鈴木祐氏と考える大学生向けキャリアWS開催レポ

著者・鈴木祐氏を迎えた学生向けキャリアワークショップの舞台裏

クロスメディアグループ株式会社（本社：東京都渋谷区千駄ヶ谷、代表取締役：小早川幸一郎）が主催したキャリアイベントが、2025年12月3日（水）に都内で開催されました。本イベントは、ベストセラー書籍『新版　科学的な適職』の著者である鈴木祐氏を招き、大学生を対象に実践的なワークショップ形式で行われました。プレスリリースは2025年12月8日 09時00分に発信されています。

当日は大学1年生から4年生までの参加者が集まり、合計で20名以上が出席しました。会場は開始前から活発なコミュニケーションが見られ、参加者同士の情報交換や事前の期待感が高い状態でプログラムが始まりました。講義形式だけでなく、グループディスカッションを織り交ぜた進行により、参加者は能動的に学びを深める機会を得ました。

開催日時・主催・参加者の詳細

本イベントは、出版事業を中心とするクロスメディアグループ株式会社が主催しました。主催会社の所在地、代表者名、発表日時といった基本情報はプレスリリース内で明記されています。

発表（配信）日時

2025年12月8日 09時00分

開催日時

2025年12月3日（水）

開催場所

都内（詳細会場は主催側管理）

主催

クロスメディアグループ株式会社（代表取締役：小早川幸一郎）

参加者

大学1年生～4年生、20名以上

会場の雰囲気は学生の意欲が高く、開始前から積極的に交流が進んでいました。主催側は出版やメディアを通じた情報発信に加え、今回のようなリアルな学びの場の提供を重視しています。

ワークショップの構成と「7つの大罪」「7つの徳目」を巡る議論

ワークショップは鈴木氏の講義パートと、それを実践に落とし込むグループワークを交互に行う形式で進行しました。科学的な根拠に基づくキャリア選択の考え方をインプットした後、受講生が主体的に議論・共有することで知識を定着させる設計です。

特にテーマとなったのは「仕事を選ぶ上での7つの大罪」と「仕事の幸福度を決める7つの徳目」です。これらを踏まえた3つのグループワークを通して、理論と実践を往復するように理解を深めていきました。

グループワーク①：「仕事を選ぶ上での7つの大罪」

最初のワークでは、多くの人が陥りがちな仕事選びの思い込み、いわゆる「7つの大罪」について議論しました。具体例として取り上げられたのは「好きを仕事にする」といった動機や、「給料の多さで選ぶ」といった判断基準です。

参加者は鈴木氏の解説を元に、自身の経験や価値観と照らし合わせながら各グループで言語化を行いました。議論では、これらの思い込みがなぜ幸福度の低下につながるリスクを含むのか、どのような心理的・データ的根拠があるのかが検証されました。

• 問題提起：一般に信じられている職業選択の直感的判断
• 議論の焦点：なぜ直感的理由だけでは幸福な仕事選びに結びつかないか
• アウトプット：各自の思考のクセを可視化し、代替案を提示

グループワーク②：「仕事の幸福度を決める7つの徳目」

続くワークでは、仕事の幸福度を高める要素として提示された「7つの徳目」について議論しました。プレスリリースでは例示として自由、達成、明確といった語が挙げられており、これらがどのように職場環境や仕事内容に結び付くかが検討されました。

グループごとに「どのような環境で人は幸せに働けるのか」という本質的な問いに対し活発な意見交換が行われ、議論の内容は全体共有を経て鈴木氏からのフィードバックでさらに精緻化されました。参加者は自らの価値観と徳目との整合性を確認する作業を通じ、職業選択の指標を得ました。

1. 徳目の提示と定義（自由、達成、明確など）
2. グループごとの優先順位づけと理由説明
3. 全体共有と講師フィードバックによる修正

グループワーク③：仮想ペルソナへのキャリア提案

最終ワークでは、これまでインプットした「大罪」と「徳目」の知見を用いて、架空の就活生（ペルソナ）に対する具体的なキャリア提案を行いました。参加者は第三者にアドバイスする形で学んだ理論をアウトプットしました。

この実践課題により、理論を自分事として捉えるだけでなく、他者の状況に応じた応用力を養うことができました。ペルソナ設定から提案、フィードバックまでを通じて、参加者は実務的な視点を身に付けました。

目的

学んだ理論を具体的な提案に落とし込む練習

手順

ペルソナ設定→課題抽出→徳目に基づく提案→全体共有

期待される効果

自己の価値観と他者への提案力の両面を鍛える

参加学生の反応と質疑応答の様子

質疑応答の時間には、参加者から「鈴木氏が就活生に戻ったらどう考えて仕事選びをするか」といった等身大の悩みや、キャリア形成に関する鋭い質問が次々に寄せられました。鈴木氏はデータや心理学の知見を交えながら一つひとつに丁寧に答え、具体的な思考法や行動指針を示しました。

イベント終了後も、多くの学生が鈴木氏のもとに列を作り、個別に相談する場面が見られました。学びへの意欲が最後まで途切れない、集中度の高い会となったことが参加者の反応からうかがえます。

• 主な質問例：「自分の価値観をどう可視化するか」「企業選びで何を優先すべきか」
• 講師の回答スタイル：データと心理学に基づく実践的アドバイス
• 終了後の動き：個別相談や名刺交換の列が続いた

参加者の声は、理論だけで終わらない“使える知識”を求める傾向が強く、今回のワークショップはそのニーズに応える構成であったと報告されています。

書籍情報・主催者連絡先と今後の取り組み

イベントのベースとなった書籍は『新版　科学的な適職』（著者：鈴木 祐、発行：クロスメディア・パブリッシング）です。定価は1760円（税込）で、関連リンクとしてAmazonの販売ページ（https://amzn.asia/d/58eBr1Y）がプレスリリースに掲載されています。

本件に関するお問い合わせは、クロスメディアグループ株式会社 広報担当：濱中悠花（Email: hamanaka@cm-group.jp）まで。会社の公式サイトはhttps://cm-group.jp/です。プレスリリース素材として使用された画像ファイルのダウンロードも可能である旨が案内されています。

クロスメディアグループは、書籍やメディアを通じての情報提供に加え、今回のようなリアルな学びの場を継続して提供する方針を示しています。学生と企業の関係性づくりに寄与することを目指し、今後も定期的なイベント開催が予定されている点もプレスリリースで明記されています。

以下に本記事で触れた主要な情報を整理した表を示します。イベントの日時、主催、参加者数、ワークショップの構成、書籍情報、問い合わせ先をひと目で確認できるようにまとめました。

本記事は、クロスメディアグループが発表したプレスリリースの内容を基に、開催日時、進行内容、参加者の反応、書籍および問い合わせ先までを網羅的に整理して伝えた。読者はイベントの構成や得られる学びの性質、今後の接点について理解できる構成とした。