「5千円ボーダー」消費が主流に 冬ギフトは保湿重視
ベストカレンダー編集部
2025年12月11日 13:59
5千円ボーダー調査
開催期間:11月26日〜11月28日
等身大のクリスマスギフトが標準に――「5千円ボーダー消費」の実像
ゴリラクリニックが2025年11月26日から28日の3日間に実施した調査は、クリスマスの贈りものに関する意識変化を数値で示した。プレスリリース冒頭では対象を「10~50代の男女1,000名」と記載される一方、調査概要欄では「15~59歳の男女1,000名」との表記もあるため、発表資料内での表記の違いが確認できる。
調査結果の中心的なポイントは、異性へ贈る理想的な価格帯で「5,000円未満」(36.2%)と「5,000円~10,000円未満」(35.6%)が合わせて7割以上を占めた点である。記事はこの傾向を「5千円ボーダー消費」と表現している。高額な特別品から実用性や気遣いを重視した、いわば“等身大の贈りもの”へとシフトしていることが示された。
調査の主要な金額分布
異性へ贈るギフトの理想価格帯は以下の通りで、1万円未満に集約されている。
- 5,000円未満 36.2%(男性33.8%、女性38.6%)
- 5,000円~10,000円未満 35.6%(男性35.2%、女性36.0%)
- 10,000円~30,000円未満 17.5%(男性17.8%、女性17.2%)
- 30,000円~50,000円未満 5.6%(男性7.0%、女性4.2%)
- 50,000円~100,000円未満 2.4%(男性3.4%、女性1.4%)
- 100,000円以上 1.9%(男性1.6%、女性2.2%)
- その他 0.8%(男性1.2%、女性0.4%)
男女別では男性がやや高めの価格帯へ意識が向き、女性は控えめな設定が上位となっている。30,000円以上の高額帯では男性の比率が高く、男性側の予算志向に差が見られる。
スキンケアギフトと冬の乾燥ニーズ――保湿がトップ支持
調査では、スキンケアギフトの受け取りに対する歓迎度が全体で81.7%と高く、男女ともに8割超が「スキンケアギフトをもらったら嬉しい」と回答した。特に保湿ケアへの支持が強く、スキンケアギフトとして最も喜ばれるアイテムは「保湿」用品で49.8%を占めた。
具体的な順位では次のような傾向が見られる。保湿が約半数、続いて洗浄系(24.2%)、栄養系(21.4%)と続き、対策系(日焼け止め等)は3.6%に留まる。
スキンケアギフトの受容性と年代差
男女別で見ると、女性の歓迎度がやや高く(女性83.2%、男性80.2%)、男性は年代が上がるほどスキンケアギフトを歓迎する傾向にある。男性の40代で85.0%、50代で86.0%と高い支持が確認された。一方で女性30代は93.0%と最も高い支持率を示している。
- スキンケアギフトで好まれるもの(単一回答)
- 保湿(化粧水・乳液など)49.8%(男性44.6%、女性35.8%)
- 洗浄(洗顔・ボディウォッシュ)24.2%(男性23.0%、女性16.6%)
- 栄養(美容液・アイクリーム)21.4%(男性10.2%、女性24.8%)
- 対策(日焼け止め等)3.6%(男性2.0%、女性4.0%)
冬のギフトとして実用性を伴う保湿系が支持を集めており、季節性の高い選択が優先されていることが読み取れる。
冬の乾燥実態と対策状況――顔の乾燥が最も気になる
乾燥に関する設問では、84.7%が「乾燥が気になったことがある」と回答し、冬の乾燥は広く共通の悩みであることが示された。年代別では30代の関心が最も高く89.0%となった。
乾燥が気になる部位は「顔」が61.6%で最多。男女差では女性の方が全般に細部まで気にする傾向があり、手指や太もも・すね、足指・かかとなどの部位にも関心が向く結果となった。
部位・症状別の傾向
| 部位 | 割合(全体) | 男女差のポイント |
|---|---|---|
| 顔 | 61.6% | 男性57.0%、女性66.2% |
| 手指 | 36.3% | 男性27.8%、女性44.8% |
| 太もも・すね | 30.6% | 男性19.8%、女性41.4% |
| 頭皮・頭髪 | 28.3% | 男性28.4%、女性28.2% |
| 足指・かかと | 27.4% | 男性15.0%、女性39.8% |
顔の乾燥で具体的に気になる症状は「カサつき」(59.1%)がトップで、続いてかゆみ、粉ふきといった項目が上位に並ぶ。女性は唇のひび割れや乾燥小ジワなど、より多彩な症状に敏感である。
日常の対策実施率は77.6%で、30代女性は91.0%と最も高い。男性は年代が上がるごとに対策実施率が上昇する傾向がみられる。
ゴリラクリニックの動き、製品展開、医師のアドバイスと調査詳細
男性専門の総合美容医療機関であるゴリラクリニックは全国に23院を展開(2025年12月現在)。本リリースでは、同院が監修・開発するドクターズコスメ『ゴリラコスメティクス』の販売状況と、銀座ANNEX院院長 太田博之医師による冬の乾燥対策解説も併せて紹介されている。
『ゴリラコスメティクス』は2020年12月15日の一般発売開始以来まもなく5周年を迎え、シリーズ累計出荷本数は630,318本(2025年12月1日時点)を突破している。全商品はアルコール・パラベン・鉱物油・石油系界面活性剤・合成香料・着色料フリーの基礎化粧品として展開され、販売は各院に加え楽天市場、Amazon、ヨドバシカメラなどの大手量販店やECモールでも行われている。
医師による冬のスキンケア実例と助言
ゴリラクリニック銀座ANNEX院院長 太田博之医師は、自身の普段の冬用スキンケアを具体的に示し、洗顔と保湿の基本的な考え方を解説している。以下は医師が示した日々のルーティンである。
- 朝:洗顔料は使用せずぬるま湯で洗う。化粧水はコンディショナー(ゴリラコスメ)、乳液はミルク(ゴリラコスメ)を使用。
- 夜:洗顔料はWASH&SHAVE(ゴリラコスメ)を使用。化粧水はコンディショナー(週に一度SRSマスクに変更する場合あり)、乳液はミルク(ゴリラコスメ)。
医師は乾燥が強い時期には夜の洗顔料使用に留めることや、乳液をクリームへ変更、定期的なパックの導入などを提案している。また、洗顔後のタオルでの摩擦を避けるなど、スキンケア時の摩擦を刺激として軽減するポイントも示している。
調査概要と問い合わせ先
プレスリリース内の調査概要では「クリスマスギフトと冬の乾燥に関する意識」調査として実施されたインターネット調査で、対象は発表文中に「10~50代の男女1,000名」との表記と、別箇所で「15~59歳の男女1,000名」との表記がある。調査期間は2025年11月26日~28日であることが明記されている。
- プレスリリース関連ダウンロード
- PDFファイル名:d4342-159-907075efcb00425b23e8200a5756dd16.pdf
- 問い合わせ先(広報部)
- 担当:石垣、鈴木、下谷
- TEL:03-5291-5270
- MAIL:pr@gorilla.clinic
- 住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル3階
クリニックの基本情報もあわせて公表されており、診療科目は美容皮膚科、美容外科、美容整形、頭髪外来。初診専用無料ダイヤルは0120-987-118、診療時間は11:00~20:00(不定休・予約制)、公式サイトは https://gorilla.clinic/ である。
本文の要点まとめ表
以下に本記事で触れた主要項目を表形式で整理する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査実施期間 | 2025年11月26日~28日 |
| 調査対象 | プレス内表記:10~50代の男女1,000名/調査概要表記:15~59歳の男女1,000名(インターネット調査) |
| 主要結果(価格帯) | 5,000円未満 36.2%、5,000~10,000円未満 35.6%(合わせて7割超が1万円未満想定) |
| スキンケアギフト歓迎度 | 81.7%が「嬉しい」と回答。男女とも高支持(女性83.2%、男性80.2%)。 |
| 好まれるスキンケア | 保湿ケア用品 49.8%(最も支持)/洗浄24.2%/栄養21.4%/対策3.6% |
| 乾燥を感じた割合 | 84.7%が乾燥を経験。30代が最も高い(89.0%)。 |
| 気になる部位 | 顔 61.6%(男女ともトップ)/手指36.3%/太もも・すね30.6%/頭皮・頭髪28.3% |
| 普段の乾燥対策率 | 77.6%が対策を実施。30代女性は91.0%と最多。 |
| ゴリラコスメティクス出荷本数 | シリーズ累計出荷本数 630,318本(2025年12月1日時点) |
| クリニック情報 | 全国23院展開(2025年12月現在)/公式サイト https://gorilla.clinic/ /初診専用ダイヤル 0120-987-118 |
本記事は発表資料の記載内容を基に、調査結果の数値・製品情報・医師の解説・クリニックの連絡先までを網羅的に整理している。発表資料を参照する場合は、出典として「男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』調べ」を明記するよう案内されている。
参考リンク: