学べる短編アニメ『FUTURE KID TAKARA』公式公開

FUTURE KID公開

開催日:12月11日

FUTURE KID公開
このアニメってどこで見られるの?
公式サイトで公開中のショートアニメ(各話5〜6分)で、学校や環境学習の場で無料で自由に使えます。プレミアは大阪・関西万博で行われ、配信・詳細はNHKエンタープライズの専用ページを確認してください。
NOSIGNERのデザインって何が特徴なの?
炭素の原子構造に着想した三角形グリッドを核に、ロゴ・オリジナル書体・ポスター・服のテクスチャまで一貫設計。実写とアニメを違和感なくつなぐ視覚インターフェースが狙いです。

子ども向けに設計された新しい環境学習アニメ『FUTURE KID TAKARA』の全体像

STUDIO4℃とNHKエンタープライズによるオリジナル作品『FUTURE KID TAKARA』は、アニメーションと実写を組み合わせた新しい学習教材として制作された短編シリーズです。本作は地球温暖化や気候変動について、子どもたちが自然に興味を持ち、かつ正しい知識を得られることを目的としています。

動画は各話5〜6分のショートアニメで構成され、学校現場やさまざまな環境学習の場で無料で自由に使用できる

声優 梶裕貴が主人公を演じる気候変動を子ども達に伝えるNHKアニメ「FUTURE KID TAKARA」公式サイトにて公開中。ロゴ・フォント・ポスターデザインをNOSIGNERが担当。 画像 2

作品の目的と利用方法

本シリーズは気候変動のメカニズムから私たちにできることまでを、短時間で科学的にわかりやすく伝える構成になっています。教材としての位置づけから、教育現場での利用を前提に制作されており、視聴・利用について制約が少ない点も意図された設計です。

作品の詳細なストーリーや各話の配信情報はNHKエンタープライズの専用ページで公開されています。URLは以下です。
https://sdgs.nhk-ep.co.jp/futurekidtakara/story/

声優 梶裕貴が主人公を演じる気候変動を子ども達に伝えるNHKアニメ「FUTURE KID TAKARA」公式サイトにて公開中。ロゴ・フォント・ポスターデザインをNOSIGNERが担当。 画像 3

NOSIGNERが担ったデザインの核心:炭素構造から導いたビジュアル設計

NOSIGNER株式会社は本作のロゴ、ポスターデザイン、炭素構造にヒントを得たオリジナル書体設計、およびデザインルールの構築を担当しました。制作にあたっては「こどもたちの未来に希望を残す」という想いを共有し、環境学習に自然と興味を持てる構造づくりを重視したとしています。

具体的には、炭素(カーボン)の原子構造に着目し、六角構造から抽出した形状を応用して三角形グリッドをデザイン基軸としました。アニメーションと実写を接続するインターフェースとしての役割を果たすため、視覚的な違和感が生じないよう細部まで調整が行われています。

声優 梶裕貴が主人公を演じる気候変動を子ども達に伝えるNHKアニメ「FUTURE KID TAKARA」公式サイトにて公開中。ロゴ・フォント・ポスターデザインをNOSIGNERが担当。 画像 4

ロゴ・フォント・ポスターデザインの具体例

ロゴは炭素由来の三角形グリッドを基に設計され、胸のロゴと連動した服のテクスチャ提案が採用されました。ポスターや関連ビジュアルでは、この三角形モチーフが反復して配置され、作品のテーマである「気候変動」と「科学的理解」を視覚的に示す役割を担います。

オリジナル書体は炭素の構造にヒントを得た設計で、可読性と親しみやすさを両立することが狙いです。これらの要素をまとめたデザインルールは、映像・印刷物・教材など複数の媒体で一貫して使用できるように定義されています。

  • モチーフ:炭素の原子構造から派生した三角形グリッド
  • 実装:胸ロゴ、服テクスチャ、ポスター、オリジナル書体
  • 意図:アニメと実写の違和感を抑えるインターフェース設計
声優 梶裕貴が主人公を演じる気候変動を子ども達に伝えるNHKアニメ「FUTURE KID TAKARA」公式サイトにて公開中。ロゴ・フォント・ポスターデザインをNOSIGNERが担当。 画像 5

制作背景と関係者、NOSIGNERの役割

本プロジェクトは、NHKエンタープライズが長年制作してきた気候危機を伝えるドキュメンタリー制作の蓄積と、世界的に評価されるアニメーション制作会社STUDIO4℃の技術が融合して生まれました。両社のコラボレーションにより、リアル映像とアニメーションのハイブリッド表現が実現されています。

NOSIGNERの関与は、NHKの環境番組を多く手がけてきたプロデューサーからの評価と紹介が契機になったと報告されています。NOSIGNERは、これまでの気候変動適応プロジェクトであるADAPTMENTでの取り組みが評価されたことにより、デザイン面での設計を依頼されました。

声優 梶裕貴が主人公を演じる気候変動を子ども達に伝えるNHKアニメ「FUTURE KID TAKARA」公式サイトにて公開中。ロゴ・フォント・ポスターデザインをNOSIGNERが担当。 画像 6

主要な制作関係者とクレジット

アニメ制作
STUDIO4℃
配給/企画
NHKエンタープライズ
デザイン
NOSIGNER株式会社(代表:太刀川英輔)
声の出演(主要)
梶裕貴(タカラ役、エイモリー博士、源じぃの3役)
著作表記
©️Beyond C./Future Kid Takara製作委員会

プレミア上映は大阪・関西万博で行われ、そこでの反応を経て一般公開や教育現場での活用が進む見込みです。動画は短編であるため、授業の中での活用や家庭での視聴にも適している構成になっています。

NOSIGNER代表・太刀川英輔のコメントとプロフィール

太刀川は本プロジェクトについて、NHKの制作現場での「正しい知識を次世代に」という想いに基づく依頼であることを明かしています。大阪・関西万博でのプレミア上映では実際に子どもたちの反応も確認され、短いエピソードながら気候変動の基本的な問いに向き合う内容になっていると述べています。

太刀川英輔のプロフィール(抜粋)は以下の通りです。職歴・肩書きの詳細はプレス内の記載を踏襲しています。

  • NOSIGNER代表
  • 慶應義塾大学大学院特任教授
  • 金沢美術工芸大学 名誉客員教授
  • JIDA前理事長(2021-2025)
  • デザイン戦略家として多数の受賞歴(150以上)と代表的プロジェクト多数(例:東京防災、OLIVE、ADAPTMENT)
  • 著書『進化思考』:山本七平賞受賞
  • 2025年大阪・関西万博日本館 基本構想クリエイター等

公開情報、関連リンク、NOSIGNERの企業情報とお問い合わせ

本プレスリリースに含まれる公開情報、関連リンクおよびNOSIGNERの企業情報は以下に整理します。外部での詳細や全文は各リンク先で確認できます。

NOSIGNERが本件に関して公開しているプロジェクトページやニュースページ、関連するnote記事のリンクも提供されています。問い合わせ先としてE-mailのアドレスも記載されています。

項目 内容
プレスリリース公開日時 2025年12月11日 19時10分
制作クレジット STUDIO4℃ × NHKエンタープライズ、NOSIGNER(デザイン)
声の出演 梶裕貴(タカラ、エイモリー博士、源じぃの3役)
映像形式 アニメーション+実写のハイブリッド、各話5〜6分のショートアニメ
利用条件 学校や環境学習の場で無料で自由に利用可能
著作表記 ©️Beyond C./Future Kid Takara製作委員会
NOSIGNER 公式プロジェクトページ https://nosigner.com/projects/futurekidtakara/
NHKエンタープライズ ストーリーページ https://sdgs.nhk-ep.co.jp/futurekidtakara/story/
NOSIGNER コーポレートサイト https://www.nosigner.com/
NOSIGNER ニュースページ(関連) https://nosigner.com/news/future-kid-takara/
note記事(全文) https://note.com/nosigner/n/n434c3859494b
問い合わせ先 E-mail:contact@nosigner.com
発行主体 NOSIGNER株式会社(本社:神奈川県横浜市中区、代表:太刀川英輔、設立:2013年)

本稿では、公式のプレスリリースに含まれる情報を忠実に整理して伝えました。作品の視聴や教材としての利用、デザインの詳細については上記の関連リンクまたはNOSIGNERへの問い合わせで確認できます。

以下に本記事で触れた主要項目を簡潔にまとめます。

項目 要点
作品名 FUTURE KID TAKARA
制作 STUDIO4℃ × NHKエンタープライズ
デザイン担当 NOSIGNER(ロゴ、ポスター、書体、デザインルール)
声優 梶裕貴(タカラ、エイモリー博士、源じぃ)
映像長 各話5〜6分(ショートアニメ)
利用 学校や環境学習の場で無料で利用可能
デザインの核 炭素(カーボン)の構造をヒントにした三角形グリッドとオリジナル書体
公開情報 プレミア上映:大阪・関西万博。プレスリリース日:2025年12月11日 19時10分

以上がプレスリリースに基づく整理です。詳細なデザイン事例や制作背景、全文はNOSIGNERおよびNHKエンタープライズの公開資料でご確認ください。

参考リンク: