1月28日発売|全長84.5cm『クイーン・エメラルダス号』模型
ベストカレンダー編集部
2025年12月9日 18:00
エメラルダス号刊行開始
開催日:1月28日
松本零士作品の重要人物、クイーン・エメラルダス号が模型で復活
松本零士の代表作群において『キャプテンハーロック』と双璧をなす人気キャラクター、女海賊エメラルダス。その座乗艦である『クイーン・エメラルダス号』が、アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社の分冊百科シリーズにより、ダイキャストギミックモデルとして新たに商品化されます。シリーズは週刊『アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる』の延長として企画され、2026年1月28日(水)発売の第126号からスタートします。
本モデルは1979年8月公開の劇場版『銀河鉄道999』に登場するクイーン・エメラルダス号をもとに再現したもので、原作・劇場設定を尊重しつつ新規に細部設計が行われています。既に刊行されている『アルカディア号』と同スケールで並べて楽しめる設計ですが、アルカディア号や999号のモデルは本商品には含まれません。
登場キャラクターと船の位置づけ
エメラルダスは“愛する人を探す”という設定で銀河を旅する女海賊であり、松本零士ワールドの中心的存在です。彼女の戦艦である本艦は、海賊のシンボルである船首のどくろや帆船に似たブリッジ構造、独自の武装と航行灯によって視覚的にも強い印象を残します。
本シリーズは、既刊の週刊『アルカディア号』が好評を得たことを受け延長される形で企画され、全125号で完結予定だった刊行番号の続きとなる第126号から第225号までの全100号で構成されます。シリーズ開始日は2026年1月28日です。
1/400スケール、全長約84.5cm──ハイディテールと多彩なギミック
本モデルは1/400スケール、全長約84.5センチという大型モデルで、ダイキャスト素材を用いた重量感と精緻な造形を両立させています。船体は飛行船型のフォルムを持ち、青色の迷彩塗装、船首のどくろのレリーフ、帆船型の船底ブリッジなど劇中イメージを再現しています。
また、光・音・可動・音声といったギミックを多数搭載し、単なる静態模型に留まらない臨場感を目指しています。下記に主要ギミックを詳細に列挙します。
- 帆船型ブリッジ:船底に配置された帆船型ブリッジは、船尾楼の窓が静かに明滅する演出を備えています。左右舷側のレーザー砲は発射音と連動して発光します。船体下部の照明により女神像を照らし出します。
- 前部ビーム砲:船体前部側面左右に設置。ハッチが後方へスライドし、発射音と連動して砲口が点灯します。
- 上部ビーム砲:前方上部左右に配置された本商品オリジナル武装。ハッチが前方から後方へ流れるように開き、発射音で砲口が点灯します。
- 後部ビーム砲:船体後部左右のオリジナル武装。ハッチが下方にスライドし、発射音とともに砲口が点灯します。
- 船首どくろライト:船首のどくろレリーフは円形に配されたライトとともに静かに明滅します。
- エンジンノズル:船尾の4基の噴射口は、エンジン効果音に同期して発光します。
- 戦闘デモモード:専用コントローラーの〈戦闘デモ〉ボタンで各部の照明、ビーム砲等がフルオートで稼働し、戦闘シーンを一斉に再現します。
船体発光ギミックと演出パターン
船体には複数の発光パターンが用意され、側面窓は前方から後方へと流れるリレー発光を行います。これにより劇中の航行シーンを想起させる演出が可能です。
- パターン1:黄色とピンクの明滅
- パターン2:水色から濃い青への明滅
- パターン3:薄い黄色と濃い黄色の明滅
これらは専用コントローラーで切替可能となり、多彩な表示変化で鑑賞や撮影、展示における表現の幅を広げます。
仕様・付属品・制作陣と操作系
本モデルのデザイン・開発は、引き続き野中剛氏が担当しました。野中氏は大手玩具メーカーでの企画から設計、製造、流通に至るまでの経験を有し、本シリーズでも細部を追求した新規設計を行っています。
付属品や操作周りの仕様は下記の通りです。付属のフィギュアや専用コントローラーにより、模型本体のギミックを直感的に操作できます。
- 付属フィギュア
- エメラルダスとトチローのフィギュアが付属。フィギュアは専用コントローラーにセットしてディスプレイ可能で、単体でも展示できます。
- 専用コントローラー
- 発光、自動可動アクション、サウンドギミックを操作可能。〈セリフ〉ボタンで劇場版『銀河鉄道999』劇中のエメラルダス(CV:田島令子)のセリフを再生できます。ディスプレイ部にフィギュアを配置できます。上面カバーはスライドしてコンソールパネルが現れます。
- ギミック連携
- 発射音、エンジン音、各種照明と可動が連動する設計。戦闘デモモードで一斉稼働が可能です。
模型は完成後に単体での鑑賞・撮影用の展示を想定した設計で、同スケールの『アルカディア号』『999号』と並べての展示が可能です。ただしそれらのモデルは本商品に含まれません。
開発者と著作表記
デザイン・開発:野中剛(本シリーズ担当)。同氏は玩具企画から製造・流通までの一連の工程に精通しており、今回も新規設計により高密度なディテールとギミックを実現しています。
著作表記:© 松本零士/零時社・東映アニメーション
刊行・販売情報とプレミアム定期購読の特典
発売は2026年1月28日(水)から、週刊にて刊行されます。刊行号数は本コレクションの第126号から第225号までの全100号です。判型はA4変形で、全国の書店および商品ウェブサイトでの販売が予定されています。現在定期購読の受付が行われており、申し込みは商品サイトの専用ページから可能です。
商品サイトと定期購読ページはこちら: https://hcj.jp/emeraldas/p
- 価格
- 各号 2,199円(10%税込)。プレミアム定期購読の場合は各号 2,449円(10%税込)、これは毎号250円(10%税込)を追加する形となります。
- 刊行頻度
- 週刊
- 刊行号数
- 全100号(第126~225号)
- 判型
- A4変型
- 発売日
- 2026年1月28日(水)
- 販売場所
- 全国の書店、商品ウェブサイト
- 商品に関するお問い合わせ
- アシェット・コレクションズ・ジャパン㈱ お客様サービスセンター: https://hcj.jp/contact.html
プレミアム定期購読の特典内容
プレミアム定期購読に申し込むと、毎号の追加料金(250円/各号、10%税込)により、ここでしか手に入らない特典が付与されます。特典の中核は最終号と同時期に届けられる1/1スケールの『重力サーベル』です。
重力サーベルは全長85cmで立体化され、発光・発射音・完全可動の仕様を有します。専用台座が付属し、ディスプレイが可能です。最終号と同時期の発送が予定されています。
記事の要点を表で整理
以下に本プレスリリースで紹介された主要情報を表にまとめ、発売までの基礎情報や仕様、申込先を一目で確認できるように整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 『クイーン・エメラルダス号 ダイキャストギミックモデルをつくる』(『アルカディア号』延長シリーズ) |
| 対象号 | 第126号~第225号(全100号) |
| 発売日 | 2026年1月28日(水) |
| 刊行頻度 | 週刊 |
| 価格 | 各号 2,199円(10%税込)/プレミアム定期購読 2,449円(10%税込) |
| スケール・サイズ | 1/400スケール、全長約84.5cm |
| 素材・特徴 | ダイキャスト主体、光・音・音声・可動ギミック搭載、ハイディテール |
| 付属品 | エメラルダスとトチローのフィギュア、専用コントローラー(ディスプレイ可能) |
| プレミアム特典 | 1/1スケール(全長85cm)重力サーベル(発光・発射音・可動)+専用台座(最終号と同時期にお届け) |
| デザイン・開発 | 野中剛氏 |
| 販売場所 | 全国の書店・商品ウェブサイト(https://hcj.jp/emeraldas/p) |
| お問い合わせ | アシェット・コレクションズ・ジャパン㈱ お客様サービスセンター: https://hcj.jp/contact.html |
| 著作表記 | © 松本零士/零時社・東映アニメーション |
以上がプレスリリースの要点と仕様の整理です。本モデルは劇場版『銀河鉄道999』に登場するクイーン・エメラルダス号を原型とし、野中剛氏の新規設計によりディテールとギミックを両立させた大型ダイキャストモデルです。発売は2026年1月28日、定期購読やプレミアム定期購読の申込みは商品公式サイトから受け付けられます。
参考リンク: