12/13開設 小田原に常設グリーフシェアスポット誕生

SKYグリーフシェア開設

開催日:12月13日

SKYグリーフシェア開設
これは何の施設なの?
小田原・TASCUL内に12/13開設の常設グリーフシェアスポット。旅きっぷや絵馬に想いを書いて掲示・共有する場で、専門カウンセリングではなく言葉で自分の心を整理する仕組み。WEB投稿も可。
どうやって参加すればいいの?
TASCUL営業時間内(9〜17時、毎週水曜定休)に来訪し無償のSKYグリーフ旅きっぷを受け取って記入、絵馬は寄付で記入して指定ゾーンに掛ける。来られない人は公式サイトのフォームから投稿可能。

小田原に誕生した常設型「SKYグリーフシェアスポット」の概要

一般社団法人SKYグリーフシェアの会(所在地:神奈川県小田原市、代表理事:藤田康広)は、神奈川県西部で初となる常設型のグリーフシェアスポットを2025年12月13日に開設します。プレスリリースは2025年12月12日 07時00分に発表されており、地域に根ざした実空間とWEB空間の両面で喪失の気持ちを言葉にする場を提供することが明記されています。

このスポットは、悲しみ(グリーフ)を抱える人が安心して想いを書き残せる場として設計されており、訪問者は自由に立ち寄って言葉を書き記すことができます。運営は一般社団法人SKYグリーフシェアの会が担い、常設による継続的な運営を目指しています。

  • 開設日:2025年12月13日
  • 運営:一般社団法人 SKYグリーフシェアの会
  • 主な提供:SKYグリーフ旅きっぷ、SKYグリーフシェアの絵馬、掲示空間(現地/WEB)
  • 所在地:神奈川県小田原市栢山2430(地域密着型複合施設「TASCUL」内)
神奈川県西部初の常設型グリーフシェアスポットが小田原に誕生。2025年12月13日にプレオープン、一般社団法人「SKYグリーフシェアの会」が発足。 画像 2

ニュースの主要点

今回の開設は神奈川県西部では初の常設型グリーフシェアスポットという点が特徴です。物理的な場を持つことにより、来訪者が言葉を書き、掲示し、他者の言葉を読むことで心の整理や気付きが得られる場を提供します。

また、対応は専門的なカウンセリング提供ではなく、言葉にすることを通じて自分自身で心を整理する体験を重視しています。言葉は公開され、他の来訪者も閲覧可能です。これは共感や気づきを促すための仕組みです。

神奈川県西部初の常設型グリーフシェアスポットが小田原に誕生。2025年12月13日にプレオープン、一般社団法人「SKYグリーフシェアの会」が発足。 画像 3

現地とオンライン双方で体験できる「絵馬」と「旅きっぷ」の仕組み

施設内では自由に記入できる「SKYグリーフ旅きっぷ」と、寄付型の「SKYグリーフシェアの絵馬」が用意されます。どちらもグリーフという経験を言葉で表現し、掲示板的に共有するためのアイテムとして機能します。

これらのアイテムは見た目にも配慮され、想いを託すためのモチーフや色が設定されています。記入と掲示のプロセスを通じて、来訪者は自己の心情を可視化し、他者の言葉から気づきを得ることが期待されます。

SKYグリーフ旅きっぷ
グリーフを「旅」に例え、切符のフォーマットで作られたカードです。無償で配布され、誰でも手に取り記入できます。心の変化を旅に見立て、記すことで内面の整理を促します。
SKYグリーフシェアの絵馬
神社の絵馬のように空への想いを託すためのアイテムです。記入は活動維持のための寄付を対価とし、記入後は施設内の掲示箇所に掛けることができます。色とモチーフにより掲示箇所でゾーニングされます。
絵馬の種類 モチーフ 掲示ゾーン
さよなら 青ゾーン(さよなら)
ありがとう 赤ゾーン(ありがとう)
あいたい 蝶々 黄ゾーン(あいたい)
神奈川県西部初の常設型グリーフシェアスポットが小田原に誕生。2025年12月13日にプレオープン、一般社団法人「SKYグリーフシェアの会」が発足。 画像 4

WEB空間での共有仕組み

現地での掲示に加え、現在は仮サイトとして運営されているWEB空間にも言葉を投稿できます。フォームに寄せられた言葉や想いは掲示板上に反映され、遠方の方や来訪が難しい方でも投稿・閲覧が可能です。

このオンライン掲示板は、スマートフォンやパソコンからアクセスして言葉を残し、他者の言葉を読むことでつながりを持つことを目的としており、地域を越えた参加を受け入れる設計になっています。公式サイトのURLは次の通りです:https://griefshare-sky.studio.site/

神奈川県西部初の常設型グリーフシェアスポットが小田原に誕生。2025年12月13日にプレオープン、一般社団法人「SKYグリーフシェアの会」が発足。 画像 5

設置場所「TASCUL」と法人設立の背景・体制

SKYグリーフシェアスポットは、地域密着型複合施設「TASCUL(タスカル)」(運営:サーヴ住設株式会社、住所:神奈川県小田原市栢山2430、代表:尾宮謙一)の店舗内に設置されます。TASCULは地域の情報発信拠点として、さまざまなサービスを提供する施設です。

TASCULの営業時間は9時から17時、定休日は毎週水曜日です。施設は常に無人開放される形を取っており、営業時間内であれば誰でも訪れることができます。来訪者は施設内に設けられた掲示箇所に絵馬や旅きっぷを掛け、想いを共有できます。

  • TASCULの主な機能:地域ハンドメイド作家の委託販売コーナー、リユース品販売の「もったいないコーナー」、シェア図書館、コインランドリー、マルシェやワークショップの開催
  • 運営主体:サーヴ住設株式会社が施設を運営
  • SKYグリーフシェアスポットはTASCUL店内の常設コーナーとして設置
神奈川県西部初の常設型グリーフシェアスポットが小田原に誕生。2025年12月13日にプレオープン、一般社団法人「SKYグリーフシェアの会」が発足。 画像 6

一般社団法人SKYグリーフシェアの会の設立経緯と体制

団体は2025年11月に設立され、理事4名と監事1名の体制で活動を始めています。設立の背景には「悲しみに向き合うすべての人が、心でつながり合える世界を創る」という目的があり、グリーフを共有する文化を普及させることが掲げられています。

団体のデザイン「SKY」は、TASCUL創設時に尽力した店長が病床で生み出したもので、その想いを受け継いで活動を行っている点が紹介されています。代表理事は藤田康広氏です。

神奈川県西部初の常設型グリーフシェアスポットが小田原に誕生。2025年12月13日にプレオープン、一般社団法人「SKYグリーフシェアの会」が発足。 画像 7

利用方法、参加のしかたと活動計画

来訪者はTASCUL営業時間内(9時〜17時、定休日:水曜)であれば誰でも施設を訪れ、旅きっぷを受け取り、絵馬に寄せられた想いを書くことができます。絵馬は寄付を対価として記入でき、記入後は色分けされた指定箇所に掛けることで掲示されます。

WEBサイト上ではフォームを通じて言葉を投稿することができ、投稿された内容は掲示板に反映されます。遠方や外出困難な方でも参加できる仕組みが整えられており、リアルとデジタルの両面から言葉の共有が可能です。

  1. 来訪して旅きっぷを受け取る(無償)
  2. 想いを書き込む(旅きっぷ/絵馬)
  3. 絵馬は寄付を支払って記入し、指定ゾーンに掛ける
  4. 掲示された言葉を他の来訪者が閲覧することで相互の気づきを得る
  5. WEBからも言葉を投稿でき、掲示板で共有される

今後の活動計画としては、小田原を拠点にワークショップや展示を開催し、個人や法人が参加できる「グリーフアクション100」を展開する予定です。加えて、活動継続と拠点整備のためのクラウドファンディングや賛助会の設立を予定しており、オンライン投稿機能の強化を図りながら、リアルとデジタル双方での言葉のつながりを育てていく計画が示されています。

項目 内容
名称 SKYグリーフシェアスポット
所在地 神奈川県小田原市栢山2430(TASCUL内)
開設日 2025年12月13日
発表日時(プレスリリース) 2025年12月12日 07時00分
運営団体 一般社団法人 SKYグリーフシェアの会(設立:2025年11月)
代表理事 藤田康広
TASCUL営業時間・定休日 9時〜17時、定休日:毎週水曜日
主な提供サービス SKYグリーフ旅きっぷ(無償)、SKYグリーフシェアの絵馬(寄付型)、現地掲示、WEB掲示板
絵馬の色分け さよなら=青(雲)、ありがとう=赤(花)、あいたい=黄(蝶々)
公式サイト https://griefshare-sky.studio.site/

この記事は、一般社団法人SKYグリーフシェアの会が発表したプレスリリースの内容を基に、施設の機能、提供するアイテム、設置場所、運営体制および今後の活動計画を整理して伝えるものです。実際の利用方法や運営状況については、公式サイトや現地の案内をご確認ください。

参考リンク: