千葉&香川が制した全日本空手団体戦速報 東京武道館の熱戦と詳細

全日本空手団体戦

開催日:12月13日

全日本空手団体戦
誰が優勝したの?
12月13日の団体戦は東京武道館で行われ、男子は千葉県が終盤の逆転で優勝、青森が初の決勝進出で準優勝。女子は香川県が昨年の雪辱を晴らして優勝した。
団体形の決勝はいつで誰が出るの?
団体形の決勝は12月14日、日本武道館で行われる予定。男子は全空連推薦(前年度優勝)と同志社大、女子は国士舘大と帝京チームが決勝進出している。

熱戦の舞台──12月13日、東京武道館に沸いた団体戦

競技結果のお知らせ(発表:公益財団法人全日本空手道連盟/発表日時:2025年12月13日 20時24分)に基づき、2025年12月13日(土)に東京武道館で行われた団体競技の模様を詳報する。全国から集まったトップアスリートが日本一の座を目指して臨んだ一日であり、会場は終始緊迫した空気に包まれていた。

本大会は「内閣総理大臣杯 第53回全日本空手道選手権大会(都道府県対抗団体組手)」および「第4回全日本空手道団体形選手権大会(予選)」の二競技が併催され、男女の団体組手と団体形の予選が12月13日に実施された。12月14日(日)は日本武道館で男女個人組手・個人形および団体形決勝が予定されている。

【12/13(土)リザルト速報】内閣総理大臣杯 第53回全日本空手道選手権大会(都道府県対抗団体組手) ・第4回全日本空手道団体形選手権大会(予選) 画像 2

当日の会場運営と参加規模

大会運営は公益財団法人全日本空手道連盟(JKF)が主催し、会場は東京武道館。参加チームは都道府県代表や大学代表、フリーエントリーチームなど多様な編成で、各チームが日々の研鑽の成果を発揮する場となった。

競技進行は予選〜準決勝までが同日中に行われ、団体形は予選を通過したチームが決勝進出を決めた。観客席からは演武ごとに拍手や静かな緊張感が交錯し、選手たちの一挙手一投足が注目された。

【12/13(土)リザルト速報】内閣総理大臣杯 第53回全日本空手道選手権大会(都道府県対抗団体組手) ・第4回全日本空手道団体形選手権大会(予選) 画像 3

団体組手の結果と試合の流れ:逆転劇と初の決勝進出

男子・女子それぞれの団体組手で上位を占めた都道府県が確定した。試合の中では終盤での逆転劇や予想外の決着が見られ、順位表に表れる結果以上に試合内容が大会の特徴となった。

以下に、男子・女子の入賞結果と試合の特徴を具体的にまとめる。

【12/13(土)リザルト速報】内閣総理大臣杯 第53回全日本空手道選手権大会(都道府県対抗団体組手) ・第4回全日本空手道団体形選手権大会(予選) 画像 4

男子団体組手の結果と注目選手

優勝:千葉県/準優勝:青森県/第3位:大分県、香川県。昨年度は3位に終わった千葉県が、終盤での見事な逆転劇により優勝を獲得した。序盤は劣勢に立たされる場面もあったが、選手たちの集中力とチーム戦術が終盤に結実した形となった。

青森県は団体組手戦が始まって以来、初の決勝進出を果たしたが準優勝にとどまった。ナショナルチーム所属の森優太選手を中心に果敢な攻めを見せ、会場に強い印象を残した。大分県と香川県が第3位に入り、上位4チームはいずれも最後まで高い競技レベルを維持した。

女子団体組手の結果と試合の特色

優勝:香川県/準優勝:静岡県/第3位:京都府、千葉県。昨年度の大会で3位に終わっていた香川県が、今大会で優勝を果たし昨年の雪辱を晴らした。決勝では大会を通じて磨かれた連携と個々の技術が結びつき、優勝に至った。

静岡県は準決勝で前年度優勝の京都府を破り決勝進出を決めたが、最終的には香川県に及ばず準優勝となった。会場は優勝決定の瞬間、寒さを忘れさせるような熱気に包まれ、選手および関係者の努力が多くの観客に伝わる内容となった。

団体形(予選)の結果と決勝進出チームの動向

第4回全日本空手道団体形選手権大会の予選では、男女それぞれ決勝進出チームが決定した。各チームは3名による演武で呼吸・重心・間合いなどの調和を示し、技術的完成度が評価された。

決勝は12月14日に日本武道館で行われる予定で、予選を通過したチームは明日の決戦に向けて準備を進める段階に入っている。

団体形(男子)予選の結果と注目点

決勝進出チームは全空連推薦(前年度優勝)および学連④(同志社大学)。第3位は近畿地区①(大阪府)と全空連推薦(国士舘大学)。前年度優勝の全空連推薦チームは準決勝で五十四歩小を選択し、二連覇を目指して決勝へ進んだ。

同志社大学(学連④)は準決勝でスーパーリンペイを演武して決勝進出を果たした。全空連推薦および大学チームの対決は、国内外での活躍に直結する力のある試合として注目される。決勝でどのチームが技術と連携をより高めて示すかが焦点となる。

団体形(女子)予選の結果とチームの声

女子の決勝進出チームは学連⑤(国士舘大学)帝京チーム(フリーエントリー)で、第3位には学連③(同志社大学)、学連②(中部学院大学)が入った。いずれのチームも3名で揃った呼吸と重心の置き方、間合いの取り方に優れた演武を披露した。

国士舘大学は準決勝からメンバーを入れ替え、決勝へ臨む意向を示しており、「チームの絆には1番自信がある」と述べている。帝京チームは大学生と高校生の混成で、競技前に「緊張よりも楽しみ」との発言が伝えられた。決勝では世代を超えた融合と技術の磨き上げが戦局を左右する可能性がある。

開催概要と大会情報の整理

大会の正式名称、日程、会場、主催団体など基本情報を以下に詳述する。関係情報は大会の運営と観戦計画に必要な基礎データとなる。

主催は公益財団法人 全日本空手道連盟(JKF)で、所在地は東京都江東区辰巳。公式サイトはhttps://www.jkf.ne.jpおよび関連リンクとしてhttp://jkf.g-spo.jp/zennihon/が案内されている。

  • 大会名:第53回全日本空手道選手権大会(内閣総理大臣杯)/第4回全日本空手道団体形選手権大会
  • 開催日:2025年12月13日(土)男女団体組手・団体形予選
  • 開催日:2025年12月14日(日)男女個人組手・個人形/団体形決勝
  • 会場(12/13):東京武道館
  • 会場(12/14):日本武道館
  • 主催:公益財団法人 全日本空手道連盟(JKF)
  • 所在地:東京都江東区辰巳
  • 公式サイト:https://www.jkf.ne.jp
  • 関連リンク:http://jkf.g-spo.jp/zennihon/

プレスリリース情報(発表元の明記)

本記事は、公益財団法人全日本空手道連盟が2025年12月13日 20時24分に発表した「競技結果のお知らせ」を基に作成した。発表原文に記載された結果・出場チーム名・コメント等を忠実に反映している。

発表元の公式アナウンスには大会の進行・審判に関する詳細や今後の決勝スケジュール、関連イベントの案内が含まれているため、追加情報は主催者公式サイトでの確認が望ましい。

本記事の主要結果まとめ
項目 内容
発表元・日時 公益財団法人全日本空手道連盟(JKF)/2025年12月13日 20時24分
大会名 第53回全日本空手道選手権大会(内閣総理大臣杯・都道府県対抗団体組手)/第4回全日本空手道団体形選手権大会(予選)
開催日・会場 2025年12月13日(東京武道館:男女団体組手・団体形予選)/2025年12月14日(日本武道館:男女個人組手・個人形/団体形決勝)
男子団体組手 優勝:千葉県/準優勝:青森県/第3位:大分県、香川県(森優太選手が注目)
女子団体組手 優勝:香川県/準優勝:静岡県/第3位:京都府、千葉県
男子団体形(予選) 決勝進出:全空連推薦(前年度優勝)、学連④(同志社大学)/第3位:近畿地区①(大阪府)、全空連推薦(国士舘大学)
女子団体形(予選) 決勝進出:学連⑤(国士舘大学)、帝京チーム(フリーエントリー)/第3位:学連③(同志社大学)、学連②(中部学院大学)
主催 公益財団法人 全日本空手道連盟(JKF)/所在地:東京都江東区辰巳
公式情報 公式サイト:https://www.jkf.ne.jp /関連ページ:http://jkf.g-spo.jp/zennihon/

本記事は主催者発表の内容を基に事実を整理している。12月14日の個人種目および団体形決勝の結果は、引き続き主催団体による公式発表を参照されたい。

参考リンク: