12/26開幕 シネ・リーブル池袋でNTLive代表作一挙上映

フェアウェル上映×NTLive

開催期間:12月26日〜1月8日

フェアウェル上映×NTLive
開催はいつからいつまで?閉館はいつなの?
フェアウェル上映は2025年12月26日〜2026年1月8日まで。シネ・リーブル池袋は来年1月末に閉館予定で、今回が館での最後期上映になります。
チケットはどう買うの?料金や注意点は?
料金は一般・シニア3,000円、学生・ハンディキャップ割引2,500円。各種割引・サービスデー適用外、招待券や株主優待は使えず全席指定・入替制です。

シネ・リーブル池袋とNTLiveがつないだ10年の軌跡

カルチャヴィル合同会社が2025年12月6日10時15分に発表したプレスリリースによると、シネ・リーブル池袋は来年1月末に閉館を予定しており、同館で10年にわたり上映が続けられてきたナショナル・シアター・ライブ(NTLive)作品への感謝を込めて、年末年始に《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》を開催することが決定しました。NTLiveは英国ナショナル・シアターの上演を映画館で上映する企画であり、シネ・リーブル池袋は日本におけるNTLiveの主要な場の一つとして多くの観客に舞台体験を届けてきました。

発表文は、NTLiveファンのなかにはシネ・リーブル池袋での上映で初めてNTLiveに出会い、その後もさまざまな作品を楽しんだ人が多いと指摘しています。閉館を前にしたこの特別上映は、シネ・リーブル池袋での最後の機会として位置づけられています。開催主体と発表日を含めた公的な情報として、掲載時点の情報は次の通りです。

発表元
カルチャヴィル合同会社
発表日時
2025年12月6日 10時15分
開催場所
シネ・リーブル池袋(詳細は劇場サイト参照: https://ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/movie/1288500.html )
東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 2

フェアウェル上映の開催概要と上映スケジュール

フェアウェル上映は2025年12月26日(金)から2026年1月8日(木)までの期間で実施されます。ただし、12月26日から12月31日までに上映される作品は、上映権利が同年12月31日までの作品であるため、これが日本での最終上映となる点に注意が必要です。具体的な上映時間の詳細は、各週の火曜日頃までに劇場の公式サイトで更新される予定です。

料金体系は以下のとおりで、各種割引・サービスデーの適用外、招待券・株主優待券の利用不可、全席指定・入替制での運用となります。ハンディキャップ割引は付添の方1名まで対象となります。

  • 一般・シニア(60歳以上):3,000円
  • 学生・ハンディキャップ割引(付添の方1名様まで):2,500円
  • 各種割引、サービスデー適応外
  • 招待券、株主優待券利用不可
  • 全席指定、入替制

下記に日別の上映作品を表形式で整理します。1月1日(木)は休映日です。

日付 作品名
12月26日(金) フランケンシュタイン
12月27日(土) フランケンシュタイン
12月28日(日) ハムレット
12月29日(月) プレゼント・ラフター
12月30日(火) ワーニャ
12月31日(水) フリーバッグ
1月1日(木) 休映日
1月2日(金) 真面目が肝心
1月3日(土) 博士の異常な愛情
1月4日(日) 欲望という名の電車
1月5日(月) 真面目が肝心
1月6日(火) 博士の異常な愛情
1月7日(水) 欲望という名の電車
1月8日(木) 真面目が肝心
東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 3

上映作品の概要と主要クレジット

以下はフェアウェル上映で取り上げられる各作品の概要、主要な制作クレジット、上映時間、あらすじや受賞歴を網羅した一覧です。各作品の説明は、舞台の背景や演出、主演陣、上映時間、物語の要点、受賞歴などを含めて具体的に記載しています。

東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 4

フランケンシュタイン

原作の名声に挑んだアカデミー賞監督ダニー・ボイルの舞台化で、NTLive史上でも人気の高い作品です。ベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーがオリヴィエ賞主演男優賞をW受賞した点が大きな話題となりました。

作:メアリー・シェリー/演出:ダニー・ボイル/主演:ベネディクト・カンバーバッチ、ジョニー・リー・ミラーほか/音楽:アンダーワールド。上映時間はJLM怪物版が2時間6分(休憩なし)、BC怪物版が2時間12分(休憩なし)です。ストーリーは博士によって造られた怪物が、世界との接触を通じて徐々に人間性を身につけていく過程と、その葛藤を描いたものです。

東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 5

ハムレット

ウィリアム・シェイクスピアの代表作「ハムレット」を、リンゼイ・ターナー演出、ベネディクト・カンバーバッチ主演で上演した作品です。オンラインチケット発売時に10万枚が即日完売したという実績があり、大きな注目を集めました。

作:ウィリアム・シェイクスピア/演出:リンゼイ・ターナー/主演:ベネディクト・カンバーバッチほか。上映時間は3時間27分(休憩あり)。叔父による父王毒殺と王位簒奪に対するハムレットの復讐劇を描き、女性演出家リンゼイ・ターナーのダイナミックな演出が舞台空間を活かしています。

東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 6

プレゼント・ラフター

ノエル・カワード作の本作は、アンドリュー・スコット主演で上演された舞台がスクリーンに戻ります。『ワーニャ』での好評の演技を経て、本作でも高い評価を得た作品です。

作:ノエル・カワード/演出:マシュー・ウォーチャス/主演:アンドリュー・スコットほか。上映時間は175分(休憩あり)。内容はスター俳優ギャリー・エッセンダインが海外ツアー準備中に個性的な面々の訪問を受け、混乱に陥るというコメディと人情の交錯を描きます。受賞歴としてローレンス・オリヴィエ賞(アンドリュー・スコット)受賞および助演女優賞(インディラ・ヴァルマ)受賞があります。

東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 7

ワーニャ

アントン・チェーホフ原作の本作は、サイモン・スティーヴンスによる脚色で、アンドリュー・スコットが複数の役を演じることで話題となった作品です。現代劇としても高い評価を受けています。

脚色:サイモン・スティーヴンス/作:アントン・チェーホフ/主演:アンドリュー・スコット。上映時間は115分(休憩なし)。物語は一族の財産と事業を管理してきたイワン(ワーニャ伯父さん)の人生と献身がほとんど顧みられなかったことを描き、アンドリュー・スコットは本作で多数の役柄を演じ分けることで高い評価を得ました。受賞歴はローレンス・オリヴィエ賞リバイバル受賞です。

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フリーバッグ

世界的大ヒットドラマ『フリーバッグ』の原型となった舞台で、フィービー・ウォーラー=ブリッジが主演・作を務めた作品です。本舞台を通じて彼女の名声が高まり、その後の映画や脚本活動にも影響を与えました。

作:フィービー・ウォーラー=ブリッジ/演出:ヴィッキー・ジョーンズ/主演:フィービー・ウォーラー=ブリッジ。上映時間は88分(休憩なし)。舞台はドラマ版の原型で、皮肉屋で常識外れのシングル女性を中心に、ユーモアと痛切さを伴う物語を展開します。ドラマ版は2019年にテレビ批評家協会賞などの受賞歴があり、エミー賞で11部門にノミネートされるなど高い評価を得ました。

東京の映画館、シネ・リーブル池袋にて《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》の開催(12/26(金)~1/8(木))が決定しました。 画像 9

真面目が肝心

オスカー・ワイルド作のコメディを舞台化した作品で、極めて真面目な人物たちの滑稽さを描く一方で、人間関係と恋愛の機微を巧みに描いた作品です。

作:オスカー・ワイルド/演出:マックス・ウェブスター/出演:シャロン・D・クラーク、チュティ・ガトゥ、ヒュー・スキナーほか。上映時間は167分(休憩あり)。あらすじは、田舎で律儀な後見人として振る舞うジャックらが、都会での偽りの身分と恋愛の混乱に巻き込まれる様を描写しています。

博士の異常な愛情(舞台版)

スタンリー・キューブリックの映画『博士の異常な愛情』を舞台化したもので、スティーヴ・クーガン主演、アーマンド・イアヌッチ共同脚本、ショーン・フォーリー共同脚本・演出というクリエイティブチームが結集した作品です。

作:スタンリー・キューブリック/共同脚本:アーマンド・イアヌッチ/共同脚本・演出:ショーン・フォーリー/出演:スティーヴ・クーガン。上映時間は125分(休憩あり)。物語は冷戦期の極限状況を背景に、核攻撃の危機とそれを回避しようとする政府と科学者たちの騒動をブラックコメディとして描きます。

欲望という名の電車

テネシー・ウィリアムズの名作を、ジリアン・アンダーソン主演で上演した舞台の上映です。歴史的名作の重厚感を保ちながら、主演の演技が高く評価された公演です。

作:テネシー・ウィリアムズ/演出:ベネディクト・アンドリュース/出演:ジリアン・アンダーソン、ベン・フォスター、ヴァネッサ・カービー。上映時間は3時間22分(休憩あり)。没落した名家の令嬢ブランチがたどる悲劇的な運命を描き、ジリアン・アンダーソンのブランチ役は特に高い評価を受けました。

まとめ:開催要点の整理(表)

以下の表は、本記事で取り上げた開催情報、期間、料金、主要作品などの要点を整理したものです。最後に簡単な総括を付け加えます。

項目 内容
開催名 シネ・リーブル池袋《フェアウェル上映 x ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)》
開催期間 2025年12月26日(金)~2026年1月8日(木)
休映日 2026年1月1日(木)
料金 一般・シニア(60歳以上)3,000円、学生・ハンディキャップ割引(付添1名まで)2,500円(各種割引・サービスデー適応外、招待券・株主優待券利用不可)
座席・入替 全席指定、入替制
重要注意点 12月26日~12月31日上映分は上映権利が12月31日までのため、日本最終上映となる作品が含まれる
掲載元・問い合わせ カルチャヴィル合同会社発表、劇場サイト参照: https://ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/movie/1288500.html
上映作品(一部) フランケンシュタイン、ハムレット、プレゼント・ラフター、ワーニャ、フリーバッグ、真面目が肝心、博士の異常な愛情、欲望という名の電車

シネ・リーブル池袋の閉館に際して実施される今回のフェアウェル上映は、NTLiveの代表作を網羅的に上映する企画として位置づけられています。スケジュールや詳細な上映時間は劇場公式サイトでの更新を確認してください。発表情報はカルチャヴィル合同会社のプレスリリース(2025年12月6日)に基づいて整理しました。

参考リンク: