12月16日発売 東京さくさくパイが新パッケージに
ベストカレンダー編集部
2025年12月11日 13:29
東京さくさくパイ刷新
開催日:12月16日
長年愛される東京土産が装いを一新 — 2012年誕生の定番がリニューアル発売へ
京都の和洋菓子メーカー、株式会社美十は、ロングセラー商品「東京さくさくパイ」のパッケージデザインを刷新すると発表しました。プレスリリースは2025年12月11日11時00分に公開され、リニューアル発売は2025年12月16日(火)より関東エリアで開始されます。
このリニューアルは商品自体のレシピや製法を変えずに、見た目の表現を改善して親しみやすさを高めることが目的です。発売以来のベースカラーは継承しつつ、手描きイラストを用いた温かみのあるパッケージで、キャラメル味とチョコレート味のアソートであることや箱あたりの入り数が一目でわかるデザインに改められます。
発表の基本情報
- プレスリリース公表日時
- 2025年12月11日 11時00分
- リニューアル発売開始日
- 2025年12月16日(火)より関東エリアにて順次発売
- 発表企業
- 株式会社 美十(本社:京都府京都市、代表取締役社長CEO:酒井宏彰)
販売店情報としては東京都内の一部駅構内(東京駅、上野駅)、東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港などで取り扱われる予定で、取扱店舗は変更となる場合がある旨が明記されています。詳しい取扱店情報は公式HPを参照するよう案内されています。
“さくさく”の仕組み — パイとクッキーの二層構造が生む食感
「東京さくさくパイ」は2012年の発売以来、累計5,200万枚を売り上げているロングセラー商品です。商品名にも表れている“さくさく”の食感は、外側のパイ生地と内側のクッキー生地という二層構造によって実現されています。
外側はバターの香る軽やかなパイ生地で、内側は風味豊かなクッキー生地が詰まっており、噛んだ瞬間に軽やかな層の崩れと、内側のしっかりしたさくっと感が同時に楽しめます。キャラメル味とチョコレート味の2種アソートは、どちらも親しみやすい風味で幅広い年齢層に向いています。
| 層 | 特徴 | 食感・風味 |
|---|---|---|
| 外側(パイ生地) | バターを利かせた薄めの層 | 軽いさくさく感、香ばしさ |
| 内側(クッキー生地) | 風味を閉じ込める詰まった層 | しっかりとしたさくっとした食感 |
開発当初からの目標は「工場製品でありながら手作りと変わらない美味しさ」と「手頃な価格と内容量」を両立させることでした。特性の異なる二つの生地を重ねて伸ばす工程は製造上の困難が多く、試作と改良を重ねた結果、機械による量産化が実現したことが明記されています。
プレスリリース内には、製法に関するエピソードとして、開発担当者が幾度もの試行錯誤を経て現在の製法に到達した旨や、写真(キャラメルパイ、チョコレートパイ)により作業の様子や焼き上がりの様子が示されていることも紹介されています。
ラインナップ詳細と販売情報 — 容量・価格・賞味期限
リニューアル後のパッケージで提供される商品は、容量違いで3種類の箱が用意されています。いずれもキャラメル味とチョコレート味が均等にアソートされており、価格は税込表示です。
- 東京さくさくパイ 10枚入:キャラメル5枚+チョコレート5枚 775円(税込)
- 東京さくさくパイ 20枚入:キャラメル10枚+チョコレート10枚 1,550円(税込)
- 東京さくさくパイ 30枚入:キャラメル15枚+チョコレート15枚 2,325円(税込)
賞味期限は製造日を含む109日で、配る土産としての利便性や保存性も考慮されています。販売箇所については東京都内の一部駅構内(具体的には東京駅、上野駅等)、東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港などが挙げられていますが、取扱店舗は変更される可能性があるため、来店前に公式情報の確認が推奨されています。
公式情報の確認先として、株式会社美十のウェブサイト(https://www.bijuu.co.jp/)が案内されています。またプレスリリースには別途関連リンクとしてhttps://www.oraikan.jp/が記載されています。
メーカーの背景と最後に整理した要点
株式会社美十は京銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する菓子メーカーで、観光みやげ事業を中心にテーマパーク事業、OEM事業、洋菓子ブランド事業、海外事業など多岐にわたる事業展開を行っています。会社の基本情報は以下の通りです。
- 会社名
- 株式会社 美十
- 本社所在地
- 京都市南区西九条高畠町35-2
- 設立
- 1965年(創業1938年)
- URL
- https://www.bijuu.co.jp/
- 展開ブランド(一例)
- おたべ、京ばあむ、MIYUKA ほか
発表内容を踏まえると、今回のリニューアルは中身(レシピ・製法)は維持しつつ、長年の販売実績と顧客の期待に応える形でパッケージ表現を見直した点がポイントです。販売開始は2025年12月16日で、関東エリアの主要駅や空港を中心に取り扱いが予定されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 東京さくさくパイ |
| リニューアル発売日 | 2025年12月16日(火)より 関東エリアにて |
| プレスリリース公開日 | 2025年12月11日 11:00 |
| 累計販売実績 | 5,200万枚 |
| 構造・味 | パイ(外側)×クッキー(内側)の二層構造、キャラメル味・チョコレート味の2種アソート |
| ラインナップ・価格 | 10枚入 775円、20枚入 1,550円、30枚入 2,325円(いずれも税込) |
| 賞味期限 | 製造日を含む109日 |
| 販売場所 | 東京都内一部駅構内(東京駅、上野駅等)、羽田空港、成田空港 等(取扱店舗は変更の可能性あり) |
| メーカー | 株式会社 美十(本社:京都市、設立1965年、創業1938年) |
| 公式URL/関連リンク | https://www.bijuu.co.jp/ / https://www.oraikan.jp/ |
記事では発売の時期、商品構成、価格、賞味期限、販売想定店舗、メーカー情報、そしてなぜ長く支持されてきたのかという技術的・開発的背景までを整理しました。見た目の変更はあるものの、開発時のレシピと製法は継承されており、従来の味わいが維持されたまま新しいパッケージで提供される点が本リニューアルの要点です。
参考リンク: