12月20日プレオープン|妙高に禅サウナリトリート
ベストカレンダー編集部
2025年12月11日 18:11
サウナイン妙高プレオープン
開催日:12月20日
妙高の雪と森とともに立ち上がる「禅サウナ」体験
雪と森の静寂を背景に、新たなサウナリトリート施設が誕生します。サウナイン株式会社は、2025年12月20日に新潟県妙高市でホテルをリノベーションしたサウナ施設「サウナイン新潟妙高高原」をプレオープンすると発表しました。発表は2025年12月11日15時50分に行われています。
本施設は「Nature for Sauna」ブランドの4拠点目であり、妙高山麓の森林、赤倉観光リゾートスキー場に近接する雪質の良さ、鉄分を含む湧き水など、土地そのものをサウナ体験の一部として再設計する試みです。都市の喧騒を離れ、五感でととのう時間を提供する場として位置づけられています。
設計思想と「for Sauna」の実践
サウナインが掲げる「for Sauna」は、サウナを単なる設備ではなく、空間や自然環境と一体化した体験として再定義するブランド思想です。空気の流れ、素材の触感、光と影、音、香りといった要素を「サウナのために」設計し直すことで、より深いととのいを追求します。
「サウナイン新潟妙高高原」は約2,500坪(約8,000㎡)の土地に建つ元ホテルをリノベーションしており、周囲の森や雪、湧き出る水とともに機能するように計画されています。ここでは自然と人、空間と意識の接点を丁寧にデザインすることで、訪れるゲストに静かな回復の時間を提供します。
建物構成と主要な体験要素
本施設はレセプション・レストラン&バー棟と宿泊棟2棟、合計3棟の複合型サウナリゾートとして段階的に整備されます。プレオープン時点では宿泊棟を先行開業し、ゲストの声を反映しつつ2026年秋のグランドオープンへと進化させていく計画です。
下記に施設構成と主要な体験要素を整理します。各要素は自然との接続や禅的な余白を重視し、機能と美しさを両立する設計がなされています。
3棟構成の詳細と宿泊仕様
建物は次の3棟から構成されます。レセプション・レストラン&バー棟と、宿泊棟が2棟、宿泊棟は全7室でメゾネットタイプが中心です。
- レセプション・レストラン&バー棟:妙高・新潟の食材を活かした料理、日本酒やナチュラルワインを揃えるバーカウンターを備え、サウナ後のアフターサウナ体験を充実させます。地元蔵元の日本酒や雪国の保存食文化にも触れる場とする予定です(時期未定)。
- 宿泊棟(全7室):2棟に分かれ、少人数向けのコンパクトな客室から最大10名まで泊まれるゆとりある客室まで幅広く用意。すべてメゾネットタイプで、白・グレーを基調としたミニマルな内装が特徴です。うち永棟の2室にはプライベートサウナを設置。
- コンテナサウナ(春以降オープン予定):宿泊者だけでなく日帰り利用も可能にする計画で、薪の柔らかな熱と大きな窓越しの森景が一体になる設計です。
宿泊ゲスト向けには、各客室に通常の湧き水を使った専用バスタブも用意され、水の癒しをプライベートに提供します。
サウナ体験の特徴と季節ごとの設計
サウナの熱源は薪火を基本とし、やわらかな熱で心身を芯から温めます。サウナ直後には天然井戸水を引いた大きな水風呂(鉄分を豊富に含む「鉄水風呂」)で爽快さを得られます。鉄水風呂は独特のやわらかな冷感と肌のまとわりつきが特徴です。
四季それぞれの気候や風景をサウナ体験に取り込み、訪れるたびに違ったととのいを提供します。
- 冬:雪に包まれた外気浴、雪原を見渡す静かなととのい時間。
- 春:雪解けの水音と新芽の香りを感じる季節。
- 夏:高原らしい涼やかな風と深い緑によるリトリート。
- 秋:紅葉とひんやりした空気によるクールダウン。
開業スケジュール・料金・アクセス・キャンペーン
プレオープンは2025年12月20日(予定)で、グランドオープンは2026年秋(予定)です。プレオープン時には宿泊棟が先行して営業開始し、春以降に日帰り利用可能なコンテナサウナや、順次レストラン&バー棟の稼働を見込んでいます。
宿泊料金は1室50,000円〜の提示があり、サウナ付客室を含む客室タイプにより変動します。具体的な部屋割りや料金設定、予約開始時期については公式サイトの案内に従ってください。
アクセスと実際の移動時間
東京からのアクセスは北陸新幹線で上越妙高駅まで約2時間、その後ローカル線や路線バス、タクシーで妙高高原エリアへ約30〜40分かかります。車の場合は関越自動車道・上信越自動車道経由で妙高高原ICを利用し、東京方面から約3時間の所要時間が目安です。
詳細なルートや送迎サービスの有無については後日公式サイトで案内される予定です。アクセス情報は季節や交通状況により変動するため、出発前の確認が推奨されます。
オープン記念キャンペーンと予約先
開業を記念して、LINE公式アカウントに事前登録した方を対象に通常料金から3,000円オフとなるキャンペーンが実施されます。事前登録は以下のリンクから可能です。
- LINE登録ページ:https://page.line.me/857dkfco
- 公式サイト:https://www.sauna9.com/saun9ne-nigata-myokokogen
キャンペーンの適用条件や期間、対象プランの詳細はLINEでの配信や公式サイトの更新を参照してください。
運営体制・背景とデザインの意図
施設の運営はサウナイン株式会社が行います。代表は久田一男氏で、会社は2017年9月13日に設立されています。本社は東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目6番14号、連絡先は電話03-3341-1251です(運営会社のHP:http://saun9ne.jp)。
サウナインは「Art for Sauna」「Nature for Sauna」といったプロジェクトを通じて、サウナ環境のデザインを追求してきました。今後は淡路島、妙高、屋久島などに展開予定で、日本の伝統や自然の神秘性を取り入れた体験提供を目指しています。
リノベーションの協働と補助金活用
本プロジェクトでは、ハイセンスなセレクトショップ「GIGINA(ジジナ)」を運営する永株式会社、プラモ家具ブランドのスウェット株式会社と共同で元ホテルと土地を取得し、観光庁の補助金「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」を活用してリノベーションを行いました。
これにより、地域資源を活かした高付加価値な観光施設として整備し、インバウンドの富裕層や長期滞在を求める国内のゲストまで幅広い需要に対応することを目指しています。
デザインと運営に関する人物情報
デザイン・設計は9(ナイン)株式会社が担当し、ミニマルで禅的な空間設計を行います。余白を活かしたインテリア、繊細な照明計画、自然素材を中心としたマテリアル採用、動線や濡れ物・着替えの扱いやすさを踏まえた機能設計などを組み合わせ、長期滞在でもストレスの少ない環境を目指します。
代表の久田一男氏はファッションデザイナーから大工を経てクリエイティブディレクターに至り、リノベーションの受賞歴(リノベーションオブザイヤー無差別部門賞2014・2015)を持つ人物です。9株式会社の設立や業務経歴も本プロジェクトの設計思想に影響を与えています。
要点の整理
以下の表に、本記事で触れた「サウナイン新潟妙高高原」の主要事項をまとめます。日程、所在地、構成、料金等を明確に整理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | サウナイン新潟妙高高原 |
| プレオープン | 2025年12月20日(予定) |
| グランドオープン | 2026年秋(予定) |
| 所在地 | 〒949-2106 新潟県妙高市田口1512 |
| 敷地面積 | 約8,000㎡(約2,500坪) |
| 構成 | レセプション棟/レストラン&バー棟/宿泊棟(全7室) |
| 宿泊料金(目安) | 1室¥50,000〜(サウナ付客室一例) |
| 特徴 | 薪火サウナ、鉄水風呂(天然井戸水・鉄分豊富)、コンテナサウナ(春以降)、禅的デザイン |
| アクセス | 東京駅→北陸新幹線で上越妙高駅約2時間、駅から現地までローカル線・バス・タクシーで約30〜40分。車で約3時間(東京方面) |
| 運営会社 | サウナイン株式会社(代表:久田一男) |
| 連絡先・HP | TEL:03-3341-1251 / http://saun9ne.jp / 公式:https://www.sauna9.com/saun9ne-nigata-myokokogen |
| キャンペーン | LINE公式アカウント事前登録で通常料金から3,000円オフ(登録ページ:https://page.line.me/857dkfco) |
以上が「サウナイン新潟妙高高原」に関する主要事項の整理です。プレオープンでは宿泊棟を先行して開業し、春以降に日帰り利用可能なパブリックサウナやコンテナサウナの開業、レストラン&バー棟の稼働を段階的に進める計画となっています。施設の詳細や予約情報、送迎サービスの有無などは公式サイトでの更新を参照してください。