12月19日開催 スーツアップ登記プロマネ術セミナー

登記業務の複雑さを解消する「登記のプロジェクト管理」セミナーの意義

株式会社スーツは、2025年12月19日（金）19時から、代表取締役社長CEOの小松裕介氏を講師に迎え、スーツアップ・セミナー「登記のプロジェクト管理」を無料でオンライン開催します。本セミナーは登記手続きに関わる複数のタスクを同時並行で管理する必要がある法務・総務担当者や中小企業の経営者を主な対象としています。

登記業務では、不動産登記や商業登記に関する書類収集・作成、関係者との確認・調整、期限管理、法務局との手続きおよび補正対応など、多数の工程が発生します。こうした業務の抜け漏れや遅延、補正リスクを低減しつつ効率化するために、案件ごとの必要書類やタスクを整理・管理し、関係部署や外部専門家と連携するためのプロジェクト管理手法が求められます。

登記に特化したプロジェクト管理のポイント

本講演では、法務担当者が導入すべき管理の視点として、書類の「ひな型化」、期限通知の設定、担当者間の進捗共有、補正対応のフロー整備を中心に説明されます。これらは単独の作業改善ではなく、チーム全体で毎日続けられる運用設計が重要です。

さらに、同社が提供するAI支援のタスク管理ツール「スーツアップ」を用いた具体的な運用事例や操作デモが紹介され、書類の抜け漏れ防止、進行遅延の防止、補正リスクの低減、業務効率化にどう結びつくかが説明されます。

• 対象業務: 不動産登記・商業登記に係る書類準備、関係者調整、行政手続き
• 主な効果: 書類の見える化、期限管理の自動化、補正対応の迅速化

セミナー開催の詳細と参加方法

セミナーは2025年12月19日（金）19時00分から19時45分までのオンライン開催です。講演は30分、質疑応答は15分を予定しています。参加費は無料で、参加を希望する場合は所定の登録フォームから応募する必要があります。

登録フォームのURLは次のとおりです。参加登録後、前日までにオンライン参加用のリンクがメールで案内されます。

• 登録フォーム: https://x.gd/ddyJl
• 開催方式: オンライン（メールで事前にリンク送付）
• 参加費: 無料

登壇者プロフィールと講演の信頼性

講師は株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松 裕介氏です。小松氏は約20年にわたり中小企業等のバリューアップに従事しており、複数社でチームのタスク管理導入を実施してきた実務経験を有します。講演では中小企業等での実務経験に基づいた事例紹介を交え、分かりやすく解説が行われます。

小松氏の主な経歴は次のとおりです。

主な経歴

2013年3月 新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社（現: 伊豆シャボテンリゾート株式会社）の代表取締役社長に就任。グループを黒字化へ導く。

2014年12月 株式会社スーツの前身を設立、代表取締役に就任。

2016年4月 総務省地域力創造アドバイザーおよび内閣官房地域活性化伝道師登録。

2019年6月 国土交通省PPPサポーター。

2020年10月 大手YouTuberプロダクション株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化と上場会社の子会社化を達成。

2022年12月 株式会社スーツを新設分割し、代表取締役社長CEOに就任。

スーツアップの機能・提供状況・料金体系

「スーツアップ」は経営支援クラウドとして、AIを活用したチームのプロジェクト・タスク管理ツールです。表計算ソフトのような操作性を保ちつつ、タスクの「見える化」を実現し、タスクの抜け漏れや期限遅れを防止することを目的とします。AI支援により、チームで毎日続けられる運用を目指しています。

提供の経緯として、2023年9月にα版を開始、2024年4月からβ版を提供しています。β版ではタスク・組織・コミュニケーション・分析の基本機能に加え、タスクひな型、期限通知、定型タスクといった、表計算ソフトには乏しいチーム運用に適した機能が搭載されています。β版では7日間の無料お試しが可能です。

主な機能と効果

• 表計算ライクな操作で導入が容易
• AIによるタスク推薦や分析機能
• タスクひな型、期限通知、定型タスクの搭載
• タスクの見える化により業務効率化とコスト削減が期待できる

同社のシミュレーションによれば、従業員数30名の会社で上司と部下の間で1日2回、各8分のタスク進捗確認が行われた場合、1か月（営業日20日計算）で119万円のコストが発生する計算になります。このような無駄なコミュニケーションコストを下げる効果が期待される点が強調されています。

料金プラン

スーツアップの主なプランと料金は次のとおりです（税別）。

なお、β版スタートキャンペーンとして、2025年12月31日までは初期費用が無料となっています。サービスサイトは次のURLです: https://suitup.jp

市場背景・調査データと会社情報の整理

タスク管理の現状に関する調査では、従業員1,000人以下の企業・団体に勤める経営者・役員・会社員を対象とした調査（株式会社ヌーラボ、2023年10月6日～10月10日実施）で、タスク管理の実務で利用されている手段に偏りがあることが示されています。調査結果は次のとおりです。

1. メールやカレンダー機能: 31.2%
2. 手書きのメモや手帳、ノート: 30.6%
3. ビジネスチャット: 14.3%
4. Excelやスプレッドシート（チーム利用想定）: 25.2%
5. タスク管理専用ツール: 11.7%

このように、チームでのタスク管理に特化したツールの浸透率はまだ低く、中小企業等における生産性向上の余地が大きいことが示唆されています。スーツはこの課題に対して、まずチームのタスク管理を導入することが労働生産性の向上につながるとの観点から、スーツアップの提供とセミナーを継続して行っています。

以下に、株式会社スーツの会社概要および関連情報を整理します。

関連情報・参考記事

スーツは自社のサービス説明に加え、タスク管理に関する一般的なハウツーや比較記事も参照として挙げています。これらはサービス導入検討時の参考情報として提示されています。

• タスク管理ツールおすすめ10選、導入メリット・選び方
• Taskworldのタスク管理ガイド（エクセルからの移行など）
• NI Collabo 360のタスク管理ガイド

本記事の整理表と締めくくり

以下の表は、本記事で触れたセミナー開催情報、サービス概要、会社情報を端的にまとめたものです。参加申込やサービス検討の際に参照してください。

登記業務のように複数の関係者や工程が絡む作業では、タスクの「見える化」と運用の継続性が成否を分けます。本セミナーは、実務経験に基づく運用ノウハウとAIを組み合わせたツール活用の視点を提供する場として設計されています。参加登録やサービスの詳細は上記のリンク先で確認できます。