12/26公開 ハンス・ジマー新次元の劇場予告完成

ハンス・ジマー新次元上映

開催日:12月26日

ハンス・ジマー新次元上映
いつどこで観られるの?
先行は2025年12月26日からTOHOシネマズ日比谷で公開。1/9から梅田・すすきの、1/16吉祥寺、1/23京都でも順次上映。鑑賞料は一般3,000円です。
本編って演奏だけ?トークとかもあるの?
演奏映像に加え、ハンス・ジマーのトークやジェリー・ブラッカイマー、ガイ・リッチーらの裏話トークも収録。約140分、4K/5.1chの高音質で上映されます。

映画館で体験する“ハンス・ジマーの新次元”──劇場予告編が完成

映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが監修・ゲスト出演するコンサート映画『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』の劇場予告編が完成し、TOHOシネマズ 日比谷で12月26日(金)より先行上映が開始されます。予告編の完成は本編上映に先立つ重要な情報であり、作品の音楽性と映像表現の方向性を象徴するものです。

今回の作品は、2024年に行われた13カ国ツアーのうち、ハンス・ジマーが特別出演したポーランド・クラクフ公演を収録したコンサート映画です。劇場予告編の公開により、本編で提示される演奏の雰囲気やゲストの顔ぶれ、映像美がより具体的に伝わることになります。

<映画館で、コンサートを超える感動体験>12/26(金) 〜TOHOシネマズ 日比谷にて先行公開する『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』劇場予告編が完成しました 画像 2

予告編と本編の特色

予告編は、本編が提示する「クラシカルで落ち着いた音楽性」と「会場全体が一体となる躍動感」という二つの側面を示しています。これまでの派手な演出で話題を呼んだコンサート作品(今年7月公開の『ハンス・ジマー&フレンズ:ダイアモンド・イン・ザ・デザート』)とは対照的に、本作は長年のパートナーである指揮者ギャヴィン・グリーナウェイの手腕により、よりクラシックな印象を強めた演奏が展開されます。

その一方で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ライオン・キング』『Mother Africa』などの楽曲では会場全体がリズムと躍動感に包まれる瞬間が描かれ、観客に新たな感動をもたらす演出が施されています。予告編はそのコントラストを短い時間で的確に伝える編集となっています。

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演奏・出演陣と収録の背景

本作は単なるコンサート収録に留まらず、ハンス・ジマーの音楽と関係者によるトークを組み合わせた構造を持っています。本編にはハンス自身のトークに加え、プロデューサーや監督として関わった関係者、具体的にはジェリー・ブラッカイマーやガイ・リッチーといった長年の友人たちが登場し、楽曲制作時のエピソードや映画音楽制作の舞台裏に触れる場面が含まれます。

収録はクラクフ公演で行われ、指揮はギャヴィン・グリーナウェイ。演奏はオデッサ・オーケストラ&フレンズ、ナイロビ室内合唱団、そして複数のソリスト陣によって支えられています。日本からはチェリストの村中麻里子が参加し、力強く華麗なダイナミックな演奏で本編に彩りを添えます。

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参加アーティストとコーラス・オーケストラ

  • 指揮: ギャヴィン・グリーナウェイ
  • オーケストラ: オデッサ・オーケストラ&フレンズ
  • コーラス: ナイロビ室内合唱団
  • ソリスト: リサ・ジェラード、レボ・エム、ルサンダ・パンフィリ、エリアーヌ・コレア、ペドロ・エウスターチェ
  • 日本人出演: チェリスト 村中麻里子

これらの顔ぶれによって、ジマーの代表曲が多彩な表現で再構築されています。リサ・ジェラードは『グラディエーター』での独特の歌唱を、レボ・エムは『ライオン・キング』での存在感ある歌声をそれぞれ堪能させます。

また、本作はオーパス・クラシクの「年間最優秀賞ツアー賞」を受賞したツアーの一環を記録した作品です。オーパス・クラシクはドイツにおける権威あるクラシック音楽賞であり、『年間最優秀賞ツアー賞』という評価は、本コンサートの音楽的・演奏的水準の高さを示す指標となります。

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上映情報・料金・技術仕様

先行公開は東京のTOHOシネマズ 日比谷にて2025年12月26日(金)から開始されます。その後の公開スケジュールは以下の通りです。

先行上映
2025年12月26日(金)〜 TOHOシネマズ 日比谷
続行上映
2026年1月9日(金)〜 TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ すすきの
追加上映
2026年1月16日(金)〜 吉祥寺オデヲン
京都上映
2026年1月23日(金)〜 京都シネマ

上映素材は4K / 5.1ch DCPでの提供が予定されており、約140分(予定)の上映時間となります。音楽ミキシングはアラン・マイヤーソンとEva Reistadが担当し、音響面においても高い品質を保持する設計です。

鑑賞料は特別鑑賞料が設定されており、一般 3,000円/学生・障がい者 2,500円です。なお、劇場のスクリーンや座席タイプによってはアップチャージ料金が発生する場合があります。

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本編内容の目録(セットリスト)

本編には以下の楽曲が含まれています。コンサート形式での演奏は、新たなアレンジと大編成による演奏表現で提示されます。

  1. 『ドライビング MISS デイジー』
  2. 『ザ・ロック』
  3. 『パール・ハーバー』
  4. 『ダークナイト』
  5. 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
  6. 『グラディエーター』
  7. 『インターステラー』
  8. 『ワンダーウーマン』
  9. 『カンフー・パンダ』
  10. 『シャーロック・ホームズ』
  11. 『DUNE/デューン 砂の惑星』
  12. 『プリンス・オブ・エジプト』
  13. “Mother Africa”
  14. 『ライオン・キング』
  15. 『インセプション』
  16. 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
  17. 『マン・オブ・スティール』
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制作クレジットと関連情報

本作はドイツ制作のコンサート映画で、制作年は2025年。製作はSemmel Concerts、RCI Global、Tomek Productions、ZDF、SONY CLASSICAL、Kinescope Filmといった国際的な制作陣が担当しています。監督はマティアス・グレヴィング、撮影監督はクリストファー・シュテックレ、編集はハーゲン・シェーネが務めています。

音楽はハンス・ジマーが担当し、音楽ミキシングは前述のアラン・マイヤーソンとEva Reistadが参加。上映素材は4K / 5.1ch DCPで提供され、日本配給はカルチャヴィル合同会社が行います。日本公開情報の公式ページは以下です。

https://www.culture-ville.jp/twohz

作品名(英語)
THE WORLD OF HANS ZIMMER – A NEW DIMENSION
邦題
ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ
上映時間
約140分(予定)
制作年・制作国
2025年・ドイツ
日本配給
カルチャヴィル合同会社

また、本作の背景として、ジマーはアカデミー賞®2回、ゴールデングローブ賞®3回、グラミー賞®5回など多数の受賞歴を有し、近年は『デューン:砂の惑星 Part One』や『トップガン マーヴェリック』、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』などの主要作で知られています。最近の作業にはジョセフ・コシンスキー監督作『F1』の音楽も含まれます。

指揮者ギャヴィン・グリーナウェイは映画音楽の指揮経験が豊富で、『グラディエーター』『パール・ハーバー』などで指揮を務めた実績や、ドリームワークス作品の音楽指揮、ディズニーのイベント音楽制作、ポール・マッカートニーのオラトリオ指揮など多岐にわたる活動歴を持っています。

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関連パッケージ情報

本作に関連して、今年7月に劇場公開された別作品『ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート』のパッケージが2026年1月28日に発売予定です。こちらはドバイでのライヴ・パフォーマンスを収録し、豪華トークゲストとの対談も含むコンサート映画のパッケージとなります。

  • 発売日: 2026年1月28日
  • 価格: ¥5,500(税込)/¥5,000(税抜)
  • 品番: SIXP58

これらのリリースは、ジマーの映像作品と音楽を異なる形で楽しむ機会を提供し、劇場上映とソフト販売の双方から彼の音楽世界を掘り下げられるようになっています。

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本記事の要点整理

以下の表は、本記事で扱った主要情報をまとめたものです。公開日、上映館、料金、制作クレジット、セットリストの主要項目などを整理しています。映画館で体験するコンサート映画の情報を、鑑賞予定の判断材料として参照ください。

項目 内容
作品名(邦題) ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ
作品名(英語) THE WORLD OF HANS ZIMMER – A NEW DIMENSION
先行公開 2025年12月26日(金)〜 TOHOシネマズ 日比谷
追加公開 2026年1月9日(金)〜 TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ すすきの
2026年1月16日(金)〜 吉祥寺オデヲン
2026年1月23日(金)〜 京都シネマ
上映時間 約140分(予定)
上映素材 4K / 5.1ch DCP
鑑賞料 一般 3,000円/学生・障がい者 2,500円(スクリーン・座席タイプでアップチャージの可能性有)
監督/撮影/編集 監督: マティアス・グレヴィング
撮影監督: クリストファー・シュテックレ
編集: ハーゲン・シェーネ
音楽/音楽ミキシング 音楽: ハンス・ジマー
音楽ミキシング: アラン・マイヤーソン、Eva Reistad
製作会社 Semmel Concerts、RCI Global、Tomek Productions、ZDF、SONY CLASSICAL、Kinescope Film
主な出演・演奏 ハンス・ジマー(ゲスト出演)、指揮: ギャヴィン・グリーナウェイ、オデッサ・オーケストラ&フレンズ、ナイロビ室内合唱団、リサ・ジェラード、レボ・エム、ルサンダ・パンフィリ、エリアーヌ・コレア、ペドロ・エウスターチェ、村中麻里子(チェロ)
セットリスト(主な楽曲) 『グラディエーター』『ライオン・キング』『インセプション』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『インターステラー』ほか全17曲
公式情報 https://www.culture-ville.jp/twohz

本稿では劇場予告編の完成、収録背景、出演・制作陣、上映スケジュール、鑑賞料金、技術仕様、セットリスト、関連パッケージ情報(『ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート』のソフト発売情報)など、プレスリリースで提供された全ての情報を整理して伝えた。映画館の大スクリーンで提示されるコンサート映画としての構成と、関係者によるトークを含む構成が明確に示されている点が本作の特徴である。

参考リンク: