12月17日発売のRayNeo X3 Pro、TIME誌が選ぶ2025年ベスト発明

RayNeoX3Pro発売

開催日:12月17日

RayNeoX3Pro発売
いつ発売で、いくらなの?
RayNeo X3 Proは2025年12月17日から日本を含む主要市場で発売。希望小売価格は$1,299。早期購入特典は2025年11月17日開始で期間限定$999。
何がすごいの?今のARグラスと何が違うの?
最大6000ニットのMicroLEDと両眼デュアルディスプレイ、Snapdragon AR1搭載でわずか76g。RayNeoOS 2.0でAndroidアプリやChatGPT等AIと直接連携できる点が特徴。

TIME誌選出の「2025年のベスト発明」受賞と発売の発表

RayNeo USA LLCは2025年12月14日15時10分に発表し、同社のフラグシップARグラス「RayNeo X3 Pro」が米TIME誌の『The Best Inventions of 2025(2025年のベスト発明)』においてウェアラブルテクノロジ部門を受賞したと公表しました。発表文によれば、RayNeo X3 Proは2025年12月17日より日本を含む主要なグローバル市場で発売されます。

今回の受賞と同時に示された発売日は2025年12月17日、希望小売価格は$1,299で、早期購入特典として期間限定の$999価格が設定されていることも明記されています。プレスリリースはRayNeoの製品戦略や技術的特長、企業情報などを具体的に示しています。

受賞の位置づけと公式声明

TIME誌による受賞は、RayNeo X3 Proが単なるハードウェアではなく、ソフトウェアの開放性とAI連携を含めた総合的な体験を評価された結果と説明されています。TIME誌の選出理由としては「次世代の視覚技術を提供する製品」であることが挙げられています。

RayNeoの創業者兼CEOであるHowie Liは、受賞について「今回TIME誌からベスト発明に選出されたことで、革新的なハードウェアをオープンでユーザー中心のプラットフォームを融合させるという我々の統合的なアプローチが証明されました。12月17日から正式に発売されるRayNeo X3 Proはユーザーの生活をサポートしてくれるデバイスとして、生産性を高めるとともに日々のエンターテインメントをより快適にしてくれます。」とコメントしています。

RayNeo X3 Proが備える中核技術と機能

RayNeo X3 Proは「視覚性能」「インテリジェント処理」「直感的インタラクション」「オープンなソフトウェアエコシステム」という4つの基幹技術によって多用途性を実現したと説明されています。以下では、それぞれの技術要素を具体的に整理します。

製品は日常の生産性向上から、動画・ゲーム・音楽の没入型視聴、ハンズフリー撮影、多言語のリアルタイム翻訳、AIを活用したメモ作成まで、幅広い用途を想定して設計されています。Androidアプリの直接インストールや主要AIプラットフォームとの連携にも対応する点が強調されています。

視覚性能:MicroLEDと高輝度表示

RayNeoはApplied Materials社と共同開発したという世界最小のフルカラーMicroLED光学エンジンを搭載すると発表しました。この光学エンジンにより最大6000ニットの輝度が可能になり、屋外や明るい環境でも高コントラストで鮮明な仮想ディスプレー表示をうたっています。

さらに、RayNeo X3 Proは二つの光学エンジンと光導波路を備えたデュアルアイディスプレー(両眼表示)を採用しており、片眼式の単眼デザインと異なり両眼視の規律性を重視することで、目の疲労軽減や没入感の向上、正確な一人称視点での撮影体験の提供が可能だと説明されています。

インテリジェント処理と軽量設計

処理面ではSnapdragon AR1プラットフォームを搭載し、トップクラスのAI処理能力とマルチメディア性能を確保したとしています。これにより、リアルタイム翻訳やAIによるメモ作成など高度な機能を端末上で快適に動作させることが想定されています。

加えて本体はわずか76グラムという超軽量フレーム設計で、長時間の着用時にも負担を抑える設計がなされている点がアピールされています。

直感的インタラクションと接続性

操作系としては内蔵の5方向テンプルタッチパッドや音声コマンドによる操作をサポートし、ペアリングしたスマートフォンやApple Watchからの遠隔操作にも対応します。これにより多様な場面で直感的に操作が可能であることを狙っています。

さらに、デュアルタッチパッドインターフェースを搭載することで、片側のみ操作可能な機種と比較して応答性や操作性の向上を図っている点を強調しています。また、充電中の使用に対応することで実用的な終日利用を想定した設計としています。

オープンなソフトウェアエコシステム

RayNeo X3 Proは独自OSであるRayNeoOS 2.0を採用し、革新的な「ARアプリバーチャルマシン」を備えることで、多数のAndroidアプリが直接視野に表示される仕組みを提供するとしています。WhatsApp、Instagram、TikTokなどの人気アプリへのアクセスが可能で、従来のモバイル体験とARの融合を目指しています。

また、ChatGPTなど主要AIプラットフォームへのアクセスを許可し、開発者向けにはUnityやAndroid ARDKなどのツールを提供することで、クローズドではないオープンなエコシステムを強調しています。これによりユーザーや開発者が選択の自由を持ち続けられる環境を目指しています。

使い勝手・ラインナップ・企業背景

RayNeoはXシリーズ(フルカラー「AI+AR」グラス)、Vシリーズ(インテリジェントAIグラス)、Airシリーズ(携帯性に優れた大画面視聴体験)の三つのシリーズで製品展開を行っており、X3 ProはこのXシリーズのフラグシップに位置づけられています。

企業としてはTCLグループの一員で、公式オリンピックパートナーであるTCLと連携している旨がプレスリリースに記載されています。市場実績としては、Counterpoint Researchのデータを引用し、2025年第三四半期に世界のARグラス市場で24%のシェアを獲得し首位を維持したと報告しています。

想定される利用シーンとユーザー体験

プレスリリースは、RayNeo X3 Proを「万能な相棒」と表現し、仕事での生産性補助、会議や現場でのリアルタイム翻訳、ハンズフリー撮影を含むクリエイティブ作業、個人のメディアハブとしての没入型エンターテインメント利用など、多様な利用シーンを想定しています。

また、オープンなエコシステムにより既存のAndroidアプリが直接インストール可能である点を踏まえ、従来のモバイル体験とARの拡張が組み合わさることで利用シーンの幅が広がると説明しています。

サポート・お問い合わせ

プレスリリースの問い合わせ先として、グローバルPRマネージャー名とメールアドレスが明記されています。お問い合わせ先は以下の通りです。

グローバルPRマネージャー
Sophie Li
メール
lixj@rayneo.com

価格・発売日・まとめ(要点の整理)

発表内容を整理すると、RayNeo X3 Proは2025年12月17日に主要市場で発売され、通常の希望小売価格は$1,299として設定されています。プレスリリースでは早期購入特典として$999という期間限定価格を提供すること、早期購入特典の開始日が2025年11月17日からであることが明示されています。

以下の表はプレスリリースに記載された主要情報を項目別に整理したものです。記事末尾にこの表を置くことで、製品の発売日、価格、主要技術、受賞情報、企業情報などを一目で確認できます。

項目 内容
発表元 RayNeo USA LLC(プレスリリース日時:2025年12月14日 15:10)
製品名 RayNeo X3 Pro ARグラス
TIME誌の評価 『The Best Inventions of 2025』ウェアラブルテクノロジ部門 受賞
発売日 2025年12月17日(主要グローバル市場、日本含む)
希望小売価格 $1,299
早期購入特典 $999(期間限定、2025年11月17日より)
主要技術 Applied Materials共同開発のフルカラーMicroLED光学エンジン(最大6000ニット)、Snapdragon AR1プラットフォーム、デュアルアイディスプレー、76g超軽量設計、5方向テンプルタッチパッド、RayNeoOS 2.0(ARアプリバーチャルマシン)
主な機能 ハンズフリー撮影、多言語リアルタイム翻訳、AIメモ作成、Androidアプリの直接インストールと操作、ChatGPT等AIプラットフォーム連携
企業情報 RayNeo(TCLグループの一員、公式オリンピックパートナー)。製品ライン:Xシリーズ、Vシリーズ、Airシリーズ。市場シェア:2025年Q3に世界ARグラス市場で24%(Counterpoint Research)
購入リンク RayNeo X3 Pro購入サイト(プレスリリースに記載)
問い合わせ グローバルPRマネージャー: Sophie Li / メール: lixj@rayneo.com

この記事では、プレスリリースに記載された日時、受賞情報、技術仕様、発売・価格情報、企業背景、問い合わせ先などを網羅的に整理しました。上表が示す通り、RayNeo X3 Proはハードウェアの刷新とソフトウェアの開放性を組み合わせた製品として位置づけられており、12月17日の発売をもって市場に投入されることが明確になっています。