カードゲームで学ぶ金融教育を柏市の小6が体験

ライフプロデュース出前授業

開催日:11月20日

ライフプロデュース出前授業
これはどんな授業なの?
カードゲーム「ライフプロデュース」を使い、仮想の人生でお金と時間の配分を体験しながらライフプランや選択の重要性を学ぶ参加型の金融・キャリア教育です。対象は小高学年〜高校。
うちの学校でも導入できる?費用や申込はどうするの?
導入は可能で、ブロードマインドが出前授業を提供中。対象は小学校高学年〜高校。費用や日程は問い合わせフォームか広報窓口で相談して確認してください。

ゲームで疑似体験する「人生の選択」—柏市立酒井根小学校での出前授業

ブロードマインド株式会社は、カードゲームを用いた学校向け金融・キャリア教育プログラム「ライフプロデュース」を、2025年11月20日に千葉県柏市の柏市立酒井根小学校6年生94名を対象に実施しました。プレスリリースは2025年12月10日11時00分に公開されています。

この授業は、同社が掲げるパーパス「金融の力を解き放つ」に基づく取り組みの一環であり、2024年9月から開始した出前授業はこれまでに延べ2,000人超の児童生徒に提供されています。柏市立酒井根小学校では昨年度の6年生にも実施しており、今年度は継続の依頼を受けての実施となりました。

「人生の練習」ができる学校向け金融/キャリア教育ゲームを小学6年生94名に実施 画像 2

「ライフプロデュース」の構造と授業の進行

プログラム「ライフプロデュース」は、ブロードマインドが開発したカードゲームを用い、参加者が仮想の人生を体験しながらライフプランやお金・時間の配分を学ぶものです。お金を稼ぐこと自体を目的とするのではなく、「限られたお金と時間をどう使って“叶えたいこと”を実現するか」をテーマに据えています。

対象は小学校高学年・中学校・高校を想定しており、総合・探究活動、キャリア教育、金融教育の授業と連携しての活用が想定されています。授業の実施エリアやプログラムの詳細は同社の案内ページでも公開されています。

授業で使われる仕組み

授業はカードゲームを中心に進行します。ゲームにより各自が仮想の人生を進め、選択と結果の関係を体験的に学びます。時間の使い方やお金の使い方を調整しながら「叶えたいこと」を達成していくプロセスが組み込まれています。

具体的には次の要素が含まれます。

  • 仮想収入・支出:限られた資源の中で優先順位を考える。
  • 時間配分の体験:家族や趣味、仕事といった要素のバランスを学ぶ。
  • 複数回のラウンド:1回目と2回目での選択の違いを比較・考察する構成。

児童の反応と授業からの学び

当日の授業に参加した6年生94名からは、ゲーム体験に関する感想や大人になった自分へのアドバイスが多数寄せられています。ここではプレスリリースに掲載された児童の声を抜粋せずすべて紹介します。

ゲーム体験に関する感想は次の通りです。児童たちは1回目と2回目の違いを実感し、資源の使い方や家庭・趣味のバランスについて具体的に考えていました。

  • 1回目よりもお金に余裕があって子どもの希望を2人とも叶えられた。仮想の人生だけど、結構リアルでいい経験になった。
  • お金や時間を一度にたくさん使ったり、逆に余らせたりするよりも少しずつ使ってちょうど良くするのがいいと分かった。
  • 2回目のほうがやりたいことを全て叶えられた。またやりたい!家にほしい!
  • 人生のお金の配分や時間の使い方をどのようにすれば良いか分かった。
  • 子どもを大切にしすぎると自分の趣味の時間がなくなることに気付いた。でも子どもは大切にしていかなければいけないので大変。子どもを大切にしつつ、自分の趣味も大切にする!

また、ゲームを基に将来の自分へ向けたアドバイスとしては次の声がありました。

  • もっともっと将来のことについて考えたいと思いました。
  • 何かやりたいことがあるなら、他のものを我慢したり、使いすぎたりすることがないようにしてね。
  • 好きなことをするには時間とお金がかかる。
  • 保険は入っておいた方がいいよ!未来の人生が楽しみ!
  • 諦めずにいろいろなことを考えていれば、やりたいことや経験したいことができるよ。

授業の意図と教育的効果

ブロードマインドは、このような体験型教育を通じて、まだお金について考える機会が少ない若年層にも、ライフプランニングや本質的な金融教育を推進することを目指しています。目的は、大人になった時に必要なタイミングで必要なお金を使える判断力を養うことや、理想の人生を諦めないための思考習慣を育むことにあります。

授業は単なる知識伝達ではなく、選択と結果を体感するゲーミフィケーションを用いることで、参加者自身が自分の価値観や優先順位を確認できる構成になっています。

実施情報・会社概要・問い合わせ先

今回の出前授業に関する詳細な情報や、出張授業の開催を検討する学校関係者向けの問い合わせ先は以下の通りです。取材やメディア撮影に関する注意事項も明記されています。

実施日時
2025年11月20日(参加者:柏市立酒井根小学校6年生 94名)
プレスリリース公開日
2025年12月10日 11:00
出前授業提供開始
2024年9月から実施。延べ2,000人超が参加。
対象
小学校高学年・中学校・高校(総合・探究、キャリア教育、金融教育での活用を想定)

ブロードマインド株式会社の事業内容やサービスについてもプレスリリースに詳細があります。同社は保険・証券・住宅ローンなど幅広い金融商品について無料でFPに相談できる『マネプロ』や、金融教育プログラム『ブロっこり』などを提供しています。

会社の基本情報と問い合わせ先は次の通りです。出張授業開催希望や取材依頼はいずれも下記へ連絡可能です。

会社名
ブロードマインド株式会社(https://www.b-minded.com/)
代表者
代表取締役社長 伊藤清
本社所在地
〒150-6233 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー33階
設立
2002年1月
事業内容
フィナンシャルパートナー事業(個人・法人向け金融コンサルティング/金融経済教育、ファイナンシャル・ウェルビーイングに関するデジタルプロダクト開発提供)
広報担当(プレスリリース・取材)
冨永・志村 TEL:03-5459-3091(直通) / mail:bm-pr@b-minded.com
出張授業開催希望・検討の問い合わせ
広報担当:冨永・志村 問い合わせフォーム:https://form.run/@bm-pr-lifeproduce-school

撮影・取材についての注意事項として、当日当社広報やメディア(テレビ・新聞など)による撮影・取材が入る場合があり、会場参加者が映り込む可能性や、掲載・報道される場合がある点が明示されています。

まとめ:授業の要点と基本情報の整理

以下の表は、本記事で取り上げた出前授業「ライフプロデュース」に関する主要事項を整理したものです。表の後に簡潔な締めくくりの文章を付けます。

項目 内容
プログラム名 ライフプロデュース(カードゲームを用いた仮想人生体験)
実施日 2025年11月20日
実施校 柏市立酒井根小学校(千葉県柏市)6年生 94名
提供開始時期 2024年9月より出前授業を提供(延べ2,000人超の参加実績)
目的 限られたお金と時間をどう使うかを体験的に学び、ライフプランの重要性を理解すること
対象 小学校高学年・中学校・高校(総合・探究・キャリア・金融教育向け)
主催・提供 ブロードマインド株式会社
会社URL https://www.b-minded.com/
問い合わせ(広報) 冨永・志村 TEL:03-5459-3091 / mail:bm-pr@b-minded.com
出張授業申込 https://form.run/@bm-pr-lifeproduce-school
留意点 当日、撮影・取材が入る可能性あり。報道等で参加者が映り込む場合がある。

本件は、体験型のゲーミフィケーションを通じて若年層にライフプランニングや金融リテラシーの基本を伝える事例です。児童の反応からは、選択の重要性や時間・お金の配分を繰り返し考えることの有効性が示されており、教育現場での実践的な学びとして位置付けられます。

参考リンク: