12/19発売 京商×スバル新作ミニカー2種の全貌
ベストカレンダー編集部
2025年12月12日 10:49
KYOSHOミニカー発売
開催日:12月19日
ファミリーマートで発売される新作ミニカー2種の全体像
京商株式会社は、KYOSHO MINI CAR & BOOK Special Editionの第23弾・第24弾として、No.23 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023とNo.24 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024を発売します。ファミリーマートの一部店舗での店頭発売は2025年12月19日(金)からで、KYOSHO ONLINEではオンライン限定仕様の受注を2025年12月16日(火)より開始します。
本稿では、発売の日時・販売ルート・価格、同梱物や仕様、ミニカーと小冊子の内容、そして京商CVSミニカーシリーズの歴史的背景まで、プレスリリースに記載された情報を漏れなく整理してお伝えします。製品は1/64スケールのダイキャスト製ミニカーと冊子を核に、オンライン版ではフォトブックやMOTN LEDベースシステムがセットになっています。
発売日と受注開始日の整理
発売日と受注開始日を明確にしておきます。ファミリーマート一部店舗での販売開始は2025年12月19日(金)、KYOSHO ONLINEでの受注開始は2025年12月16日(火)です。ファミリーマート版とオンライン版では内容と価格が異なります。
ファミリーマート版は店舗販売限定、オンライン版は京商の公式サイトでの受注販売です。オンライン版は限定仕様として台座の色がブルーになり、フォトブックやMOTN LEDベースシステムが付属します。製品の詳細・取扱店舗リストは京商の該当ページで案内されています(https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-minicar-book23-24)。
モデルとギミック:1/64スケールに込めた再現性と点灯機構
今回の商品は、両車とも1/64スケールのダイキャスト製ミニカーで、ボディカラーや細部の造形を忠実に再現しています。2023仕様はWRブルー、2024仕様はチェリーレッドと明記されており、スポイラー、ウイング、小さなカナードやフェンダーダクト、細かなステッカー類まで再現されています。
室内の表現も充実しており、ダッシュボードやロールケージ、スイッチ類などの細部造形が施されています。アルミホイールの造形も実車に近く仕上げられている点が特徴で、コレクション性の高さを打ち出しています。
点灯ギミックとMOTNシステム
本体は単体では点灯ギミックを内蔵していませんが、別売りのMOTN LEDベースシステム(非接触式給電ベース)と組み合わせることで、ヘッドライトとテールライトの点灯が可能になります。KYOSHO ONLINE版にはこのMOTN LEDベースシステムが同梱されます。
MOTNシステムは非接触給電方式を採用しており、夜間のディスプレイを想定した演出が可能です。ファミリーマート版は台座がブラック、オンライン版はオンライン限定のブルー台座が付属します。
レース背景と小冊子の中身:2023年と2024年のNBRチャレンジを追う
ミニカーに付属するA4カラー16ページのKYOSHO MINI CAR BOOKは、車種の「ヒト・モノ・コト」にスポットをあてた内容で構成されています。今回の小冊子では、スバル/STIのレーシングドライバー、NBRメカニック、カラーリングデザイナー、ディーラーメカニックらのインタビューを収録しています。
加えて、2025 SUBARU BRZ GT GALS BREEZEのメンバーで京商アンバサダーの桜田莉奈さんが進行するGTドライバー対談、そして辰己英治氏(総監督)の取材記事も掲載されています。辰己氏への取材ではバイクがクルマづくりに与えた影響や引退後の暮らしなど、個人的な話題にも触れられています。
2023年と2024年、2年分のレースの歩み
2023年のNBRチャレンジは、車両がVAからVBへとスイッチした年でした。エンジン出力の向上によりポテンシャル自体は高まったものの、予選は1位で通過したものの決勝では長時間のピット作業が影響しクラス2位でフィニッシュしています。クラス優勝は実現せず、翌年への課題が残りました。
2024年は辰己氏の最終年でもあり、前年のトラブル対策が施されたうえでさらに車両性能が進化しました。予選から速さを示し、決勝は濃霧による短縮レース(7時間半に短縮)となったものの、結果的に2019年以来となるクラス優勝を獲得し、辰己総監督のラストレースを有終の美で締めくくりました。
商品仕様、販売情報、シリーズの歩みと入手方法
