横浜エクセレンス、トリコロールで今季最長6連勝達成
ベストカレンダー編集部
2025年12月14日 05:44
トリコロールで6連勝
開催日:12月13日
トリコロールで臨んだホーム連戦、シーズン最長の連勝を更新
横浜エクセレンスは、2025年12月13日22時00分付で発表したリリースにて、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦 第13節バンビシャス奈良戦(ホーム/横浜武道館)を終えた報告を行いました。今回のホーム戦は、今シーズン初となる「OCEAN TOKYO監修オリジナルユニフォーム」着用試合であり、通常の「EX GREEN」とは異なるトリコロールカラーで臨んだ試合となりました。
発表文では、アウェー岩手ビッグブルズ戦から中1日で迎えた連戦の状況、Game1およびGame2の結果と詳細な試合展開、選手やヘッドコーチのコメント、次節のホームゲーム情報、クラブ紹介、視聴方法および公式SNSの案内までが含まれています。以下ではプレスリリースの内容を漏れなく整理してお伝えします。
Game1:苦しい接戦を制し今季最長の5連勝を達成
第13節 Game1は横浜EX 74―69 奈良で勝利しました。8日間で5試合が行われる連戦のラスト2試合にあたるこの日、ここまでの3試合を総力戦で勝利して3連勝、通算で4連勝の勢いのままホームに戻り、5連勝をかけての一戦でした。
試合は立ち上がりから#93 上良潤起が先制点を決め、そこから約2分30秒以上無失点に抑えるなど横浜がリズムを掴んで1Qを21-13で終えました。2Qはフリースローの与え方などでリズムを崩し、奈良に点差を縮められる展開となるも38-33で前半を折り返します。
中盤の攻防と#34 ベンジャミン・ローソンの奮闘
3Qに入ると、奈良の反撃により38-38の同点まで追いつかれますが、#10 永野威旺のスティールから#34 ベンジャミン・ローソンが得点を重ね、40点台に戻すプレイを見せました。ローソンはこの試合でオフェンスリバウンドを含む粘り強いプレーを続け、終盤の要所でチームを支えました。
とはいえ3Q終了時点で54-52とリードはわずか2点に。4Qに入ると一時56-58で逆転を許す場面もありましたが、ローソンがこの日自身10本目のオフェンスリバウンドから得点を決め、20得点目を達成して同点に追いつきます。その後、静岡戦でキャリアハイを記録した#33 杉山裕介が立て続けに得点を決めて試合を優位に進めました。
終盤のルーキー起点と勝利の瞬間
試合終盤は互いにリードを奪い合う展開となり、残り1分10秒には#20 ザック遼モーアの3Pをアシストした#18 クーリバリ セリンムルタラが重要な役割を果たしました。残り11秒にはオフェンスリバウンドから#1 トレイ・ボイドIIIの得点に貢献し、終盤にルーキーが強心臓ぶりを発揮して最終的に5点差で勝利を収めました。
この勝利によりクラブは今シーズン最長の5連勝を達成しています。
個人成績・試合後コメント(Game1)
- マンオブザマッチ:#34 ベンジャミン・ローソン
- 主なスタッツ:20得点 19リバウンド(オフェンスリバウンド10/ディフェンスリバウンド9)
- #34 ベンジャミン・ローソン(試合後)
- 「試合は本当に難しかった。次戦以降もめっちゃ頑張ります。明日(Game2)も応援お願いします。」
- #18 クーリバリ セリンムルタラ(試合後)
- 「チームとして入りのところは良かったと思っていて、その時間帯をどれだけ増やせるかが大事。2Qでは自分が交代した時にファウルをしてしまい、チームのスピーディーなバスケットスタイルを止めてしまった。4Qでは相手エースをしっかり止め、良いところでリバウンドもとれてチームに貢献できたと思うので嬉しいです。」
- #33 杉山裕介(試合後)
- 「最初から速い展開が出せず、フリースローを相手に与えてしまった。オフェンスの終わり方が悪くディフェンスでも引きずった部分があったので、明日(Game2)改善したい。」
- 河合竜児 HC(試合後)
- 「日程的な疲れの出ているゲームだった。前半からリズムに乗れなかった原因としてファウルが多かった。フリースローが増えたことで得意の早い展開に持っていくことが前半はできなかった。結果としては、4番の選手に9本与えたが17得点に抑えることができた。#21 エライジャ・ウィリアムスや#18 クーリバリのディフェンスが良かった。明日(Game2)はファウルを我慢して、ソフトにならずに足を使ってディフェンスできるかがキーだと考えている。」
Game2:ディフェンス強度を高め一気に展開を掴む、6連勝を達成
続くGame2は横浜EX 83―63 奈良で勝利し、クラブ史上B2での過去最長に並ぶ可能性を目指した6連勝を達成しました。Game1の接戦を制した翌日は、チームで修正を行い一戦目とは異なる展開で試合を進めています。
この試合も#93 上良潤起が先制点を決めましたが、序盤は奈良のリバウンドからの得点で9-8と拮抗した展開が続きました。横浜は守備強度を高めてペースをつかみ、#34 ベンジャミン・ローソンのスティールからのダンクなど勢いを見せて1Qを21-8で終えました。
前半から守備で流れを支配
2Qもディフェンスからリズムを掴む場面が多数あり、両チームで点を取り合う形となり前半は42-30で横浜リードで終了しました。3Qでは守りからの速攻で選手がコートを縦横無尽に動き、#10 永野威旺が連続で3Pシュートを沈めるなど流れを引き寄せました。
奈良もフリースローで得点を重ねて反撃を試みましたが、#93 上良潤起が重要な局面で3Pシュートを2本決めて流れを確実に呼び込み、65-47で3Qを折り返しました。
4Qの対応と選手の貢献
4Q序盤に奈良に9-2のランを許して点差を縮められる場面がありましたが、#1 トレイ・ボイドIIIを中心として流れを断ち切りました。最終的に上良が3P成功率60%と高確率のシュートを決めるなど、チームは全体として守備からの流れを作ることに成功し、大差での勝利となりました。
この勝利でクラブは今シーズン最長の6連勝を達成し、東京エクセレンス時代に記録したB2でのクラブ最長(2019年9月21日東京Z戦〜2019年10月6日越谷戦)に並ぶ戦績を生み出しました。
個人成績・試合後コメント(Game2)
- マンオブザマッチ:#93 上良潤起
- 主なスタッツ:14得点(3Pシュート成功率60%) 3リバウンド 3スティール
- #93 上良潤起(試合後)
- 「昨日は苦しい試合だったので、今日しっかり気を引き締めていこうと話していた。ゲームに入ってからは自分たちの流れで試合ができたと思う。個人的にも調子を上げてチームに貢献できるよう頑張る。」
- #1 トレイ・ボイドIII(試合後)
- 「本当に良い試合だった。特にディフェンスをちゃんと遂行できた部分が多かった。選手たちも皆さんの声援を楽しみにしているので、また横浜武道館に戻ってきて自分たちらしい勝利を積み重ねたい。」
- 河合竜児 HC(試合後)
- 「本当なら奈良戦で(古巣の)しんぺー(#0 板橋真平)がプレーできたら良かったが、復帰まで待ってほしい。誰かが波に乗れない時に違う選手が活躍してくれている。現在は非常に良い状態なので、引き続きこの状態を維持していきたい。」
次節ホーム戦および視聴・クラブ情報
プレスリリースでは次回ホーム戦の日程と会場案内、視聴方法、各種公式SNSの情報、クラブの沿革説明まで詳細に記載されています。次節は2025年最後のホーム戦として横浜武道館で山形ワイヴァンズを迎えます。
以下に次節の情報、アクセス、視聴方法、公式SNS、クラブ紹介を整理します。
次節ホーム戦の概要
- 大会
- りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦 第14節
- 対戦相手
- 山形ワイヴァンズ
- 日程
- 2025年12月21日(日) 16:05、2025年12月22日(月) 19:05
- アリーナ
- 横浜武道館
〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町2丁目9番地10
JR京浜東北線/根岸線 関内駅南口下車 徒歩6分
横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅下車 徒歩4分
視聴方法・公式SNS
試合は「バスケットLIVE」で視聴可能です。外部リンクの案内が含まれており、プラットフォームからの観戦ができます。
- バスケットLIVE:https://basketball.mb.softbank.jp/service/?utm_source=club&utm_medium=YE&utm_campaign=club_YE_003
クラブの公式SNSは以下の通りです。
- X(公式):https://x.com/yokohamaex_
- Instagram:https://www.instagram.com/yokohamaexcellence_official/
- YouTube:https://www.youtube.com/@yokohamaexcellence
- LINE:https://page.line.me/934bncen?openQrModal=true
- TikTok:https://www.tiktok.com/@yokohamaex_
- マスコットSNS:https://x.com/45pick80roll
クラブ概要
株式会社横浜エクセレンスは横浜を拠点に活動するプロバスケットボールクラブです。かつては「東京エクセレンス」として活動していましたが、2021年に本拠地を横浜へ移転し、クラブ名称を「横浜エクセレンス / YOKOHAMA EXCELLENCE」へ改称しています。
クラブ名には「Strive for Excellence」という自己向上の精神が込められており、EXCELLENCEは心技体の全てにおいて「素晴らしい」という意味を表しています。
試合結果と今後の要点を表で整理
ここまで記事内で触れた試合結果、主要所属選手のスタッツ、次節情報、視聴・アクセス情報を表にまとめて整理します。以下の表は本記事に記載した事実情報を分かりやすく一覧化したものです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| リリース日 | 2025年12月13日 22時00分 |
| 大会 | りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦 第13節(バンビシャス奈良戦) |
| Game1 | 横浜EX 74―69 奈良(勝利) |
| Game1 マンオブザマッチ | #34 ベンジャミン・ローソン(20得点 19リバウンド、オフェンスR10/ディフェンスR9) |
| Game1 主な出来事 | トリコロールのOCEAN TOKYO監修ユニフォーム着用、終盤に#18 クーリバリが重要なアシストとリバウンドで貢献、接戦を5点差で勝利し今季最長の5連勝を達成 |
| Game2 | 横浜EX 83―63 奈良(勝利) |
| Game2 マンオブザマッチ | #93 上良潤起(14得点、3P成功率60%、3リバウンド 3スティール) |
| Game2 主な出来事 | ディフェンス強度で流れを作り1Qで21-8と先行、#10 永野威旺の3P、#34 ローソンのダンクなどが効果的に機能して大差で勝利し今季最長の6連勝を達成 |
| 次節(第14節) | 対戦:山形ワイヴァンズ / 日程:2025年12月21日(日)16:05・12月22日(月)19:05 / 会場:横浜武道館 |
| 横浜武道館 住所・アクセス | 〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町2丁目9番地10 / JR京浜東北線・根岸線 関内駅南口 徒歩6分 / 横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅 徒歩4分 |
| 視聴 | バスケットLIVE(外部リンク): https://basketball.mb.softbank.jp/service/?utm_source=club&utm_medium=YE&utm_campaign=club_YE_003 |
| 公式SNS | X: https://x.com/yokohamaex_ / Instagram: https://www.instagram.com/yokohamaexcellence_official/ / YouTube: https://www.youtube.com/@yokohamaexcellence / LINE: https://page.line.me/934bncen?openQrModal=true / TikTok: https://www.tiktok.com/@yokohamaex_ / マスコットSNS: https://x.com/45pick80roll |
| クラブ情報 | 株式会社横浜エクセレンス。旧称は東京エクセレンス。2021年に本拠を横浜へ移転し現名称へ。クラブ名には「Strive for Excellence」の理念が込められている。 |
本稿ではプレスリリースに記載された日時、試合結果、選手のプレーとコメント、次節の日程・会場・アクセス、視聴方法、公式SNSおよびクラブの沿革までの情報をすべて整理して記載しました。横浜エクセレンスは連戦の中で選手個々の貢献とチームの守備強度により連勝を伸ばしています。次節の山形ワイヴァンズ戦も同会場で行われるため、日程・会場情報を参考に試合の視聴や現地観戦の計画を立てることができます。