12/24開幕|ライカで切るシカゴ、上田×コムロ写真展
ベストカレンダー編集部
2025年12月6日 19:01
CHICAGOライカ写真展
開催期間:12月24日〜1月7日
シカゴの季節と佇まいをライカで描く――展覧会の全体像
株式会社カメラのキタムラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:山﨑 智彦)が運営する新宿 北村写真機店は、地下1Fのベースメントギャラリーにて、上田 晃司氏とコムロ ミホ氏による写真展を開催します。会期は2025年12月24日(水)~2025年1月7日(水)で、複数回にわたりシカゴを訪れ撮影された作品群を並べ、デジタルとフィルムという二つの手法が見せる表現の違いと共鳴を提示します。プレスリリースは2025年12月6日 15時00分付で発表されています。
本展は「CHICAGO-ライカで切り取るそれぞれのストリート-」というタイトルのもと、季節ごとに表情を変える都市風景をライカで捉えた写真を中心に構成されます。展示場所となるベースメントギャラリーは『地下から写真文化の発信』をコンセプトに掲げる空間で、写真とカメラにまつわる多彩な企画を継続して行っています。
開催概要の要点
展示の基本情報は次のとおりです。期間中は新宿 北村写真機店の営業時間に準じてご覧いただけます。写真集の先行販売や限定特典の情報も含まれており、展示と関連出版物の両面から本展を体感できる構成です。
- 展示名:上田晃司・コムロミホ写真展「CHICAGO-ライカで切り取るそれぞれのストリート-」
- 会期:2025年12月24日(水)~2025年1月7日(水)
- 会場:新宿 北村写真機店 地下1F ベースメントギャラリー
- 発表:株式会社カメラのキタムラ(発表日時:2025年12月6日 15時00分)
フィルムとデジタル、二人が選んだライカと素材
本展示の特徴は、上田氏がフィルムで、コムロ氏がデジタルで撮影した二つの表現が並ぶ点にあります。両者がシカゴへ複数回足を運び撮影を続けた作品が展示され、都市の時間や季節の変化、光と影の移ろいが対照的かつ補完的に見えてきます。
上田氏は伝統的なフィルムの粒状感や階調表現を重視しており、使用機材はライカM6、ライカM-P、ライカM7といったフィルムライカに加え、フィルム素材はKODAK TRI-X 400が用いられています。一方でコムロ氏は現代的な高画質表現を活かし、デジタル機のライカM10-P、ライカM11で撮影を行っています。これにより、同じ都市を異なる手法で切り取ることで、素材由来の表現差や撮影者の視点の違いが明確に伝わる展示構成となります。
機材・素材の一覧
- 上田 晃司(フィルム)
- 使用機材:ライカM6、ライカM-P、ライカM7 / フィルム:KODAK TRI-X 400
- コムロ ミホ(デジタル)
- 使用機材:ライカM10-P、ライカM11
写真集「MONOGRAPHY」と展示にまつわる特典情報
上田氏とコムロ氏は共同で制作する写真集シリーズ「MONOGRAPHY」を刊行しており、本展に合わせてその最新版が発行されます。最新版は新宿 北村写真機店のみでの先行販売予定で、購入特典として限定ポストカードが封入される予定です。
ポストカードや販売の詳細については、開催期間中およびそれ以降の案内を含め、後日新宿 北村写真機店の公式ホームページにて発表されるため、購読者は該当ページを確認することが推奨されます。展示と連動した刊行物によって、会場での鑑賞体験が紙媒体として持ち帰れる形に整えられています。
写真家プロフィールとギャラリーの背景
出品者それぞれの経歴を知ることで、展示作品の読み解き方が深まります。下に両氏のプロフィールを要約しますが、展覧会出展に際しての活動履歴や現在の取り組みも含め、展示に反映された視点の一端がうかがえます。
また、ベースメントギャラリーおよび新宿 北村写真機店の施設的背景を理解することで、展示が位置づけられる文脈が見えてきます。ギャラリースペースのリニューアルや店舗機能の紹介も併せて記述します。
出品写真家の略歴
- 上田 晃司
-
フォトグラファー/映像作家。米国サンフランシスコに留学し写真と映像を学んだ後、CMやドキュメンタリーを撮影。帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントを経て独立。雑誌や広告を中心に活動し、世界中の街や風景をライフワークとして撮影している。
最新カメラの使用に加え、4×5の大判や各種フィルムカメラも用いて作品制作を行う。講演・執筆のほか、YouTubeチャンネル「写真家上田晃司の旅とカメラ」で情報発信。ニッコールクラブ アドバイザー、ニコンカレッジ講師、LUMIXアカデミー講師、プロフォトトレーナー、日本写真家協会正会員。
- コムロ ミホ
-
文化服装学院でファッションを専攻し、撮影現場でカメラに触れたことがきっかけでフォトグラファーを志す。アシスタントを経て広告や雑誌の分野で活躍し、街スナップをライフワークに旅を続けている。
執筆や講師活動、YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」での情報発信を行うほか、カメラ好きが集うアトリエ「MONO GRAPHY Camera & Art」をオープンしている。
ベースメントギャラリーと新宿 北村写真機店の役割
ベースメントギャラリーは新宿 北村写真機店の地下1Fに位置する写真ギャラリーで、2024年6月に同館の6Fから移転・リニューアルオープンしました。コンセプトは『地下から写真文化の発信』であり、写真を愛する人々に向けた展示やメーカーとのコラボ企画を展開しています。
新宿 北村写真機店自体は2020年7月にオープンした専門店で、地下から地上まで複数フロアを有し、新品・中古のカメラ売場、ライカを中心としたヴィンテージサロン、修理やメンテナンスを行うサービスカウンター、イベントスペースなどを備えています。2024年6月には6Fにライカブティックを開設しており、写真とカメラを中心としたライフスタイル提案を行う拠点です。
店舗案内・アクセス
以下は新宿 北村写真機店の基本的な店舗情報およびアクセス案内です。会期中の来訪計画に役立つ情報を網羅しています。
- 営業時間:10:00~21:00
- 所在地:新宿 北村写真機店 地下1F ベースメントギャラリー(店舗全体は地下から地上まで)
- 電話番号:03-5361-8300
- ホームページ:https://www.kitamuracamera.jp/ja
アクセスは複数路線からの徒歩圏内で、詳細は次のとおりです。来訪時の参考情報として駅や出口からの所要時間を明記します。
- JR 新宿駅 東口から 徒歩4分
- 東京メトロ 丸ノ内線 新宿駅 A6出口 徒歩1分
- 東京メトロ 副都心線 新宿三丁目駅 A6出口 徒歩1分
- 都営大江戸線 新宿西口駅 A5出口 徒歩4分
- 西武新宿線 西武新宿駅 正面口 徒歩7分
展示や関連刊行物の詳細は、新宿 北村写真機店の公式サイト上で追加発表が行われる予定です。作品展示に関するキャプションや展示点数、会場レイアウト等の具体的な情報も、公式告知を参照してください。
展示内容の整理と要点まとめ
本章ではこの記事で伝えた主な情報を表形式で整理します。展示名、会期、会場、出品者、使用機材・素材、写真集の販売情報、運営者、営業時間、アクセスなど、来場を検討する際に必要な情報を集約しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示名 | 上田晃司・コムロミホ写真展「CHICAGO-ライカで切り取るそれぞれのストリート-」 |
| 会期 | 2025年12月24日(水)~2025年1月7日(水) |
| 会場 | 新宿 北村写真機店 地下1F ベースメントギャラリー |
| 主催・運営 | 株式会社カメラのキタムラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:山﨑 智彦) |
| 出品写真家 | 上田 晃司、コムロ ミホ |
| 使用機材・素材 | 上田:ライカM6、M-P、M7(フィルム:KODAK TRI-X 400) / コムロ:ライカM10-P、M11(デジタル) |
| 写真集 | シリーズ「MONOGRAPHY」最新版を新宿 北村写真機店のみで先行販売予定(限定ポストカード封入予定)。詳細は店HPで後日発表。 |
| 営業時間 | 10:00~21:00 |
| アクセス | JR 新宿駅東口 徒歩4分 / 東京メトロ丸ノ内線 新宿駅A6出口 徒歩1分 / 東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅A6出口 徒歩1分 / 都営大江戸線 新宿西口駅A5出口 徒歩4分 / 西武新宿線 西武新宿駅 正面口 徒歩7分 |
| 連絡先・HP | 電話:03-5361-8300 / HP:https://www.kitamuracamera.jp/ja |
| ギャラリーのコンセプト | 『地下から写真文化の発信』。2024年6月に6Fから地下1Fへ移転・リニューアルオープン。 |
| 著作権表記 | ©Jun UDAGAWA |
以上が本展に関する主要な情報の整理です。展示はフィルムとデジタルという撮影手法の差異を通じて都市の表情を照射する内容であり、会場となるベースメントギャラリーと新宿 北村写真機店の運営体制や販売計画も含めて、鑑賞および収集の観点から関心を持てる構成となっています。