12月21日開催 Robloxで学ぶ親子ITリテラシー講座

Roblox親子ワークショップ

開催日:12月21日

Roblox親子ワークショップ
誰が参加できるの?費用はかかるの?
対象は小学生とその保護者で、参加は無料。定員は先着30名のため、プレスリリース記載の申込みフォームから早めに申し込んでください。
ワークショップでは具体的に何を学べるの?
子どもによるRoblox実演で操作やコミュニケーションを体験し、大人向けの安全利用ガイダンスや親子でのハンズオン、質疑応答でITリテラシーを高めます。

情報分断が浮き彫りにする世代間ギャップと背景

松竹芸能株式会社が2025年12月11日13時に発表したプレスリリースによると、ヒューリック株式会社と松竹芸能株式会社は2025年12月21日(日)に、東京都中野区のこどもでぱーと中野にて、大人と子どもの「情報分断」解消およびITリテラシー向上のためのRobloxワークショップを開催することを決定しました。

発表では、かつて家庭内で共有されていた情報が、インターネットの普及により画面ごとに分かれる現在の状況を「情報分断」として位置付けています。特に大人と子どもの間で共有されるニュースや常識、遊びのプラットフォームが大きく異なり、それがコミュニケーションの齟齬や安全対策の抜け穴につながる点が指摘されています。

インターネット環境の変化と世代差

プレスリリースは、かつてのテレビ中心の情報共有からスマートフォンを中心とした個別化へ移行した点を整理しています。これにより、大人世代はBBSやガラケー時代の詐欺やトラブルの経験を持つ一方で、子ども世代は日常的にグローバルなメタバースやオンラインゲームに接して成長していると説明しています。

結果として、双方が同じ危険性やリスクを認識していないことが問題であり、単に技術そのものを否定するのではなく、技術の利用方法とリテラシーを教育する必要性が強調されています。

  • 情報の個別化による共通認識の欠如
  • 大人は過去のインターネット被害の知見を持つが最新プラットフォームに疎い場合がある
  • 子どもはITネイティブである反面、危険性への実感が乏しい

Robloxの現状とワークショップで扱うセキュリティ課題

発表資料はRobloxを取り上げ、同プラットフォームが世界最大級のオンラインゲームプラットフォームである点を示しています。具体的には、Robloxは1日当たり約1.5億人が利用する規模であり、日本国内でも多くの子どもが利用しているとしています。

プラットフォームの特性として、ユーザーが独自のゲームを作成でき、アバターによるコミュニケーションやメタバース的な体験が可能であるため、子どもたちにとって魅力的な学びと遊びの場になっている一方で、犯罪の温床になり得る危険性も報告されています。

具体的なセキュリティ上の懸念

プレスリリースは、Robloxにおける以下のような懸念を挙げています。

  1. 子どもを狙った犯罪が発生していること
  2. 子ども自身が加害者となる事案の発生
  3. ITネイティブであっても危険性の実感が乏しいこと

要点として、技術そのものが悪なのではなく、悪用する人間や、悪用に対して脆弱なリテラシーが問題であると明示されています。したがって、本ワークショップでは単なるプラットフォーム紹介に留まらず、安全利用ガイダンスと親子での学び合いを重視する設計になっています。

子どもと大人が共に学ぶワークショップの狙いとプログラム構成

本ワークショップは、「子どもと共に学ぶ」というアプローチを掲げ、大人が子どもの使うサービスを理解すること、子どもが安全な利用を学ぶこと、その両方を同時に進めることを目的としています。発表では講師に松竹芸能所属のRobloxエバンジェリスト、角田拓志氏を迎えると明記されています。

ワークショップで予定されているプログラムは以下の通りです。子ども側の実演と大人向けの説明、親子での体験、質疑応答を通じて理解と対話を深める構成です。

講師
角田拓志(松竹芸能所属 Robloxエバンジェリスト)
プログラム内容
  • 子どもによるRobloxの実演・説明
  • 大人向けの安全利用ガイダンス
  • 親子でのワークショップ体験
  • 質疑応答セッション

講義形式だけでなくハンズオンを取り入れる意図があり、参加者が実際にプラットフォームの操作や会話のルール、安全設定の方法を体験しながら学べる設計です。

また、発表文ではこの取り組みが、デジタルネイティブ世代の知見を大人が取り入れる機会として位置付けられており、それにより安全で建設的なデジタル環境の構築を目指すとしています。

開催概要・申込方法・主催者情報とまとめ

イベントの主要な開催情報はプレスリリースに明記されています。開催日時、場所、対象、定員、参加費など、参加検討に必要な要素が揃っています。

具体的な開催概要は以下の通りです。

項目 内容
イベント名 大人と子どもの「情報分断」解消 Robloxワークショップ
開催日時 2025年12月21日(日)16:00~18:00
開催場所 東京都中野区中野2丁目26番11 こどもでぱーと中野 9階こどもでぱーとスタジオ
対象者 小学生の子どもとその保護者
定員 先着30名
参加費 無料
講師 角田拓志(松竹芸能所属 Robloxエバンジェリスト)
申込方法 所定の申込みフォームから(プレスリリース内の「お申込みフォーム」から申し込み)

申込は先着順で定員は30名のため、参加を希望する場合は早めの手続きが必要です。プレスリリース内には申込みフォームの案内が記載されています。

主催・関連組織の情報

主催および関連組織に関する情報も発表資料に含まれています。主催はヒューリック株式会社と松竹芸能株式会社の連携であり、開催場所となる「こどもでぱーと」は複数企業との連携で運営される子育て・教育施設です。

こどもでぱーとはヒューリック株式会社が株式会社リソー教育・コナミスポーツ株式会社と連携して展開する施設で、同社は2025年4月に「中野」と「たまプラーザ」を同時開業し、首都圏を中心に2029年までに約20棟程度の事業化を目指す計画だとしています。施設は学習塾、学童・保育、運動教室、クリニック、カフェ、送迎機能、コンシェルジュなどをワンストップで提供することを狙いとしています。

ヒューリック株式会社
代表取締役社長:前田隆也
本社所在地:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町7番3号
事業内容:不動産の所有・賃貸・売買ならびに仲介業務
URL: https://www.hulic.co.jp/

問い合わせ先として、松竹芸能株式会社の担当者情報がプレスリリースに明記されています。問い合わせは記載のメールアドレス宛に行います。

【本件に関するお問い合わせ先】 担当者:松竹芸能株式会社 小林敬宜 E-mail:kobayashi@shochiku.co.jp

関連リンクと配布資料

プレスリリースは同時に関連リンクとプレスリリース素材のダウンロード案内を掲載しています。開催施設の詳細は以下のURLから確認できます。

関連リンク: https://kodomo-depart.jp/nakano/

また、プレス資料内で使用されている画像ファイルはダウンロード可能と案内されています。イベントに関する広報素材や写真を確認したい場合は、プレスリリース素材のダウンロードを参照してください。

項目 要約
発表者 松竹芸能株式会社(プレス発表日時:2025年12月11日 13:00)
開催日 2025年12月21日(日)16:00~18:00
場所 こどもでぱーと中野 9階 こどもでぱーとスタジオ(中野区中野2丁目26番11)
対象 小学生の子どもとその保護者
定員・参加費 先着30名・無料
講師 角田拓志(松竹芸能所属 Robloxエバンジェリスト)
主催 ヒューリック株式会社・松竹芸能株式会社
申込 プレスリリース記載の申込みフォームから申し込み
問い合わせ 松竹芸能株式会社 小林敬宜(E-mail:kobayashi@shochiku.co.jp)
関連リンク https://kodomo-depart.jp/nakano/

以上がプレスリリースに基づくワークショップの要点と開催情報の整理です。発表文は、世代間の情報分断という社会的課題に対し、具体的な教育と対話の場を提供することでリテラシー向上を図る意図を明確に示しています。イベントの参加は無料で定員が限られているため、参加を検討する場合は申込みフォームの案内に従い早めに手続きを行う必要があります。

参考リンク: