1/31上映|七間町で生成AI×ARが街を彩る映像祭
ベストカレンダー編集部
2025年12月14日 15:10
七間町AI×AR映像祭
開催日:1月31日
七間町の街並みをスクリーンとARで再定義する取り組み
しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ実行委員会は、生成AIとXR(AR)を活用して地域振興と映像表現の可能性を探るプロジェクト「しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ2025」を開催します。本プロジェクトは、初心者も含めた幅広い参加を前提に、技術習得のためのワークショップ、作品公募、そして大スクリーンでの上映や街中でのAR展示を組み合わせる点が特徴です。
開催においては、江戸時代から芝居小屋や映画館が集積してきた静岡市葵区七間町という歴史的な舞台を活用します。従来の「受け取るエンタメ」から「創り出すエンタメ」へと転換することを目的に、地域内外の市民クリエイター、企業、クリエイターが連携し、まちの魅力発信と人材育成の両面を目指します。
プロジェクトの目的と核となる技術
本イベントは、生成AIによる動画生成や編集、XR技術による現実空間の拡張を通じて、誰もが映像を制作できる環境づくりを促進することを目的としています。これにより、地域の文化的資源を新たな視点で再編集し、観光や地域活性化につなげることを目指します。
技術面では、生成AIツール(AIが自動生成する映像素材の組合せや編集)、2D→3D変換や実物スキャンを含むAR表現、さらに静岡市が提供するオープンデータの活用が想定されています。これらを学ぶワークショップは参加自由ですが、未受講者でも公募へ応募可能です。
公募/ワークショップの概要と応募方法
応募は技術や経験を問わず、自由な発想を歓迎します。募集期間は2025年12月3日(水)〜2026年1月5日(月)23:59までです。公式Webサイトからのエントリーが必要で、URLは https://www.eizo-creative-challenge.com/ です。
募集部門は3つに分かれています。生成AI部門、XR部門(AR)、そして静岡市特別部門の「未来の都市生活」がテーマの部門です。応募はワークショップ未受講でも可能で、お一人で複数部門・複数作品の応募も歓迎されています。
募集部門の詳細
- 生成AI部門:AIツールを用いて生成した動画素材を組み合わせ、一つの映像作品として制作してください。
- XR部門(AR):2D画像を3D化するか、実物をスキャンして加工し、七間町通りをバーチャルに彩るAR作品を作成してください。
- 静岡市特別部門:テーマは「未来の都市生活」。理想の街並みや暮らしのあり方を表現する作品を募集します。UDCとの連携により都市データを活用できます。
応募方法の詳細は公式サイトを確認してください。ワークショップ参加は応募条件ではないため、学習機会を利用するかどうかは自由に選べます。
上映会、審査発表、交流のスケジュールと会場
一次審査を通過した作品は、大スクリーンでの上映および審査発表の対象となります。上映および審査発表会は2026年1月31日(土)16:00-18:00に開催されます。会場は静岡市葵区七間町12にある映画館静岡東宝会館です。入場は無料ですが、詳細は公式サイトで案内されます。
上映後には同日19:00-21:00で交流会を予定しており、静岡東宝会館近辺での実施を見込んでいます。こうした場は参加者や審査員、企業関係者が直接意見交換を行う機会として設定されています。
上映とAR展示の連携
上映対象は一次審査通過作品で、XR部門に関しては街中でのAR展示も計画されています。七間町の実際の風景を舞台に、スクリーン上映と現地AR展示を組み合わせた体験が提供されます。
こうした構成により、映画館での発表(静的・集中的な鑑賞体験)と街中での分散的な体験(AR展示)の双方から、制作物の見せ方や受け手の体験を拡張する取り組みが行われます。
審査体制・UDC連携・運営・協賛について
審査は業界の第一線で活躍するプロフェッショナルが行います。審査員の見識に基づき、各部門の最優秀賞などが決定されます。また、本イベントは「アーバンデータチャレンジ(UDC)2025」静岡拠点として登録されており、都市データを活用した作品募集やシビックテックの推進も行います。
運営はしずおか国際映像クリエイティブチャレンジ実行委員会が主催し、代表は森岡加理武(日映株式会社)です。共催にはCITY(Community for Immersive-reality Technology)とUDCが名を連ねます。
審査員の紹介
- 佐藤 文昭 氏(株式会社A440)
- ゲームプログラマー、研究開発を経て独立。XR・エンタメを軸に文化・教育・観光など多様な領域で体験設計と制作に携わる。コメント:「みなさんの自由な発想から生まれる新しい映像表現に出会えることを、とても楽しみにしております」
- 川崎 将護 氏(Studio51株式会社)
- セルルックCGアニメーター出身。Studio51でゲーム・アニメ等のCG映像制作全般のディレクションを担当。コメント:「ツールとしての生成AIを上手く活用して、制作者の持つ好みや意図、熱量、癖などが乗った作品を楽しみにしています!」
- 遠藤 基次 氏(CafeGroup株式会社)
- 富士市出身。VFXやフルCG制作に長年携わり、現在は高品質な映像制作と体制構築に従事。コメント:「AIによって誰もが想像を映像へと具現化できる時代になりました。その中で生まれる、あなたならではの感性を見てみたいと思っております。」
協賛・後援・協力体制
本イベントは複数の企業・団体の協賛と自治体等の後援を得て実施されます。協賛にはスペシャルスポンサー、ゴールドスポンサー、ブロンズスポンサーがあり、後援団体として静岡県、静岡市、教育委員会ほか多数が名を連ねます。
- スペシャルスポンサー:一般社団法人ふじのくに情報ネットワーク機構(FINO)/株式会社SBS情報システム/鈴与システムテクノロジー株式会社
- ゴールドスポンサー:シビックテック・ラボ
- ブロンズスポンサー:CafeGroup株式会社
- 後援(順不同):静岡県、静岡市、静岡県教育委員会、七間町名店街、静岡商工会議所、静岡新聞社・静岡放送、静岡第一テレビ、テレビ静岡、静岡朝日テレビ
企業協賛・個人協賛も募集中で、申込フォームはそれぞれ次のURLから提出できます。企業協賛:https://forms.gle/jhP8ysfpMMztRmYdA、個人協賛:https://forms.gle/C8kAU7eDgXniEPAc7。
まとめ:主要ポイントと問い合わせ先
以下の表で、本イベントの主要事項を整理します。応募期間、会場、部門、審査員、運営体制、協賛・後援、問い合わせ先など、プレスリリースで示された情報を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ2025 |
| 開催目的 | 生成AI・XRを用いた映像制作の学習と地域振興、まちの魅力発信 |
| 募集期間 | 2025年12月3日(水)〜2026年1月5日(月)23:59 |
| 募集部門 | 生成AI部門、XR部門(AR)、静岡市特別部門(テーマ:未来の都市生活) |
| 応募方法 | 公式Webサイトより(https://www.eizo-creative-challenge.com/) |
| 上映・審査発表 | 2026年1月31日(土)16:00-18:00、静岡東宝会館(静岡市葵区七間町12)、入場無料 |
| 交流会 | 2026年1月31日(土)19:00-21:00(静岡東宝会館近辺を予定) |
| 審査員 | 佐藤 文昭 氏(株式会社A440)、川崎 将護 氏(Studio51株式会社)、遠藤 基次 氏(CafeGroup株式会社) |
| 主催・代表 | しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ実行委員会/代表:森岡加理武(日映株式会社) |
| 共催 | CITY(Community for Immersive-reality Technology)、UDC(アーバンデータチャレンジ) |
| 協賛 | スペシャルスポンサー:FINO/株式会社SBS情報システム/鈴与システムテクノロジー株式会社、ゴールド:シビックテック・ラボ、ブロンズ:CafeGroup株式会社 |
| 後援 | 静岡県、静岡市、静岡県教育委員会、七間町名店街、静岡商工会議所、静岡新聞社・静岡放送、静岡第一テレビ、テレビ静岡、静岡朝日テレビ |
| 協賛申込フォーム | 企業協賛:https://forms.gle/jhP8ysfpMMztRmYdA、個人協賛:https://forms.gle/C8kAU7eDgXniEPAc7 |
| 問い合わせ先 | しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ実行委員会事務局 Email:eizo.creative.challenge@gmail.com |
| 公式サイト | https://www.eizo-creative-challenge.com/ |
以上がプレスリリースに基づくイベントの全体像です。募集期間や上映日時、応募方法、審査員、協賛・後援の体制など、掲載された情報は本稿の表内にまとめました。応募や参加を検討する際は、公式Webサイトおよび問い合わせ先で最新情報を確認してください。