、単なる新刊紹介の枠を超えて、作家の内面や制作観、ジャンルに対する見方を具体化する役割を持ちます。特に複数作家の意見を並べることで、同じ「ミステリー」という括りの中にある諸相が明確になります。
本誌はランキングだけでなく、こうした論考や対談を通じて、ミステリー作品の選び方や読み方、時代やメディアを跨いだ表現のあり方についての参照資料にもなります。
内容の整理と最終確認
以下の表は、本記事で取り上げた『このミステリーがすごい!2026年版』に関する主要情報を整理したものです。刊行情報、収録企画、注意事項などを一覧にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 『このミステリーがすごい!2026年版』 |
| 発売日 | 2025年12月5日 |
| 発売元 | 株式会社 宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関川誠) |
| 定価 | 900円(税込) |
| 表紙・巻頭特集 | 『都市伝説解体センター』描き下ろしイラスト/制作陣×今村昌弘・円居挽 座談会 |
| 主な収録企画 | 2025年ミステリー&エンターテインメント ベスト20(国内/海外)、国内編ランキング1位作家インタビュー、江戸川乱歩没後60周年企画(作家44名投票によるベスト10)、伊吹亜門×古泉迦十×坂上泉×白川尚史座談会、人気作家63名の新作情報・特別エッセイ、テーマ別レビュー・コラム 等 |
| 注意事項 | ※ランキングを引用してのご掲載はお控えください |
| 公式URL | https://tkj.jp/book/?cd=TD073877&path=&s1= |
| プレス発表日時 | 2025年12月5日 12時03分 |
本誌はランキング発表を中心に据えながらも、多数の座談会・寄稿を通してミステリーの現在地を多面的に紹介する構成です。書店や公式ページを通じて詳細を確認できるため、目当ての企画や登場作家をチェックすると良いでしょう。
参考リンク: