フォレスト、鳥羽のバリ風リゾート『Sayaの風』を承継

バリ風リゾート『Sayaの風』がフォレストグループの傘下に入る経緯と日付

株式会社フォレスト（本社：神奈川県足柄下郡湯河原町／代表取締役：石田浩二）は、2025年12月1日に三重県鳥羽市のバリ風リゾートホテル「Sayaの風」の事業を承継しました。該当のプレスリリースは2025年12月8日付で公表されています。

承継対象の施設は正式名称が「Bali＆Resortホテル SAYAの風」で、所在地は三重県鳥羽市安楽島町1075-26、客室数は29室です。電話番号は0599-37-7131、FAXは0599-37-7133、公式サイトはhttps://sayanokaze.jp/です。承継によりフォレストグループは中部地方での事業展開を新たに開始します。

承継日

2025年12月1日（プレスリリース：2025年12月8日）

施設名称

Bali＆Resortホテル SAYAの風

所在地

三重県鳥羽市安楽島町1075-26

客室数

29室

連絡先

TEL：0599-37-7131　FAX：0599-37-7133

施設の特徴と「オール・インクルーシブ」運営の内容

Sayaの風は鳥羽湾を見渡せる高台に位置するバリ風のリゾートホテルで、館内・客室ともにバリの雰囲気を取り入れたインテリアを特徴とします。客室タイプには海のパノラマを望むツインルームなどがあり、屋上のスカイデッキから雄大な風景を望めます。

運営形態としてはオール・インクルーシブスタイルを採用しており、宿泊料金に主要なサービスが含まれています。チェックイン後はビール・カクテル・ワイン・日本酒・ソフトドリンクが飲み放題で提供され、温泉や岩盤浴などの温浴設備も宿泊料金に含まれています。

館内設備と娯楽サービス

館内には多様な娯楽施設が整備されています。カラオケルームやリラクゼーションスペースのほか、漫画コーナーなど滞在を豊かにする設備が並びます。バリ風の空間でリラックスしながら多様なアクティビティを楽しめる構成です。

具体的な設備・サービスは宿泊料金に含まれる形で提供され、提供範囲が明確な点がオール・インクルーシブの利点です。以下に主要設備を整理します。

• 客室：29室（ツインルームを含む）
• 温浴設備：温泉、岩盤浴、貸切風呂（森の中に佇む貸切風呂）
• 娯楽：カラオケルーム、リラクゼーション＆漫画コーナー、スカイデッキ
• 飲食：チェックイン後の飲み放題（ビール・カクテル・ワイン・日本酒・ソフトドリンク）
• 料理：季節の食材を使ったシェフ特製の創作フレンチなど

株式会社フォレストの事業展開と運営ノウハウ

フォレストグループは1999年1月20日の設立以降、神奈川県湯河原を拠点にホテルや旅館などの運営を行ってきました。代表取締役は石田浩二、資本金は50,000,000円、従業員数は337名（グループ全体で554名、2025年11月時点）です。

2025年12月の時点でフォレストが管理する宿泊施設は創業の地である「ホテル城山」を含めて21の施設に達しています。宿泊業に加えて、バス事業・旅行業、飲食提供、旅館経営コンサルティングなど複合的な事業領域を持つことが特徴です。

事業拡張とM&Aの取り組み

フォレストはM&Aや経営受託を活用して事業拡大を図ってきました。平成22年（2010年）にはバス事業・旅行業の許可を取得し、宿泊とバス旅行を組み合わせたツアー提供を可能にしました。

以降の主な取得・運営開始実績は次の通りです。これらはフードや流通、宿泊運営の強化につながっています。

1. 平成25年（2013年）：株式会社富士フードサービス（学校給食等）取得
2. 平成26年（2014年）：株式会社魚浦商店（魚類卸売業）取得
3. 平成27年（2015年）：株式会社フォレストフォーシーズン（ホテルサンルート栃木運営）取得
4. 平成29年（2017年）：株式会社ニューみやこ（こころをなでる静寂 みやこ運営）取得
5. 令和4年（2022年）：有限会社白山菖蒲亭（湯の宿 白山菖蒲亭運営）取得
6. 令和6年11月（2024年11月）：フォレストリゾート初のグランピングリゾート「ITU」（栃木県那須郡那須町）運営開始

グループ主要施設と事業所

プレスリリースにはグループ内の主要事業所とグループ会社の概要が明示されています。施設運営・食事提供・流通といった各領域をグループ内で連携しており、旅行から食事提供、宿泊まで一気通貫で提供する体制を整えています。

以下にプレスリリースに記載のグループ各社・施設を記載します。

承継の意義と地域への波及、問い合わせ先

フォレストグループは、Sayaの風のバリ風内装やオール・インクルーシブという運営スタイルを引き継ぎつつ、グループが培ってきた事業再生や運営ノウハウを活かして事業規模の拡大を図る方針です。中部地方での事業展開は地域活性化に対する貢献を念頭に進められます。

承継を受けたことで期待される効果は複数あります。宿泊需要の取り込み、滞在時間の延長、地域内の雇用創出や観光関連事業との連携強化などが挙げられます。フォレストグループは宿泊、飲食、バスといった事業間の連携を強めることで観光・旅行商品全体を通した提案力を高める狙いです。

• 中部地方での事業展開開始によるエリア拡大
• オール・インクルーシブ型リゾートの運営ノウハウ共有
• 地域資源と連動した観光商品の創出

本件に関する問い合わせ先は以下の通りです。株式会社フォレスト 企画部（萩原、林）が担当しています。連絡先は電話0465-43-7262、FAX0465-43-7261、E-mail：info@its-forest.jp、会社HP：www.its-forest.jpです。

以上がプレスリリースに基づく事実の整理です。承継されたバリ風リゾート『Sayaの風』の施設情報、オール・インクルーシブの提供内容、フォレストグループの事業規模とグループ各社の概要、ならびに問い合わせ先を本稿で一覧化しました。