VARRELがSLT合流でVCT Pacific 2026参戦へ
ベストカレンダー編集部
2025年12月12日 12:30
VARREL VCT参戦決定
開催日:12月12日
VARRELが描く日韓融合の挑戦──VCT Pacific 2026参戦の全容
日本を拠点に活動するeスポーツチームVARREL(運営:株式会社CELLORB、本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:鈴木文雄)は、韓国の新鋭チームSLT Seongnam(以下、SLT)の選手・スタッフを迎え入れ、2026年のValorant Champions Tour Pacific(VCT Pacific)へ参戦することを、2025年12月12日11時02分に正式に発表しました。発表は2025年12月12日付のプレスリリースによるものです。
この決定は、VARRELが2024年9月から実施していた競技活動の一時休止期間を経ての再始動に関わるものであり、SLTの実績と若手層、VARRELの運営基盤を組み合わせることで国際舞台での競争力を高める狙いが示されています。
発表の背景と経緯
VARRELのVALORANT部門は2023年1月に結成され、VALORANT Challengers Japan 2023シーズンを戦いました。続く2024年シーズンでは念願のMain Stage進出を果たし、Split1およびSplit2ともに4位という成績でプレイオフ進出を果たしましたが、オフライン大会進出は逃しました。その後、2024年9月より競技活動を一時休止していました。
休止期間中も多くのファンから「またVALORANTで戦うVARRELが見たい」という声が寄せられ、そうした期待が再始動を模索する原動力となりました。水面下で機会を探し続けた結果、VCT Ascension Pacific 2025を制して急成長を遂げたSLTとの出会いが再始動の決定打となりました。
SLTとの融合によるチーム像と運営方針
VARRELはSLTの選手・スタッフを迎え入れた上で、来季はSLTがVARRELの名称でVCT Pacificに出場します。具体的には日本の運営基盤と韓国の選手層を掛け合わせることで、競技・運営双方の強化を図ります。
この提携は単なる選手移籍にとどまらず、日韓を繋ぐクロスボーダー型のチーム運営モデルを標榜しており、アカデミーチーム運営を含む長期的な競技体制の整備が明示されています。
掲げる重点施策
プレスリリースで明確に示された推進項目は以下の三点です。これらはVCT Pacificでの戦いに向けた基盤整備と、国内競技環境への還元を意図しています。
- 国際リーグで戦う強固な競技バックアップ体制の構築
- 日韓を繋ぐクロスボーダー型のチーム運営モデルの確立
- 日本国内の競技レベル向上を見据えたアカデミーチームの運営
これらは選手の競技力向上だけでなく、運営面・教育面・地域連携面での長期的なエコシステム形成を目指すものです。
- SLT Seongnamについて
- 韓国・城南(Seongnam)を拠点とするSLTは、2025年のVCT Ascension Pacificを制した新鋭チームです。卓越した戦略性と適応力を武器に各地域の強豪を破り頂点へと駆け上がりました。
- VARRELについて
- VARRELは複数タイトルで国内外実績を有するプロeスポーツチームで、イベント運営・コミュニティ活動を通じ地域連携やeスポーツ教育・文化普及にも取り組んでいます。
組織の声と運営情報
プレスリリースには株式会社CELLORB/VARREL代表取締役社長 鈴木文雄氏およびSLT Seongnam最高執行責任者 キム・ハンヨン氏によるコメントが掲載されています。両者は今回の合流に対する期待と感謝の意を表明しています。
以下に各代表のコメントを原文の意図を損なわない形で紹介します。
鈴木 文雄(株式会社CELLORB/VARREL 代表取締役社長)コメント
VALORANT部門の再始動に向けて機会を探し続けていた中、SLTという素晴らしいチームに出会えたことは、大きな運命だと感じています。彼らの情熱とポテンシャル、日本の運営体制を掛け合わせることで、VCT Pacificに新たな価値を提示できると確信しています。
VARRELとして、再びVALORANTの舞台へ挑みます。温かいご声援をいただけますと幸いです。
キム・ハンヨン(SLT Seongnam 最高執行責任者)コメント
この度、SLT eSportsがVARRELに合流し、共に新たな歴史の最初のページを開くことになったことを正式にご報告申し上げます。まず、これまでSLT eSportsの道のりを共にしてくださり、常に温かいご声援と愛情を注いでくださった全てのファンの皆様に心より感謝申し上げます。皆様の応援と愛情があったからこそ、私たちはこの舞台に立つことができました。
SLTは、これからVARRELという名前で、2026 VCT Pacificの舞台に立つことになります。VARRELの強力なビジョンとプロフェッショナルなシステムは、私たちの選手たちにとって、さらなる大きな飛躍の足がかりになると確信しています。選手たちもまた、新しい環境で最高のパフォーマンスを発揮するために、既に決意を固めています。
SLT eSportsの精神と可能性がVARRELという翼を得て、VCT Pacificで新たな旋風を巻き起こせるよう、ファンの皆様には引き続きご関心とご声援を賜りますようお願い申し上げます。VARRELとしてお見せする素晴らしいプレイにご期待ください。
広報情報、運営拠点、公式リンクの案内とまとめ
本発表に関する基本的な運営情報や公式リンクは以下のとおりです。参戦は2026年VCT Pacificで、SLTの選手・スタッフは来季よりVARRELの名称で出場します。
運営会社の詳細や公式情報は公開されたリリースに準じますので、連絡先やサイト情報もあわせて記載します。
- 発表元:株式会社CELLORB(VARREL運営)
- 発表日時:2025年12月12日 11時02分
- VALORANT部門結成:2023年1月
- 競技休止開始:2024年9月(競技活動を一時休止)
- SLTの実績:VCT Ascension Pacific 2025 優勝
- 参戦大会:VCT Pacific 2026(VARREL名義で出場)
- 株式会社CELLORB 概要
- 本社所在地:神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル402
- 代表者:代表取締役社長 鈴木 文雄
- 事業内容:eスポーツ事業
公式情報へのリンク(テキストでの提示)もプレスリリースに含まれています。VARREL公式X:https://x.com/_VARREL 、VARREL VALORANT部門X:https://x.com/VARREL_VALORANT 、VARREL公式サイト: https://varrel.jp/ 、株式会社CELLORB公式サイト: https://cellorb.jp/ 。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年12月12日 11時02分 |
| 参戦大会 | Valorant Champions Tour Pacific 2026(VCT Pacific 2026) |
| 参戦チーム | VARREL(SLT Seongnamの選手・スタッフがVARRELとして出場) |
| 経緯 | VARRELは2024年9月から活動休止。SLTとの出会いを経て2026年に再始動。 |
| 推進事項 | 競技バックアップ体制構築、日韓クロスボーダー運営、アカデミーチーム運営 |
| 運営会社 | 株式会社CELLORB(本社:神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル402) |
| 代表者 | 鈴木 文雄(代表取締役社長) |
| SLTの特徴 | VCT Ascension Pacific 2025制覇。若手中心の高い成長力と適応力を有するチーム。 |
| 公式リンク | VARREL公式X https://x.com/_VARREL 、VALORANT部門X https://x.com/VARREL_VALORANT 、サイト https://varrel.jp/ 、CELLORB https://cellorb.jp/ |
以上がプレスリリースに基づくVARRELのVCT Pacific 2026参戦に関する要旨と具体的な情報の整理です。日韓両国の選手・スタッフを結びつける新体制で、VARRELは2026シーズンに国際リーグの舞台での戦いに臨むことが明確になりました。