モデルプレス流行語大賞2025 全30語と反響まとめ
ベストカレンダー編集部
2025年12月11日 09:48
モデルプレス流行語大賞
開催日:12月10日
モデルプレスが選んだ2025年を象徴する30ワード
日本最大級の女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」は、読者アンケートと編集部による審査を経て、今年の〈モデルプレス流行語大賞2025〉として全30ワードを発表しました。発表は2025年12月10日17時に行われ、発表に関するX(旧Twitter)での投稿は1,800万以上のインプレッションを獲得しています。
運営は株式会社ネットネイティブ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松下佳憲)。今回の発表は、あらゆる年代の読者から寄せられた声をもとにまとめられたもので、エンタメやネット文化の動向を可視化する指標として大きな注目を集めました。
アンケート結果と選考基準—誰が、いつ、どのように選んだか
本アワードの選考は主に2つの要素で構成されています。第一に、読者アンケートの結果。第二に、モデルプレス編集部(7名)による最終審査です。アンケートは多様な年代層、学生層からの回答を含めて集計されました。
以下に選考に関する数値と内訳を整理します。調査期間、回答数、性別・年代比、学生内訳など、発表に至る過程が分かるように具体的な数値を掲載します。
- 調査期間:2025年10月27日~11月21日
- 回答数:50,684件
- 性別比:女性85.4%、男性10.6%、回答なし4%
- 年代別内訳:10代22%、20代27.8%、30代14.7%、40代15.2%、50代14.2%、60代以上6.1%
- 学生回答数:15,262件(小学生1.1%、中学生15.3%、高校生36.5%、大学生・専門学生・大学院生47.1%)
- 編集部審査:モデルプレス編集部メンバー7名で最終選考
調査方法と反響の規模
アンケートはオンラインで実施され、読者から寄せられた自由回答や選択肢の集計を編集室で整理したうえで、候補語を抽出しました。その後、編集部による議論と審査を経て最終的な30ワードが決定されています。
発表後の反響はSNS上で特に顕著で、Xでの投稿は累計1,800万インプレッションを超え、投票総数は約5万票(50,684件)に上りました。回答者は女性が85.4%を占めており、読者層の傾向が結果にも反映されています。
30語の一覧と詳細な解説
ここでは50音順に並べた30ワードの一覧と、それぞれの背景や流行の経緯を詳しく解説します。メディア上での発言、楽曲や出演、SNS上での拡散など、多様な起源や使われ方が確認されました。
各ワードは出所や使われ方が異なります。以下に原文に基づく解説をすべて掲載します。説明はワードごとに整理しています。
- イイじゃん
- え ◯◯してる!!◯してますよ!!早く気づいて!!
- オープンマリッジ
- オイラが行くしかねえな
- お前が行かなきゃお前が行かなきゃお前が行かなきゃお前が行かなきゃ誰が行く
- ◯◯おもたら、震え止まらんねん
- カーニバルフェスティバル
- カリスマックス
- 勘弁してー
- サナ
- 初期装備ニキ
- しろい妖精さん
- SHIROSE
- 好きすぎて窒息しそうなんだけど
- 全ア
- たまるかー!
- ◯◯で今これ
- Dazy
- ◯◯でしぬぅ!!
- とくべチュ、して
- 何を言うてるの?
- NewJeans(活動休止・復活)
- 倍倍FIGHT!
- ◯◯柱
- フェーズ3
- 平成一桁ガチババア
- 酔っ払ってぴぴゃ
- ヨヤクナシデス
- 両手に男でーす
- ルビィちゃん!(は~い)何が好き?
詳細解説(各ワードの背景と広がり)
以下は各ワードごとの出自や流行過程、代表的な使用例をまとめたものです。出典や具体的状況が明記されているものはその記述に従って整理しています。
- イイじゃん
- M!LKの楽曲「イイじゃん」のサビのフレーズ「今日ビジュイイじゃん」がSNSで切り抜きとして拡散しバイラル化。サビ前からの転調や王子様感のある演出が話題になり、K-POP界にも波及した。
- え ◯◯してる!!◯してますよ!!早く気づいて!!
- X上でバズした表現。投稿主の意図とズレた点にツッコミを入れる際、引用ポストで使われるパターンが多く観測された。
- オープンマリッジ
- 「配偶者以外の異性との性交渉や恋愛関係を認め合う」ことを指す用語。YouTuberのヒカルが妻・進撃のノアとの間で公言したことが論争の契機となり、議論が広がった。
- オイラが行くしかねえな
- お笑いコンビ・マユリカの中谷が行った“1人ミュージカル”「七里、山越えて」の劇中歌の一節。前向きな歌詞とともにミーム化した。
- お前が行かなきゃお前が行かなきゃお前が行かなきゃお前が行かなきゃ誰が行く
- サカナクションの山口一郎が楽曲「新宝島」の前奏で行う合いの手として考案されたフレーズ。「山口一郎ミーム」として、仲間を鼓舞する合言葉のように使われる。
- ◯◯おもたら、震え止まらんねん
- 映画「国宝」で吉沢亮が演じた主人公・喜久雄のセリフ「幕上がるおもたら、震えとまらんねん」が由来。期待や緊張で震えが止まらない状態を表す表現として定着した。
- カーニバルフェスティバル
- Number_i・神宮寺勇太の発言。TBS系「CDTV ライブ!ライブ!」でのコメントが話題になり、ファンの間でトレンド化した。
- カリスマックス
- Snow Manの楽曲。パラパラをアップデートしたダンスとキャッチーなメロディが特徴で、韓国の音楽番組出演を契機にK-POPアーティスト間のカバーダンスブームを生んだ。
- 勘弁してー
- カップルクリエイター「はやとともかちゃん」の間で彼氏の口癖として使われ、TikTokを中心にバズ。愛称としても定着している。
- サナ
- 女性初の首相という文脈で、高市早苗氏に対するネット上でのニックネームとして使用される例が見られた。
- 初期装備ニキ
- M!LKの塩﨑太智を指す愛称。半袖・短パンのスタイルがゲームの「初期装備」に見えることから命名された。
- しろい妖精さん
- トイ・プードルの日常を投稿するXアカウントの愛称。美しい食卓の前にちょこんと座る姿が毎投稿高いインプレッションを獲得し、国内外で人気となった。
- SHIROSE
- WHITE JAMのSHIROSE。過激な衣装やパフォーマンス、他アーティストへの楽曲提供実績が注目され、「シロセ式美容」といった生活習慣を模倣する投稿も見られる。
- 好きすぎて窒息しそうなんだけど
- Netflixシリーズ「グラスハート」で志尊淳が演じたキャラクターのセリフが由来。視聴者のときめきを強く表すフレーズとして広まった。
- 全ア
- 「全身アルマーニ」を指す略語。漫画投稿内の描写が発端で、ブランドを全身で纏う様子を表現する言葉として使われるようになった。
- たまるかー!
- NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・のぶ(今田美桜)の決め台詞。土佐弁で驚きや感動を表現する語感がそのまま人気になった。
- ◯◯で今これ
- Xの投稿で自分の近況を伝える締めの文言として多用される表現。ネタ系キャプチャと合わせて投稿するスタイルが定着した。
- Dazy
- 韓国発のファッションブランド。世代を超えて支持され、特にデニムが国内で20万本以上、グローバルで1,500万本売り上げるなどの実績がある。Instagramでは「#Dazy」の投稿が42,000件超。
- ◯◯でしぬぅ!!
- TikTokの自動読み上げ機能を用いた表現が流行のきっかけ。誇張表現で強い感情を伝える際に用いられる。
- とくべチュ、して
- =LOVE の楽曲タイトル。可愛らしい響きと中毒性の高いメロディが注目されている。
- 何を言うてるの?
- テレビ朝日系「EIGHT-JAM」で藤井 風が発した一言。Vaundyからの言葉に対する不思議そうな応答が印象的と受け止められた。
- NewJeans(活動休止・復活)
- K-POPグループNewJeansの動向。3月に活動休止後、11月に所属レーベル「ADOR」への復帰が報じられ、復活への期待が高まった。
- 倍倍FIGHT!
- CANDY TUNEの楽曲タイトル。サビのリフレインと振り付けがTikTok等で拡散した。
- ◯◯柱
- 舞台「鬼滅の刃」内楽曲のフレーズに由来し、テンポよく続く「炎柱」「岩柱」などの紹介パートがTikTokで真似られた。
- フェーズ3
- Mrs. GREEN APPLEが2022年からの活動区分で発表した「フェーズ2」の完結に続き、2026年からの移行を示す言葉。今後の展開への関心を喚起している。
- 平成一桁ガチババア
- X発のバズワード。平成元年~9年生まれの女性を指す表現で、字面の衝撃がネット上で話題になった。
- 酔っ払ってぴぴゃ
- MAZZEL・NAOYAの発言を切り抜いたものが拡散し、飲み会の場面での一言として音声や動画の切り取りで流行した。
- ヨヤクナシデス
- 大阪・関西万博のインドネシアパビリオンでの呼び込みフレーズ。予約が必要なパビリオンが多い中で「待たずに入れる」ことを歌いながら案内するスタイルが注目され、サブスク配信も行われた。
- 両手に男でーす
- ABEMAの恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」に参加した長浜広奈(“おひなさま”)の一言。両隣に男性が座る場面での淡々とした語り口が話題になった。
- ルビィちゃん!(は~い)何が好き?
- 「ラブライブ!」シリーズの期間限定ユニット・AiScReamの楽曲内歌詞の一部を模した掛け合い。ファンのカバー動画が多数投稿されることで広まったフレーズである。
主要データの整理と要点まとめ
ここまで述べてきた発表内容を、数字や主要項目ごとにわかりやすく表に整理して提示します。発表の背景や反響を把握しやすくするための一覧です。
以下の表は、本アワードの調査概要、回答内訳、SNS反響、運営情報、そして30ワードのリストを含めてまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表媒体 | モデルプレス(株式会社ネットネイティブ) |
| 発表日時 | 2025年12月10日 17:00 |
| アンケート実施期間 | 2025年10月27日~11月21日 |
| 回答数(投票数) | 50,684件(約5万票) |
| 性別比 | 女性85.4%、男性10.6%、回答なし4% |
| 年代内訳 | 10代22%、20代27.8%、30代14.7%、40代15.2%、50代14.2%、60代以上6.1% |
| 学生回答数内訳 | 計15,262件(小学生1.1%、中学生15.3%、高校生36.5%、大学生等47.1%) |
| 編集部審査 | モデルプレス編集部7名による最終審査 |
| Xでの反響 | 1,800万以上のインプレッション |
| 選出ワード数 | 30ワード(50音順で発表) |
| 30ワード一覧(代表) | イイじゃん、オープンマリッジ、オイラが行くしかねえな、カリスマックス、Dazy、両手に男でーす、ルビィちゃん!(等) |
| 参考リンク | モデルプレス記事 / モデルプレスX投稿 / モデルプレス(公式) |
以上の表は、調査の実施期間、回答規模、性別・年代の内訳、編集部の関与、SNSでの反響といった主要情報を一目で確認できるようにしたものです。今回発表された30ワードは、楽曲やテレビ、映画、YouTuberやSNS発の表現、さらにはファッションブランドまで多岐にわたっており、現代のエンタメ消費やネット文化の横断的な特徴を示しています。
本稿では、モデルプレスが発表した情報を原文どおりに整理・解説しました。掲載した各ワードの背景説明は、モデルプレスの発表内容に基づいており、出典リンクは上記の通りです。