プレスリリースに示された商品仕様と販売情報を下に列挙します。ファミリーマート版とKYOSHO ONLINE版で価格や同梱物が異なりますので、購入予定に応じて確認してください。
- ファミリーマート版
- 商品名:KYOSHO MINI CAR & BOOK Special Edition No.23 / No.24
- 発売日:2025年12月19日(金)
- 価格:各5,500円(税込)
- 販売:ファミリーマート一部店舗
- 内容:1/64スケール ダイキャスト製ミニカー、KYOSHO MINI CAR BOOK(A4カラー全16ページ)
- 台座色:ブラック(付属)
- KYOSHO ONLINE版(受注開始 2025年12月16日)
- 商品名:No.23 / No.24 オンライン版
- 価格:各8,800円(税込)
- 販売:KYOSHO オンラインサイト(受注制)
- 内容:1/64スケール ダイキャスト製ミニカー、KYOSHO MINI CAR BOOK(A4カラー全16ページ)、フォトブック、MOTN LED ベースシステム(非接触式給電ベース)
- 台座色:オンライン限定ブルー
- KYOSHOオンライン企画
- SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023 テストカーを単品販売
製品の寸法・素材と付属物
ミニカーのサイズや素材もプレスリリースで明確に示されています。ミニカー本体の全長は約8cmで、素材は亜鉛合金、ABS樹脂、PVC(非フタル酸系)、ポリスチレンが使用されています。ギミックとしては開閉機構はありません。
付属物としてはディスプレイ台座(ファミリーマート版はブラック、オンライン版はブルー)とケースが付属します。オンライン版はさらにフォトブックとMOTN LEDベースシステムが同梱されます。製造は京商株式会社によるものです(http://dc.kyosho.com/ja/)。
京商CVSミニカーシリーズの歴史的背景
京商CVSミニカーシリーズは2004年11月にサークルKサンクスでの販売開始からスタートしました。第1弾は『フェラーリ ミニカーコレクションVol.1』で、定期的なリリースを続けましたが2016年12月発売の第83弾『フェラーリ ミニカーコレクションVol.12』をもって一旦終了しています。
シリーズ累計販売台数は1,500万台を超え、その人気は高いものでした。販売終了後も再開を望む声が多く、試行錯誤の結果、小冊子とミニカーを組み合わせ書籍コーナーで販売するという新しい形で復活したのがKYOSHO MINI CAR & BOOKです。今回で23弾に到達し、従来のファンのみならずより幅広い層へ訴求しています。
商品概要の要点(まとめ)
以下の表は、本プレスリリースの主要情報を整理したものです。ファミリーマート版とオンライン版の相違点、発売日・受注開始日、価格、同梱物などを比較しています。表の後に簡潔なまとめの文章を記載します。
| 項目 | ファミリーマート版 | KYOSHO ONLINE版(受注) |
|---|---|---|
| 商品名 | KYOSHO MINI CAR & BOOK Special Edition No.23 / No.24 | KYOSHO MINI CAR & BOOK Special Edition No.23 / No.24 オンライン版 |
| 発売・受注開始日 | 2025年12月19日(金) 店頭発売(ファミリーマート一部店舗) | 2025年12月16日(火) 受注開始(KYOSHO オンラインサイト) |
| 価格 | 各5,500円(税込) | 各8,800円(税込) |
| 同梱物 | 1/64ダイキャストミニカー、KYOSHO MINI CAR BOOK(A4カラー全16ページ)、ディスプレイ台座(ブラック)、ケース | 1/64ダイキャストミニカー、KYOSHO MINI CAR BOOK(A4カラー全16ページ)、フォトブック、MOTN LEDベースシステム(非接触式給電)、ディスプレイ台座(ブルー)、ケース |
| ミニカー仕様 | 全長 約8cm、素材:亜鉛合金、ABS樹脂、PVC(非フタル酸系)、ポリスチレン、開閉機構なし | |
| 販売ページ | https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-minicar-book23-24 | |
| 製造 | 京商株式会社(http://dc.kyosho.com/ja/) | |
今回のリリースは、1/64スケールの高い再現性を中心に据えつつ、誌面やフォトブック、点灯ギミックを通じてNBRチャレンジのドラマと人物像を併せて伝える構成です。ファミリーマート版は書籍コーナーでの展開、オンライン版は限定アイテムを含む受注販売と棲み分けが図られています。製品の詳細は京商の公式案内ページを参照してください。
参考リンク: