東京都が選定 すくわくナビゲーター園35園が始動

ナビゲーター園35園開始

開催日:12月12日

ナビゲーター園35園開始
ナビゲーター園って何するの?
すくわくナビゲーター園はプログラム実施園同士の学び合いの中核で、見学受け入れや取組紹介・助言、実践事例の共有を通じて保育の質向上を支える拠点です。第一弾は35園が選定されました。
見学や連携って自分の園でも申し込めるの?
各園の見学受け入れ可否や連携方法は公式のナビゲーター一覧ページで順次公開されます。募集は継続予定で第二弾の選定もあるため、詳細や応募は公式サイトを確認してください。

幼児期の学びをつなぐ「すくわくプログラム」と連携の背景

東京都は、東京大学の研究機関であるCEDEP(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター)と連携し、幼稚園や保育所など施設類型の垣根を越えて乳幼児の成長・発達を支える施策として、「とうきょう すくわくプログラム」を策定しています。プログラムは令和6年3月に策定され、都内全域への展開が計画されてきました。

制度化された取り組みは令和6年度から全域展開を開始し、初年度には1,591園で導入されました。導入拡大は継続しており、発表時点で本年度は2,750を超える園での実施を予定していると公表されています。これにより、施設間での保育実践の共有や保育者同士の学び合いが都市全体で促進されることを目指しています。

策定時期
令和6年3月(2024年3月)
初年度の実施園数(令和6年度)
1,591園
本年度の実施予定園数
2,750園以上(予定)
連携機関
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)
「とうきょう すくわくプログラム」実施園同士の学び合いの中核となる「すくわくナビゲーター園」が決定(第一弾) 画像 2

「すくわくナビゲーター園」制度の目的と具体的な活動

すくわくプログラムの質をさらに高めるため、東京都は令和7年10月10日付ですくわくナビゲーター園の募集を開始しました。ナビゲーター園は、実施園同士が学び合うネットワークの中核となることを目的としています。

募集の結果、本リリースでは第一弾として35園が選定され、活動は令和7年12月12日(金曜日)より開始するとしています。選定は第1弾であり、今後第2弾以降の追加決定と継続的な募集を予定していると明記されています。

「とうきょう すくわくプログラム」実施園同士の学び合いの中核となる「すくわくナビゲーター園」が決定(第一弾) 画像 3

制度の目的(実施目的)

ナビゲーター園に設定された主な目的は次の2点です。まず、すくわくプログラムを実施する園同士の学び合いネットワークの中核として位置付けること。次に、実施園同士が実際に学び合うことで、取り組みの実施の質の向上につなげることです。

これらの目的は、現場の保育者からの声を踏まえたものであり、現場での課題解決や実践の共有を念頭に置いています。

ナビゲーター園に期待される役割
  • 他の実施園からの見学の受け入れ
  • 他の実施園への取組紹介・助言
  • 実践事例の共有や相談対応の窓口的役割
現場の要望(保育者の声)
  • 探究活動の事例や他園の工夫を知りたい
  • 悩みを相談できる場やアドバイスを受けられる場を求めている
「とうきょう すくわくプログラム」実施園同士の学び合いの中核となる「すくわくナビゲーター園」が決定(第一弾) 画像 4

第一弾に選定された35園の一覧と各園の所在地

令和7年12月12日から活動を開始する第一弾のすくわくナビゲーター園として、都内および多摩地域を含む35園が決定しました。以下に、番号、園名、所在地を漏れなく掲載します。

この一覧は都が公表した情報をそのまま掲載したもので、各園は見学受け入れや取組紹介・助言等の活動を担います。各園の詳細は順次、専用サイトに掲載される予定です(URL: https://www.sukuwaku.metro.tokyo.lg.jp/navigator/)。

番号 園名 所在地(市区)
1 港区立白金台幼稚園 港区
2 麻布十番ちとせ保育園 港区
3 オルト保育園 新宿区
4 新栄保育園 新宿区
5 新宿区立西戸山幼稚園 新宿区
6 品川区立ゆたか保育園 品川区
7 品川区立西五反田第二保育園 品川区
8 品川区立東品川保育園 品川区
9 クオリスキッズいけがみ保育園 大田区
10 さくらしんまち保育園 世田谷区
11 羽根木こども園 世田谷区
12 グローバルキッズ沼袋園 中野区
13 龍の子保育室 中野区
14 Gakkenほいくえん桃井 杉並区
15 さくらさくみらい堀ノ内 杉並区
16 玉成幼稚園 杉並区
17 AIAI NURSERY第二東池袋 豊島区
18 明日香保育園 北区
19 HOPPA堀切菖蒲園 葛飾区
20 グローバルキッズ東新小岩園 葛飾区
21 熊野幼稚園 葛飾区
22 東一の江こども園 江戸川区
23 由木保育園 八王子市
24 幼保連携型認定こども園せいび 八王子市
25 藤幼稚園 立川市
26 こびとのもり保育園 町田市
27 町田こばと幼稚園 町田市
28 Gakkenほいくえん花小金井 小平市
29 東村山おしゃら保育園 東村山市
30 国分寺エンジェル保育園 国分寺市
31 すみれ保育園 福生市
32 キッズガーデンかわせみ 多摩市
33 松葉保育園 稲城市
34 中島ゆうし保育園 稲城市
35 本郷ゆうし保育園 稲城市
「とうきょう すくわくプログラム」実施園同士の学び合いの中核となる「すくわくナビゲーター園」が決定(第一弾) 画像 5

選定後の情報公開と参照資料

各すくわくナビゲーター園の詳細は、公式サイトのナビゲーター一覧ページに順次掲載される予定です。該当ページのURLは明記されており、公開情報を基に見学や連携に関する調整が行われる見込みです。

参考資料として、令和6年度のすくわくプログラムの取組事例も公開されています(ファイル識別子: d52467-6329-9d6cdb1e90ab7e4bfdc15909f50acf75.pdf)。これらの資料は実践事例の共有に資するもので、ナビゲーター園の活動にも関連する情報が含まれます。

「とうきょう すくわくプログラム」実施園同士の学び合いの中核となる「すくわくナビゲーター園」が決定(第一弾) 画像 6

発表日・活動開始日・戦略との関係の整理

本件の発表は2025年12月12日 21時23分に東京都から公表されており、活動開始日は同日付で示された令和7年12月12日(金曜日)です。募集開始は令和7年10月10日から行われていました。

また、本件は「2050東京戦略」の推進に資する取り組みであり、その中の戦略1:子供(Children)『子供目線に立った政策の推進』に位置付けられています。子どもを中心に据えた政策展開の一環として、教育・保育現場の実践共有と質の向上が意図されています。

発表日時
2025年12月12日 21時23分
活動開始日
令和7年12月12日(金曜日)
ナビゲーター園募集開始日
令和7年10月10日
関連戦略
2050東京戦略(戦略1:子供)

以上の情報により、東京都はプログラムを段階的に拡大するとともに、現場の保育者同士の学び合いを促進するための拠点としてナビゲーター園制度を整備していることが明らかです。第一弾の35園はその中核を担う存在として、見学受け入れや助言の提供といった活動を行います。

本記事で整理した主要事項
項目 内容
プログラム名 とうきょう すくわくプログラム
連携機関 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)
策定時期 令和6年3月(2024年3月)
令和6年度実施園数 1,591園
本年度(発表時)予定実施園数 2,750園以上(予定)
ナビゲーター園募集開始日 令和7年10月10日
第一弾選定数 35園(活動開始日:令和7年12月12日)
活動開始日(第一弾) 令和7年12月12日(金曜日)
発表日時 2025年12月12日 21時23分
ナビゲーター園の主な活動 見学受け入れ、他園への取組紹介・助言 等
公式ナビゲーター情報ページ https://www.sukuwaku.metro.tokyo.lg.jp/navigator/
参考資料(令和6年度取組事例) d52467-6329-9d6cdb1e90ab7e4bfdc15909f50acf75.pdf
関連政策 2050東京戦略(戦略1:子供)

本文では、すくわくプログラムの策定背景からナビゲーター園の目的・活動内容、第一弾に選ばれた35園の一覧、発表日時や関連戦略までの主要情報を整理しました。各園の詳細は公式サイトで順次公開されるため、具体的な見学の可否や協働の方法については該当ページで確認が必要です。