ライフネット生命、消費者を動かしたCMで受賞

ライフネットCM受賞

開催日:12月10日

ライフネットCM受賞
ライフネットのCMって何を受賞したの?
ライフネット生命はCM総研主催の『BRAND OF THE YEAR 2025』で「消費者を動かしたCM展開」を受賞。2021、2022、2024に続き今回で4度目の受賞で、CM好感度は6,596銘柄中99位に入った。
どのCMが特に評価されたの?
特に『10秒見積り篇』(松田るか・飯島寛騎)が高評価で長期にわたり好感度を維持。2025年7月開始の『正直劇場』シリーズも消費者行動を促し、業績(保有契約年換算保険料)が前年同期比119.3%に成長した。

ライフネット生命のテレビCMが示した「消費者を動かす力」

ライフネット生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横澤淳平、URL:https://www.lifenet-seimei.co.jp/)は、2025年12月10日15時40分付で、同社のテレビCMがCM総合研究所(以下、CM総研)主催の「BRAND OF THE YEAR 2025」において、『消費者を動かしたCM展開』を2年連続で受賞したと発表しました。

本受賞は、対象期間に放映されたテレビCM全6,596銘柄のうち、消費者アンケートで高評価を得たうえで業績への寄与が確認できたCMに贈られるもので、同社は過去に2021年度、2022年度、2024年度に続き今回で4度目の受賞となります。調査対象の6,596銘柄中でのCM好感度は総合99位にランクインし、年齢・性別を問わず幅広い支持を集めた点も評価対象となりました。

ライフネット生命保険 テレビCMがBRAND OF THE YEAR 2025「消費者を動かしたCM展開」を2年連続で受賞 画像 2

受賞の背景にある要素

CM好感度や認知向上にとどまらず、実際の業績拡大に寄与した点が選定の重要な要素です。ライフネット生命のCM群は「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」という同社の「生命保険マニフェスト」を体現し、消費者行動に結びついた点が明確でした。

具体的には、2025年度第1四半期における保有契約年換算保険料が前年同期末比119.3%となるなど、広告効果が業績へ反映されていることが示されています。このような定量的な成果が、単なるクリエイティブ評価ではなく「消費者を動かした」と認められる根拠となりました。

代表的なCMとシリーズ構成 — キャストと演出の特徴

受賞対象となったライフネット生命のCM群には多様な作品が含まれています。調査期間中(2024年10月20日〜2025年10月19日)に放映され、調査対象となった同社のCMは24作品が確認されています。

その中でも特に消費者好感度が高く、かつ放映量が多かった代表的な作品を具体的に紹介します。

「10秒見積り篇」:松田るか、飯島寛騎出演

「10秒見積り篇」は、2024年3月放映開始のCMで、印象的な冒頭のセリフ“自分の保険料、知ってる?”で視聴者の関心を引き、ライフネットの10秒見積りの利便性・明瞭さを伝え続けています。出演は松田るかさんと飯島寛騎さんで、二人のはつらつとした掛け合いが好評でした。

放映から1年半以上が経過しても高いCM好感度を維持している点が特徴です。放送頻度と好感度の両面で成果を挙げ、調査期間中に最も多く放映され、高い評価を得たCMとされています。

「正直劇場」シリーズ:ライフネッコ・ミツモロウと太郎の掛け合い

2025年7月から開始したシリーズは、声の出演に津田健次郎さん(ライフネッコ・ミツモロウ役)と、柄本時生さん(太郎役)を配した舞台設定で展開します。ミツモロウはネコ型の妖精キャラクターで、太郎に対して保険選択のポイントを示す役回りです。

シリーズ内の代表作としては、母親に勧められて漠然と保険に入ろうとする太郎にミツモロウが助言する「おすすめされたらミツモロウ篇」、誕生月に年齢が上がることで保険料が高くなる点を指摘し“月末までにやっちゃいな”と促す「誕生月前にミツモロウ篇」があり、いずれも具体的な消費者行動を促す内容です。

その他の注目CM

調査期間に放映された他のCMとして、マツコ・デラックスさん出演の「土手のマツコさん篇」や、松田るかさん・飯島寛騎さん出演の「9万円の節約篇」なども含まれ、いずれもライフネットの“わかりやすさ・正直さ”を前面に出したメッセージが共通しています。

以下に主な出演者と作品をリストとして整理します。

  • 松田るか、飯島寛騎:「10秒見積り篇」「9万円の節約篇」
  • 津田健次郎(声):ライフネッコ・ミツモロウ(正直劇場シリーズ)
  • 柄本時生:正直劇場の太郎役
  • マツコ・デラックス:「土手のマツコさん篇」

調査概要と受賞選定のプロセス

本件の受賞はCM総研が主催する「BRAND OF THE YEAR 2025」のカテゴリーである「消費者を動かしたCM展開」に対するものです。選定は定量的なCM好感度調査と広告主に対する業績アンケートを組み合わせて行われます。

今回の選定プロセスの要点は次の通りです。

  1. 調査対象期間:2024年11月度〜2025年10月度(具体的には2024年10月20日〜2025年10月19日)
  2. 収集対象:東京キー5局にオンエアされたCMを集計(2,648社/6,596銘柄/13,937作品)
  3. 好感度調査:関東一都六県在住の一般モニター男女3,000人に対する「月例CM好感度調査」12ヶ月分より集計
  4. 審査対象:6,596銘柄のうち好感度上位202銘柄を抽出し、広告主へ業績(売上・シェア等)に関するアンケートを実施
  5. 選定結果:業績への貢献が確認できた148銘柄が「消費者を動かしたCM展開」に選出

ライフネット生命のCMは、上記のプロセスを経て受賞となったもので、消費者好感度と業績貢献の双方で評価されました。

企業理念と今回の広告戦略の整合性

ライフネット生命は「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援する」という経営理念を掲げています。これが「ライフネットの生命保険マニフェスト」として広告・商品設計に反映されています。

今回のCM群はまさにそのマニフェストを具現化したもので、クリエイティブ面では簡潔で明瞭な訴求を、運用面では頻度高い放映と多様なキャラクター・タレント起用で広い層へのリーチを図りました。結果として保有契約年換算保険料の成長(前年同期末比119.3%)など、広告投資が実際の契約獲得につながる成果を確認しています。

関連ページと参照情報

詳細なCM一覧やWeb動画はライフネット生命の公式サイトおよびYouTubeチャンネルで閲覧可能です。代表的なリンクを以下に示します。

これらの情報は、放映中のCMや過去作のクリエイティブを確認する上での一次情報源として公開されています。

要点の整理(表形式)と締めの説明

以下の表は、本記事で触れた主要な事実と数値、関係者情報を整理したものです。表の後に、本件の意義を客観的に締めくくる文章を記します。

項目 内容
発表日 2025年12月10日 15時40分
発表主体 ライフネット生命保険株式会社(代表取締役社長:横澤淳平、本社:東京都千代田区)
受賞名 BRAND OF THE YEAR 2025 「消費者を動かしたCM展開」
主催 CM総合研究所(CM総研)
受賞回数 4回目(2021、2022、2024、2025)
調査対象期間 2024年10月20日〜2025年10月19日(2024年11月度〜2025年10月度)
調査規模(東京キー5局) 2,648社/6,596銘柄/13,937作品
好感度調査 関東一都六県在住の一般モニター男女3,000人による月例CM好感度調査の12ヶ月分を集計
選定プロセス 6,596銘柄中好感度上位202銘柄を抽出、広告主へ業績に関するアンケート実施のうえ148銘柄を選出
ライフネットのCM本数(調査対象期間) 24作品(例:土手のマツコさん篇、10秒見積り篇、9万円の節約篇、正直劇場シリーズ等)
代表的なCM・出演者 10秒見積り篇(松田るか、飯島寛騎)、正直劇場(津田健次郎:ミツモロウ、柄本時生:太郎)、マツコ・デラックス等
業績指標 2025年度第1四半期 保有契約年換算保険料:前年同期末比119.3%
公式参照 https://www.lifenet-seimei.co.jp/ および同社のTVCM・Web動画ギャラリー、YouTubeチャンネル

本件は、ライフネット生命が掲げる「生命保険マニフェスト」に基づくクリエイティブと広告運用が、消費者の支持を得て具体的な契約・保険料の成長につながったことを示す事例です。CM総研による定量的な好感度評価と広告主への業績確認を踏まえた選定プロセスにより、単なる話題性ではなく実際の消費者行動への影響が確認され受賞に至っています。

参考リンク: