2/5開幕｜ENHYPEN没入型ミュージアムが新宿で体験開催

ENHYPENの世界観を“体験する”ための構成と物語

2026年2月5日（木）から3月16日（月）まで、東京・新宿住友ホールにて開催される没入型楽曲体感ミュージアム『House of Vampire ～Dive into ENHYPEN Chronicle～』は、ENHYPENのデビューから最新作までの楽曲世界を7つの部屋で辿る展示構成となっています。来場者は「同じ血族（コウモリ）」となり、7人のヴァンパイアが住まう館の物語を追体験します。

本章では展示の物語設計と、来場者が体験する流れを整理します。会場は時間が止まった館という設定で、足を踏み入れることで現実が消え去り五感が支配されるというストーリー性を持たせている点が特徴です。展示は、楽曲世界の再現にとどまらず、来場者自身の選択によって物語が分岐する仕掛けを含んでいます。

展示のストーリーと体験フロー

イベントストーリーは、「あなたの元に届いたとある館への招待状」から始まります。館は時が止まった7人のヴァンパイアの棲家で、夢幻の旋律が閉じ込められた部屋を巡ることで隠されたエピローグへと到達します。

来場者は各部屋を巡りながら、楽曲と映像、仕掛けを通じて物語の一部を完成させる役割を担います。展示の最後には来場者が自らの選択で進む道を決める二つの扉が用意され、物語の結末に関与する形式です。

展示構成：7つの部屋と体験の意図

本ミュージアムは、デビュー作『BORDER : DAY ONE』から『ROMANCE : UNTOLD -daydream-』までを含む楽曲世界をテーマにした7つの部屋で構成されています。それぞれの部屋は楽曲の時系列と物語要素に対応しており、楽曲ごとの世界観を視覚・聴覚・触覚的に再現することを目的としています。

各部屋は異なる映像技術と演出を採用しており、来場者はミュージックビデオの登場人物のように世界に入り込む体験を通じて、ENHYPENの軌跡と物語を五感で追体験します。

• 入場時の“変身”アイテム（コウモリ＝血族への演出）
• ストーリーを繋ぐフォトスポット（フラッシュ撮影で変化）
• 最終章での選択による二つの扉（来場者の選択で結末が変わる）

最先端テクノロジーで実現する「感覚支配」の仕組み

IMAGICA EEXが担当する空間演出・体験設計は、最先端の映像技術とクリエイティブを融合させることで、来場者の五感を深く支配する没入体験を実現しています。特にクライマックス空間では3D LED技術を中核に据え、視覚的な立体感と空間変容を強化しています。

以下に、主要な技術要素と演出設計の具体的な内容を示します。技術と物語が連動することで、単なる視覚展示に留まらない多層的な没入体験を作り上げています。

3D LED映像システムの導入と効果

本ミュージアムでは独自の偏光フィルターを施工した3D LEDディスプレイ・システムを採用しています。来場者は専用の3Dグラスを使用して映像を見ることで、映像が空間の中に立体的に立ち上がるように感じられます。

この3D表現は単なる立体映像に留まらず、映像が現実空間に溶け込む感覚を生み出します。高精細な映像と照明、空間設計が連動することで、メンバーの存在感や世界観が視界一面に広がり、どこを見ても作品世界から逃れられない没入感が生まれます。

採用技術

独自偏光フィルター施工の3D LEDディスプレイ、専用3Dグラス

目的

映像と現実空間の境界を曖昧にし、来場者の身体ごと世界に引き寄せる臨場感を創出

期待される体感

メンバーの存在感の拡大、視界全体を覆う立体映像による感覚支配

没入体験を補完する演出と仕掛け

入場時の“変身”アイテムにより来場者はコウモリ（血族）へと演出され、物語へ一層没入しやすくなります。フォトスポットはフラッシュ撮影に反応して画面が劇的に変化する仕掛けが施されており、SNSでの共有を想定した体験設計も行われています。

また各部屋の映像、音響、照明、物理的なオブジェクトが相互に作用することで、ストーリーの前後をつなぐ動線と没入感が強化されています。展示の最後に待つ二つの扉は、来場者自身の選択によって物語が分岐する重要なポイントです。

開催概要と関係者情報、チケット等の案内

本章では開催期間・会場・主催・担当企業の情報、チケット情報や関連リンクなどの実務的な情報を網羅します。訪問を検討する方が必要とする基本情報がここにまとまっています。

主催・企画・制作はHYBE JAPANが担当し、空間演出・体験設計はIMAGICA EEXが担います。チケット情報は後日発表予定ですが、公式サイト等での情報確認が推奨されています。

開催概要（詳細）

ENHYPEN、HYBE JAPAN、IMAGICA EEXの役割と背景

ENHYPENは7人組グローバルグループ（JUNGWON・HEESEUNG・JAY・JAKE・SUNGHOON・SUNOO・NI-KI）で、Mnetの『I-LAND』から誕生し2020年11月にデビューしました。2024年7月リリースの2nd Studio Album『ROMANCE : UNTOLD』はトリプルミリオンセラーを突破し、6th Mini Album『DESIRE : UNLEASH』はENHYPEN通算3作目のダブルミリオンセラーです。

HYBE JAPANはHYBEの日本本社として、アーティストの日本での公演やオリジナルコンテンツ、IP等の展開を担う組織です。IMAGICA EEXはエクスペリエンスデザインカンパニーとして、クリエイティブとテクノロジーを軸に空間演出や体験設計を行っています。

ENHYPENの来歴（主な数値）

3回目のワールドツアー「WALK THE LINE」は19都市32公演で約67万6000人を動員。日本でのドーム・スタジアム公演の最速記録等、キャリアハイが続く。

IMAGICA EEX 会社概要

会社名：株式会社IMAGICA EEX／設立：2020年7月3日／所在地：〒105-0022 東京都港区海岸一丁目14番2号／代表者：代表取締役社長CEO兼CCO 諸石治之／事業内容：エンタメテックビジネスの事業企画、戦略的投資、技術およびIP開発／公式：https://eex.co.jp/

関連リンク

ENHYPENコメント映像：https://x.com/enhypen_jp/status/1998939543190299105

以上が今回の没入型楽曲体感ミュージアム『House of Vampire ～Dive into ENHYPEN Chronicle～』の主要な情報の整理です。テクノロジーと物語設計を組み合わせることで、ENHYPENの楽曲世界に深く入り込むことができる構成となっています。チケット情報および詳細は公式サイトでの発表を確認してください。