TechTrain、無料でLinux・ネットワーク学習を提供
ベストカレンダー編集部
2025年12月8日 13:03
Linuxとネットワーク追加
開催日:12月8日
AI時代に不可欠な基盤力を無料で学ぶ — TechTrainがLinuxとネットワークを追加
2025年12月8日午前9時01分、株式会社TechBowlが提供する学習プラットフォームTechTrainは、既存の学習ロードマップに新たにLinuxとネットワークの2分野を追加リリースしました。今回の追加は第三弾リリースにあたり、AIや各種言語・フレームワークの学習機会が広がる一方で見落とされがちな基盤領域を、体系的かつ無料で学べるようにしたものです。
TechTrainを運営する株式会社TechBowl(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:小澤 政生)は、初学者から実務者まで幅広く活用できる構成を目指し、実務と直結する範囲に焦点を当てた教材設計を行っています。2019年5月のサービス開始以来、ユーザー数は12,000名を突破し、現在70社・150名を超えるメンターが在籍しています。
追加された二分野の狙いと構成
Linuxとネットワークという領域は、Web開発やクラウド運用の前提となる知識でありながら、独学では学びにくい領域です。TechTrainでは現場で実際に求められるポイントに絞り込み、迷わず学べるロードマップとして整理しました。
今回追加された教材は、初めて触れる受講者にもわかりやすい導入から、実務経験者が自分の理解度を再確認できる設計までをカバーしています。学習の最終的な目的は、現場での判断をスムーズにし、クラウドやWeb開発などの応用領域への橋渡しを行うことです。
Linux分野の主な学習項目
Linux分野では、現場で頻繁に必要となる基本操作を中心に学習します。単なる操作の羅列ではなく、どのような場面でどのコマンドや設定が必要になるかを意識した構成です。
具体的には以下の項目が含まれます。
- 基本操作(シェル操作、ファイル操作、パイプとリダイレクト)
- 権限管理(ユーザー・グループ、所有権、パーミッション)
- ログの取り扱い(ログの場所、ログの読み方、トラブル時のログ活用)
- 環境設定とパッケージ管理(設定ファイルの基本、パッケージ管理)
ネットワーク分野の主な学習項目
ネットワーク分野は、ネットワークの基本的な仕組みから、日常的なトラブルシュートに必要な概念までを含みます。単なる理論に留まらず、実務で使える視点を重視しています。
具体的には以下の項目が含まれます。
- OSI参照モデルと主要プロトコルの役割(TCP/IP、UDP、HTTPなど)
- IPアドレッシングとサブネット、ルーティングの基本
- ネットワーク診断ツール(ping、traceroute、netstat等)の使い方
- セキュリティの基礎(ファイアウォールの概念、ポート管理)
現場での効果と利用シーン
この2分野の追加により、学習者は現場で迷わない基礎力を短期間で身につけることができます。Linux操作やネットワーク理解が深まると、開発・運用の判断速度が向上し、現場の負担軽減にもつながります。
また、クラウドやWeb開発に必要な前提知識を体系的に学べるため、応用領域への移行がスムーズになります。就職や転職においても、言語だけでなくインフラ基礎まで理解している人材は企業から高く評価されます。
企業・教育機関での活用
TechTrainのロードマップはスキルの可視化を意識して設計されており、企業内研修のカリキュラム基盤としても活用しやすくなっています。学習の到達度を管理しやすいため、研修設計や人材育成の指標として利用可能です。
学校支援やスクール向けのコンテンツも整備されており、大学・専門学校・高専など教育現場との並行利用にも対応しています。
サービス構成とTechTrainの提供範囲
TechTrainは個人向けと法人向けの両面でサービスを提供しています。個人向けは学習とキャリア支援、法人向けは研修や技術支援、採用支援を含む包括的なサービスラインナップです。
下記の通り、各サービスの概要を整理します。
- TechTrain(個人向け)
- ITスキルを身につけたい方やIT業界でキャリア構築を目指す方に向けた学びとキャリア支援プラットフォーム。150名以上のメンターが在籍し、実務に基づくナレッジを提供します。
- TechTrain スクール
- 有名IT企業で働くテックリードクラス以上のメンターから学ぶエンジニアスクール。学びから転職まで一貫支援します。
- TechTrain 企業研修
- エンジニア職はもちろん、営業やマーケティングなど幅広い職種向けのITスキル研修を提供します。
- TechTrain 技術支援
- 経営者のIT課題をいつでも相談できるITスペシャリストによるDX支援サービス。技術的な課題解決を支援します。
- TechTrain 採用支援
- エンジニア採用を強力に支援するサービス。現場のエンジニアが納得する人材の発掘を支援します。
- TechTrain 学校支援
- 大学・専門学校・高専といった教育機関向けに、学習と就職支援のプラットフォームを提供します。
以上のサービスは、TechBowlが2018年10月に設立されて以降、事業として継続的に提供されてきたものであり、企業としての基礎情報は以下の通りです。
- 社名:株式会社TechBowl
- 代表:小澤 政生(代表取締役CEO)
- 設立日:2018年10月
- 資本金:100,000,000円(資本準備金含む)
- 所在地:東京都千代田区神田神保町2-32-5 神保町フロント4F
- サービス開始:2019年5月(TechTrain開始)
- ユーザー数:開始から6年で12,000名突破
- メンター:70社・150名以上在籍
担当者コメント、連絡先とまとめ
教育・研修事業責任者の上岡圭介氏は今回の追加について次のように述べています。「Linuxやネットワークといった基盤領域を理解していると、本当に助かる」という現場の声を受け、学ぶ機会が少ない領域を無料で体系的に学べるようにした点、そして学習の進捗や理解度が一目で把握できるUI/UX設計にこだわった点を強調しています。
本件に関する問い合わせは、TechTrainのビジネスサイト(https://business.techtrain.dev/)のフォーム、もしくはEメール(sales@techbowl.co.jp)で受け付けています。個人向け、法人向けそれぞれの連絡先区分が設けられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2025年12月8日 09時01分 |
| サービス | TechTrain(学習プラットフォーム) |
| 追加分野 | Linux、ネットワーク |
| 目的 | 開発・運用現場で必要な基盤スキルの体系的学習、初学者から実務者まで対応 |
| 提供形態 | 完全無料での学習ロードマップ提供(TechTrain内) |
| 運営会社 | 株式会社TechBowl(代表:小澤 政生) |
| 会社所在地 | 東京都千代田区神田神保町2-32-5 神保町フロント4F |
| 問い合わせ | フォーム: https://business.techtrain.dev/ / E-mail: sales@techbowl.co.jp |
| 備考 | 2019年5月サービス開始、ユーザー12,000名突破、メンター150名以上 |
今回の追加リリースは、言語やフレームワークの学習が進む一方で、基盤領域が後回しになりがちな現状を補完する目的で行われています。TechTrainのLinux・ネットワーク分野は、現場で求められる範囲を厳選し、初学者にも実務者にも使いやすい道筋で学べるよう設計されています。企業の研修や学校教育との連携にも配慮された構成で、スキルの可視化と到達度管理が容易になっている点も特徴です。
参考リンク: