袖ケ浦市運動場の命名権が決定、愛称は1月1日から使用

袖ケ浦運動場命名権決定

開催期間:1月1日〜12月31日

袖ケ浦運動場命名権決定
運動場の名前って具体的にどう変わるの?
野球場は株式会社ADEKAの『ADEKA袖ケ浦球場』、陸上競技場はローヴァーズの『ローヴァーズ袖ケ浦スタジアム』に。愛称は施設案内やイベント表記で用いられ、命名権料が市に支払われます。
新しい愛称はいつから使われるの?
愛称は令和8年1月1日(西暦2026年1月1日)から使用開始。契約は5年間(~2030年12月31日)で、正式お披露目は新春マラソン開会式(2026年1月10日)です。

袖ケ浦市総合運動場のネーミングライツ、決定の概要と背景

千葉県袖ケ浦市は、令和の年度中に実施した袖ケ浦市総合運動場のネーミングライツ(命名権)募集について、選定結果を公表しました。対象は同運動場にある野球場陸上競技場の2施設で、いずれも所在地は袖ケ浦市坂戸市場1566番地です。プレスリリースは2025年12月11日14時07分に発表されています。

募集は本年8月に行われ、応募状況は野球場に1件、陸上競技場に3件の応募が寄せられました。審査の結果、それぞれの命名権者が決定され、今後は契約期間に基づいた命名権料の支払いと愛称の使用が行われる予定です。この記事では、決定内容、契約期間、使用開始日、ならびに愛称披露のスケジュールなど、発表された情報を漏れなく整理して伝えます。

【千葉/袖ケ浦】「ネーミングライツ命名権者と愛称」を決定しました 画像 2

命名権者ごとの名称・料金・所在地などの詳細

発表された命名権者と愛称、命名権料については次のとおりです。各施設の愛称は、公的な名称に代わり施設案内やイベント表記などで用いられます。ここでは発表文に記載された正確な表記と金額をそのまま掲載します。

所在地は両施設とも同一の住所で、袖ケ浦市坂戸市場1566番地となっています。以下に野球場と陸上競技場それぞれの決定事項を整理します。

  • 袖ケ浦市総合運動場 野球場

    • 命名権者:株式会社ADEKA
    • 愛称:ADEKA袖ケ浦球場
    • 命名権料:1年間あたり1,210,000円(6,050,000円/5年間)
  • 袖ケ浦市総合運動場 陸上競技場

    • 命名権者:ローヴァーズ株式会社
    • 愛称:ローヴァーズ袖ケ浦スタジアム
    • 命名権料:1年間あたり250,000円(1,250,000円/5年間)

契約期間・愛称使用開始日と公表イベントの予定

契約期間および愛称の使用開始日について、発表では次の通り明記されています。契約は5年間の定期契約とされ、開始と終了の日付が具体的に示されています。

また、愛称の正式な紹介の場として、袖ケ浦市が実施する新春マラソンの開会式で、命名権者からの挨拶が行われる予定です。開催日時および出席予定者の情報も公表されています。

契約期間
5年間(令和8年1月1日~令和12年12月31日)
愛称使用開始日
令和8年1月1日から
愛称紹介の場(新春マラソン開会式)
開催日時:令和8年1月10日(土)8時30分から
出席予定者
  • 野球場ネーミングライツ命名権者:株式会社ADEKAより千葉工場業務部部長 龍崎 誠(りゅうざき まこと)様
  • 陸上競技場ネーミングライツ命名権者:ローヴァーズ株式会社より代表取締役 カレン ロバート様

開会式での扱いと導入スケジュール

愛称の紹介は、式典において運動場の新たな呼称を参加者・来場者へ周知するための公的な場として位置づけられています。各命名権者からの挨拶は、命名権の契約締結を公に示す意味合いと、地域との関係性を示す機会になります。

使用開始日である令和8年1月1日以降、施設案内、告知物、イベント表記等で新愛称が使用されることが想定されます。契約期間は5年間と明記されており、期間満了までの運用が見込まれます。

選考状況、応募者数と審査の要点

発表文には応募状況として、野球場に対して1者の応募、陸上競技場に対して3者の応募があったと明記されています。公的施設におけるネーミングライツ募集では、応募の有無や件数、選定基準などが契約上の重要情報となりますが、本リリースでは応募件数および選定結果が中心に示されています。

選定にあたっての具体的な審査基準や点数配分等の内部手続きに関する詳細はリリース本文に含まれていませんが、決定後は命名権料、契約期間、愛称の確定までが明文化されています。以下に応募状況と決定結果を簡潔に整理します。

  1. 野球場:応募1者→株式会社ADEKAが命名権者に決定
  2. 陸上競技場:応募3者→ローヴァーズ株式会社が命名権者に決定

命名権料の金額構成

命名権料は年額と5年間合計の両方が明示されています。野球場は年額1,210,000円、5年間で6,050,000円。陸上競技場は年額250,000円、5年間で1,250,000円です。金額は契約期間中の対価として市に支払われることになります。

これらの金額は、施設規模や利用頻度、提供される広告・表示権の範囲等を踏まえて設定されたものと考えられますが、リリース内では金額の内訳や使途の詳細には触れられていません。

決定事項の整理と要点まとめ

ここまでに示した発表内容を、読者が確認しやすい形で表にまとめます。表には施設名、命名権者、愛称、年額、5年合計、契約期間、愛称使用開始日、愛称紹介のイベント日時および出席予定者を記載しています。記事末尾の表は、発表された全ての主要情報を一目で把握できるように編集しています。

以下の表で今回の発表内容を整理し、最後に簡潔な締めの文章を付します。

施設 命名権者 愛称 年額 5年合計 契約期間 愛称使用開始日 愛称紹介イベント 出席予定者
袖ケ浦市総合運動場 野球場
(袖ケ浦市坂戸市場1566番地)
株式会社ADEKA ADEKA袖ケ浦球場 1,210,000円/年 6,050,000円(5年) 令和8年1月1日~令和12年12月31日(5年間) 令和8年1月1日 新春マラソン開会式:令和8年1月10日(土)8時30分 千葉工場業務部部長 龍崎 誠(りゅうざき まこと)様
袖ケ浦市総合運動場 陸上競技場
(袖ケ浦市坂戸市場1566番地)
ローヴァーズ株式会社 ローヴァーズ袖ケ浦スタジアム 250,000円/年 1,250,000円(5年) 令和8年1月1日~令和12年12月31日(5年間) 令和8年1月1日 新春マラソン開会式:令和8年1月10日(土)8時30分 代表取締役 カレン ロバート様

本件は、公的施設に民間企業の名称を結び付けるネーミングライツの典型的な導入事例です。応募件数、選定結果、命名権料、契約期間、愛称使用開始日、ならびに新春マラソン開会式での紹介日時と出席者まで、発表された情報は上記の通りです。発表は2025年12月11日付ですので、関係者や利用者は日付に留意のうえ、令和8年1月1日以降の愛称表記に注意して施設情報を確認するとよいでしょう。