スマホで段位取得 第一回Web書道会展の受賞作発表

第一回Web書道会展

開催日:12月8日

第一回Web書道会展
スマホだけで本当に段位取れるの?
はい。Web書道会アプリでは毎月の課題をスマホから提出し、審査を経て公式の昇級・昇段認定が受けられます。通学不要で遠隔でも段位取得が可能です。
Web書道会展って誰でも応募できるの?
はい。第一回は書道経験や流派、国籍、居住地を問わない完全オープンのオンライン展覧会で、33作品が展示され、受賞結果は公式ページで公開されています。

書道とデジタルが交差した第一回Web書道会展――登録者1,700名超のプラットフォームが示した新たな表現

シースリーレーヴ株式会社が運営するオンライン書道プラットフォーム「Web書道会」は、伝統文化である書道とデジタル技術を融合させる試みとして、2025年に第一回 Web書道会展を開催し、その受賞作品を発表しました。募集を行った結果、33作品がWeb上に展示され、審査を経て各賞が決定しています。プラットフォームの登録者数は1,700名を突破しており、スマートフォン完結型のシステムが広範な参加を可能にしました。

本展覧会は「世界中の誰もが、自由に作品を応募・発表できる」完全オープンのオンライン展覧会として実施され、書道経験、流派、国籍、居住地を問わず作品を募集しました。デジタル展示という特性を活かした多様な表現と、作者それぞれの書に対する思いが反映された作品群が揃いました。公式結果発表ページは以下で確認できます。

https://websyodoukai.com/contests/grand-prix-2024

書道も「DX」の時代へ。スマホで昇段試験ができる『Web書道会』、第一回Web書道展グランプリ結果発表 画像 2

受賞作品の概要

展示された33作品の中から選出されたのは、大賞、特選、金賞、銀賞の各賞です。それぞれの受賞作品は筆致、構成、表現の独自性、精神性など多面的な審査基準で評価されました。以下に公式発表どおり受賞結果を列記します。

受賞作品一覧は展示ページでも閲覧可能で、デジタル上での拡張表現がどのように審査に影響したかもわかります。

書道も「DX」の時代へ。スマホで昇段試験ができる『Web書道会』、第一回Web書道展グランプリ結果発表 画像 3

受賞結果(公式発表)

  • 大賞
    • 作品名:往生安楽国
    • 受賞者:山中千寿 様
  • 特選
    • 作品名:慶雲 / 受賞者:海老原桂雄 様
    • 作品名:月影 / 受賞者:吉永拓郎 様
  • 金賞
    • 作品名:博雅 / 受賞者:アスカ 様
    • 作品名:夢 / 受賞者:mra 様
    • 作品名:一隅照心和 / 受賞者:mamin 様
    • 作品名:天 / 受賞者:そらち 様
    • 作品名:幽玄 / 受賞者:海老原桂雄 様
    • 作品名:飛翔 / 受賞者:吉永拓郎 様
  • 銀賞
    • 作品名:高秋 / 受賞者:マサシ 様
    • 作品名:想いを込めて / 受賞者:Y・S 様
    • 作品名:雪渓 / 受賞者:もとい 様
    • 作品名:洗心 / 受賞者:良知 様
    • 作品名:江山万古情 / 受賞者:臼井和美 様
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スマホで完結する昇段試験とコミュニティ機能――Web書道会アプリの特長

「Web書道会」アプリの最大の特徴は、スマートフォン上で昇級・昇段試験が完結する点です。従来は教室に通い講師の元で段位を受ける形が一般的でしたが、同アプリでは毎月の課題に取り組み、アプリから作品を提出することで公式な段位認定が受けられます。時間や距離の制約を抱える利用者でも段位取得の機会を得られる仕組みです。

さらに、個人の作品をクラウド上で保存し閲覧できる「作品ポートフォリオ」や、他のユーザーと交流するためのコミュニティ機能(「いいね」やコメント)を備え、継続的な学びと表現の場をスマホ内に提供しています。

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アプリの主な機能

  • オンライン昇段試験: 毎月の課題に取り組み、アプリから提出・審査が可能。
  • 作品ポートフォリオ: 自身の作品をクラウド上に記録・保存。
  • コミュニティ機能: 他ユーザーへの「いいね」やコメントで交流。

アプリはiPhone/iOS、Androidの双方で提供されており、ダウンロードリンクは以下の通りです。

  1. iPhone (iOS): https://apps.apple.com/jp/app/id1537300709
  2. Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=social.kai.shodo&hl=ja
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開発背景と技術基盤――「ノーコード×AI」で実現したサービス運営

本サービスの企画・開発・運営はシースリーレーヴ株式会社が一貫して担当しています。同社はノーコード・AI開発によるDX推進および新規事業開発支援を事業の中心に据えており、「Web書道会」もそのノウハウを活用して構築されました。

ノーコードツールとしてはBubbleやFlutterFlowなどを活用し、開発速度と柔軟性を両立。さらに生成AIなどの最新技術を取り入れることで、機能拡張の効率化と品質向上を図っています。単にシステムを提供するだけでなく、自社運営で得た知見を基にクライアント企業の新規事業を伴走支援する点が同社の特徴です。

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シースリーレーヴが提示する価値

圧倒的な開発スピード
ノーコードツールを駆使し、アイデアを迅速に形にします。
AI技術の統合
生成AI等を活用した機能開発によりUXや運用効率を高めます。
事業成功に向けた伴走支援
サービス運営の実践的な知見を活かして、新規事業の立ち上げから運用まで支援します。

会社情報と今回の取り組みの意義

以下はシースリーレーヴ株式会社の概要および今回の取り組みが示す意味合いについて整理したものです。伝統産業のデジタル化やコミュニティアプリの構築を検討する企業にとって、実運用を通じた知見が参考となる点が多くあります。

本プロジェクトは、書道という伝統文化にデジタルの包摂性をもたらし、世界中からの参加を可能にする点で文化交流の新たなモデルとなる可能性を示しています。

シースリーレーヴ株式会社 基本情報

会社名
シースリーレーヴ株式会社
所在地
東京都港区赤坂1丁目5-12 第二虎ノ門ビル3階
代表者
代表取締役 空野 正輝
事業内容
ノーコード・AIを活用した受託開発、サービス運営
コーポレートサイト
https://www.c3reve.co.jp/

要点の整理

以下の表は、本記事で取り扱ったWeb書道会と第一回Web書道会展、及びシースリーレーヴ株式会社に関する主要な情報を整理したものです。展示作品数、登録者数、受賞リスト、アプリの機能、ダウンロードリンク、会社情報などを一目で確認できます。

項目 内容
展覧会名 第一回 Web書道会展(完全オープンのオンライン展覧会)
展示作品数 33作品
登録者数(プラットフォーム) 1,700名超
大賞 作品名:往生安楽国 / 受賞者:山中千寿 様
特選 慶雲(海老原桂雄 様)、月影(吉永拓郎 様)
金賞 博雅(アスカ 様)、夢(mra 様)、一隅照心和(mamin 様)、天(そらち 様)、幽玄(海老原桂雄 様)、飛翔(吉永拓郎 様)
銀賞 高秋(マサシ 様)、想いを込めて(Y・S 様)、雪渓(もとい 様)、洗心(良知 様)、江山万古情(臼井和美 様)
アプリ主機能 オンライン昇段試験、作品ポートフォリオ、コミュニティ機能(いいね・コメント)
アプリダウンロード iOS: https://apps.apple.com/jp/app/id1537300709 / Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=social.kai.shodo&hl=ja
開発手法・技術 ノーコード(Bubble, FlutterFlow等)× AI(生成AI等)による迅速な機能開発と運用
運営会社 シースリーレーヴ株式会社(所在地:東京都港区赤坂1丁目5-12 第二虎ノ門ビル3階、代表:空野 正輝)
関連リンク Web書道会: https://websyodoukai.com/ / コーポレート: https://www.c3reve.co.jp/

デジタル技術によって参加の敷居が下がり、従来は地理的・時間的制約のある分野にも新たな表現の場が生まれています。今回の第一回Web書道会展は、書道とDXの接点を明確にし、今後の展開における事例として注目される内容となりました。

参考リンク: