12月15日開始 新宿で体験するヨード卵・光プロモ
ベストカレンダー編集部
2025年12月11日 14:18
新宿で金の卵プロモ
開催期間:12月15日〜12月21日
新宿が“金の卵”に変わる体験型プロモーション──ヨード卵・光とQoilの狙い
株式会社Qoilは、日本農産工業が展開するブランド卵「ヨード卵・光」のプロモーションを支援し、2025年12月15日(月)から21日(日)にかけて新宿エリアで展開される広告施策と、12月15日および20日に実施される体験型サンプリングイベントをプロデュースしました。本施策は「褒めよう。ちょっと頑張れた一年を。」をメインコピーに掲げ、日常の「ちょっとしたごほうび」というブランド価値を改めて訴求することを目的としています。
今回の取り組みは、屋外広告と参加型施策を連動させることで、広告に接触した消費者がその場で体験し、ブランドとの接点を複数回持てるよう設計されています。広告やイベントを通して集まった参加者の付箋が一つの大きな「金の卵」を形成していく演出を採用するなど、視覚的な変化と参加感を重視したものです。
プロジェクトの根拠とターゲット設定
QoilはSNS上の購買動向を分析した結果、ヨード卵・光が「日常の中の、頑張った自分へのご褒美」として購入される傾向がある点に着目しました。また、同ブランドはスーパーでの配荷率が高く、ネット通販で取り寄せる卵とは異なり、生活圏内で手に入る身近さが強みです。これらのデータを踏まえ、年末の「一年を労いたい」という普遍的なニーズをターゲットに据えた施策を企画しました。
ブランド側の背景として、ヨード卵・光は2026年に発売50周年を迎える日本初のブランド卵(注:ヒット商品調べ)であり、一般的な卵と比較して約3.5倍のコクを持つことが特徴とされています(出典:株式会社味香り戦略研究所、一般的な卵の平均値との比較)。この品質訴求を軸にしつつ、より幅広い世代へ魅力を伝える新たなコミュニケーションが求められていました。
広告施策の内容と、参加型サンプリングの仕組み
本施策は大きく分けて二つの取り組みで構成されています。ひとつは12月15日(月)〜21日(日)に新宿エリアで展開される広告表現で、もうひとつは12月15日・20日に行われるサンプリングイベントです。広告は日常のシチュエーションごとに「ちょっとした頑張りエピソード」を掲出し、見る人が自分を労いたくなるようなメッセージを投げかけます。
サンプリングイベントは参加型の体験を重視しており、当日配布する金の卵型の付箋に「今年一年で自分を褒めたいこと」を記入して貼る仕組みになっています。貼られた付箋が集積することで、掲出されているヨード卵・光のビジュアルが徐々に「金の卵」へと完成していく演出が行われます。
サンプリングイベントの実施概要
以下がイベントの実施要領です。配布物は数量限定のため、なくなり次第終了となります。現地の混雑や在庫状況によって配布物の変更が生じる場合がある旨も案内されています。
- 開催日:2025年12月15日(月)および2025年12月20日(土)
- 開催時間:各日11時〜17時(商品の配布は数量限定のため、なくなり次第終了)
- 開催場所:新宿エリア(屋外広告連動)
- 配布内容:「ヨード卵・光」6個入り 1パック(※当日の混雑状況や在庫状況により配布物が変更となる場合あり)
参加方法は当日会場で付箋に記入して貼るほか、オンライン(X)でも同様に参加できるキャンペーンが用意されています。公式アカウントをフォローし、今年一年頑張ったエピソードにハッシュタグ「#ごほうびヨード卵」を付けて対象のキャンペーン投稿を引用ポストすることで、抽選に応募可能です。
Xでの展開により、現地に足を運べない層にも体験の機会を提供し、オンラインとオフラインを組み合わせたOMO的な接触設計が実現されています。
関係者コメントとQoil・アイリッジの立ち位置
日本農産工業 鶏卵事業部の高嶋氏は、ヨード卵・光の品質や「コク3.5倍」に代表される機能的価値は支持され続けているが、より幅広い世代へブランドの魅力を伝えるには新しいコミュニケーションが必要だと述べています。SNS分析を通じた洞察に基づくコンセプト提案と、屋外広告と体験型イベントの組み合わせにより、ブランドの世界観を体感できる施策になったと評価しています。
Qoilはアイリッジの連結子会社としてコミュニケーションデザイン事業を展開しており、マーケティングの全工程に伴走できる体制を持ちます。Qoilのプロジェクト体制は、データドリブンな分析に基づいた戦略設計と、クリエイティブを組み合わせることで話題性を生む取り組みをワンストップで企画・実行する点が特徴です。
プロジェクト体制とQoilの企業説明
本プロジェクトのチーム構成は次のとおりです。プロジェクトメンバーの氏名と役割が明示されています。
- アカウント/プロジェクトマネージャー
- 鳥居本 雄一
- コミュニケーションプランナー
- 馬場 由峰
- デザイナー
- 松井 宏子、田畑 辰礼
Qoilは「その意思に、火を灯す。Marketing & Creative Company」を掲げ、考える・つくる・実施するでコミュニケーションの全フェーズを支援するマーケティングパートナーです。もともとは株式会社デジタルガレージのマーケティングテクノロジーセグメントを前身とし、2018年に分社化、2021年に社名をQoilへ変更、2023年3月にアイリッジの100%子会社となっています(公式サイト:https://www.qoil.co.jp/)。
親会社の株式会社アイリッジはアプリビジネス支援とビジネスプロデュースを軸にDXを支援しており、OMOアプリの企画・開発実績や、アプリの月間アクティブユーザー数が国内最大級の1億超という実績を持ちます。主力プロダクト「APPBOX」を用いたアプリ開発・マーケティング支援、デジタルとリアルを統合したコミュニケーション設計など、幅広い領域で企業の課題解決に取り組んでいます(公式サイト:https://iridge.jp/)。
施策の背景・注釈とまとめ
ヨード卵・光は2026年に発売50周年を迎えるブランドであり、長年にわたる品質と味わいで支持を集めてきました。本施策はその機能的価値を維持しつつ、消費行動の文脈(「ご褒美消費」)を捉え、生活圏で目に触れる機会を増やすことでブランド接触を強化する意図があります。広告表現と体験型施策を繋げることで、単なる認知拡大にとどまらず、消費者が自ら参加してブランド体験を創る設計がなされています。
参考となる注釈は以下のとおりです。出版・調査出典に基づく根拠が記載されています。
- ヨード卵・光が日本初のブランド卵であるという出典:ヒット商品調べ(秋場 良宣, 竹間 忠夫『ヒット商品 ネーミングの秘密』講談社, 2000年12月)
- 「コク3.5倍」の数値根拠:株式会社味香り戦略研究所(一般的な卵の平均値との比較)
記事の要点を整理した表
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 「褒めよう。ちょっと頑張れた一年を。」ヨード卵・光 プロモーション(新宿屋外広告連動、体験型サンプリング) |
| 主催/支援 | 日本農産工業(ブランド:ヨード卵・光)/プロデュース:株式会社Qoil(アイリッジ連結子会社) |
| 開催期間(屋外広告) | 2025年12月15日(月)〜12月21日(日) 新宿エリア |
| サンプリングイベント日時 | 2025年12月15日(月)・2025年12月20日(土) 各日11:00〜17:00(配布は数量限定、なくなり次第終了) |
| 開催場所 | 新宿エリア(屋外広告と連動) |
| 配布内容 | 「ヨード卵・光」6個入り 1パック(※変更の可能性あり) |
| 参加方法(現地) | 金の卵型付箋に「今年一年で自分を褒めたいこと」を記載して掲示。付箋の集積でビジュアルが変化。 |
| 参加方法(オンライン) | X(旧Twitter)で公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#ごほうびヨード卵」を付けて対象投稿を引用ポストすると抽選に応募可能。 |
| プロジェクトメンバー | 鳥居本 雄一(アカウント/PM)、馬場 由峰(コミュニケーションプランナー)、松井 宏子・田畑 辰礼(デザイナー) |
| ブランドの強み | 発売50周年を迎える歴史、専用飼料による良質な味わい(一般卵比でコク約3.5倍)、スーパーでの広い配荷率 |
| 出典・注釈 | ヒット商品調べ(書籍)、株式会社味香り戦略研究所の比較調査 |
| 公式URL等 | Qoil:https://www.qoil.co.jp/ / アイリッジ:https://iridge.jp/ |
以上で、Qoilがプロデュースした「ヨード卵・光」の新宿エリアにおける屋外広告連動の体験型プロモーションについての報告を終えます。施策はデータドリブンな洞察に基づき、広告接触と実体験をつなげることでブランドの認知と体験価値の両面を拡張する設計になっています。