12/17開催｜スーツアップで学ぶカスタマーサクセス管理

カスタマーサクセス業務を「見える化」する狙いと背景

株式会社スーツは、2025年12月17日（水）19時より代表取締役社長CEOの小松裕介氏を講師に迎え、スーツアップ・セミナー「カスタマーサクセスのプロジェクト管理」をオンラインで無料開催します。本セミナーは、カスタマーサクセスの実務で発生する複数タスクの同時並行管理を、プロジェクト管理の観点から整理・改善することを目的としています。

カスタマーサクセス業務では、オンボーディング支援、利用定着促進、契約更新・アップセル準備、顧客課題の把握・改善提案、社内へのフィードバック連携など、多岐にわたるタスクが継続的に発生します。これらを整理・可視化し関係部署と連携しながら顧客成果へつなげることが、本セミナーの中心テーマです。

開催の背景にある数値と現状

同社のシミュレーションでは、社員数30名の企業で上司と部下の間で1日2回、1回あたり8分のタスク進捗確認が行われる場合、営業日20日換算で月額119万円（1,190,000円）相当のコストが発生すると試算しています。こうしたコミュニケーションや進捗確認に伴う時間コストを削減する必要性が、チームのタスク管理導入の喫緊の理由になっています。

また、株式会社ヌーラボの調査（調査期間：2023年10月6日～10月10日、対象：従業員1,000人以下の企業・団体の経営者・役員・会社員）によれば、タスク管理の手段は次のとおり報告されています。メールやカレンダー機能：31.2%、手書きメモ・手帳：30.6%、ビジネスチャット：14.3%、一方でチーム管理向けのツールとして期待されるExcel/スプレッドシートは25.2%、タスク管理専用ツールは11.7%にとどまっています（出典：株式会社ヌーラボ調査）。

• シミュレーション例：社員30名、1日2回・8分の進捗確認 → 月額119万円相当（営業日20日換算）
• 現状のタスク管理手段（ヌーラボ調査）：メール/カレンダー31.2%、手書き30.6%、チャット14.3%、Excel25.2%、専用ツール11.7%

セミナーの開催詳細と参加方法

本セミナーはオンライン開催で、参加は無料です。講演では、カスタマーサクセス担当者がプロジェクト管理を導入することで何が改善されるか、具体的な運用方法やKPI設計、現場での活用ポイントが解説されます。講演後には質疑応答の時間を設け、実務に直結する疑問点に講師が回答します。

参加希望者は事前登録が必要です。登録フォームは公開されており、申し込み後に開催前日までにオンライン参加用リンクがメールで案内されます。参加は無料ですが、事前申込による運営連絡が行われます。

開催日時・形式・費用

開催日時は2025年12月17日（水）19時00分～19時45分（講演30分、質疑応答15分予定）です。開催形式はオンラインで、別途メールにて前日までに参加用URLが送付されます。参加費は無料です。

参加登録フォームのURL：https://x.gd/bH1Xp

セミナーで扱う主なテーマ

講演では、以下のようなポイントが取り上げられます。プロジェクト管理を通じたオンボーディング遅延の防止、利用状況の可視化、解約リスクの早期発見、更新率やLTV（顧客生涯価値）の向上に直結する具体策が提示されます。

1. 顧客ごとのステータス管理とタスク整理方法
2. 関係部署との連携フローの設計と運用ルール
3. AIを活用した日常のタスク自動化と通知設計
4. KPIやダッシュボードによる成果測定

セミナーでは、同社が提供するAIタスク管理ツール「スーツアップ」を用いた具体的な運用例や画面イメージに基づく説明も含まれます。

スーツアップの機能・料金体系と導入メリット

「スーツアップ」は経営支援クラウドとして、AIを活用しチームで毎日続けられるプロジェクト・タスク管理を実現するツールです。表計算ソフトの操作感をベースに、チームの業務を「見える化」することで、タスクの抜け漏れや期限遅れを防止します。

同ツールは2023年9月にα版、2024年4月にβ版の提供を開始しています。β版では基本機能に加え、タスクひな型、期限通知、定型タスクといった、日常運用で継続しやすい機能が搭載されています。

主な機能（β版）

β版の機能は、タスク・組織・コミュニケーション・分析の基本機能に加えて、チーム運用を支える以下の要素が含まれます。

• 表計算ライクな操作性でのタスク管理
• タスクひな型（テンプレート）による標準化
• 期限通知やリマインド機能
• 定型タスク（定期業務）の自動生成
• AIによるタスク整理・優先度付け支援
• 分析機能による進捗・工数の可視化

これらの機能により、オペレーション改善や業務効率化を図り、結果的にコスト削減につなげることが想定されています。

料金プランとキャンペーン

スーツアップの料金はプランにより異なります。スタンダード・プランは会社/組織に所属するユーザー1人あたり月額1,080円（税別）です。ユーザー数が10名以下の会社・組織向けに用意されたスタータープランは、1人あたり月額500円（税別）となっています。

β版スタートキャンペーンとして、2025年12月31日まで初期費用無料が適用されます。さらにβ版では無料お試し期間（7日間）を提供しており、実際に操作して導入の手応えを確認できます。サービス紹介ページ：https://suitup.jp/

講師・主催会社の情報とセミナー開催に関する補足

本セミナーの講師は、株式会社スーツ 代表取締役社長CEOの小松裕介氏です。小松氏は約20年にわたり企業のバリューアップ支援に従事してきた経験を持ち、複数企業で財務管理やタスク管理の仕組みを導入した実績があります。実務に基づく知見と具体的事例を交えて講演を行います。

主催の株式会社スーツは、経営支援クラウド事業を中核に経営支援事業や投資銀行事業を展開しています。以下に会社情報を含む詳細を記します。

講師：小松 裕介（略歴）

小松裕介氏は2013年3月に新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社（現：伊豆シャボテンリゾート株式会社）の代表取締役社長に就任し、同社グループを7年ぶりの黒字化に導きました。2014年12月に現在の前身となる会社を設立し代表取締役に就任しています。

その後、総務省の地域力創造アドバイザー、内閣官房の地域活性化伝道師に登録（2016年4月）、国土交通省PPPサポーター（2019年6月）を経て、2020年10月には大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任、月次黒字化を実現し2022年1月に上場会社の子会社化を実現しました。2022年12月に株式会社スーツを新設分割し、同社の代表取締役社長CEOに就任しています。

• 2013年3月：ソーシャル・エコロジー・プロジェクト（現伊豆シャボテンリゾート）入社、代表取締役社長就任
• 2014年12月：当社の前身を設立、代表取締役に就任
• 2016年4月：総務省地域力創造アドバイザー登録・内閣官房地域活性化伝道師登録
• 2019年6月：国土交通省PPPサポーター
• 2020年10月：株式会社VAZ代表取締役社長就任（業績改善・月次黒字化）
• 2022年12月：株式会社スーツ設立、代表取締役社長CEO就任

会社概要（株式会社スーツ）

商号：株式会社スーツ（Suits Inc.）

代表者：代表取締役社長CEO 小松 裕介

事業内容

経営支援クラウド事業、経営支援事業、投資銀行事業

設立年月日

2022年12月1日

資本金

10,000,000円（累計資金調達額 213,000,030円）

株主

経営陣、mint、グリーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合、スーツ応援ファンド1号有限責任事業組合、マラトンキャピタルパートナーズ株式会社、株式会社GOF

本店所在地

東京都千代田区九段南4丁目6番13号 ニュー九段マンション301号

TEL / FAX

TEL：03-6228-1390　　FAX：03-6733-7870

会社サイト

https://suits.co.jp

運営サービス

AIでのタスク管理なら経営支援クラウド「スーツアップ」 — https://suitup.jp/

本記事の要点まとめ

以下の表は、本セミナーおよびスーツアップに関する重要情報を整理したものです。参加検討や導入判断の際に参照できるよう、日時・参加方法・費用・主催者情報・サービスの主要機能・価格を列挙しています。

本稿では、セミナーの開催目的と背景、開催情報、スーツアップの機能・料金、講師・会社情報を整理しました。セミナーはカスタマーサクセスの現場で具体的に活用できる運用設計やAIツールの実例が紹介される見込みであり、導入検討や日常の運用改善に関する情報把握の場として位置付けられます。