福島発イカシウマイ登場 いかにんじんの味を現代仕立てに
ベストカレンダー編集部
2025年12月15日 09:46
新商品イカシウマイ発売
開催日:12月15日
福島の郷土料理「いかにんじん」を現代に伝える新しい海鮮シュウマイ
2025年12月15日付で発表された情報によると、株式会社トーシン(ブランド名:「タコシウマイの浜福」/代表:日下智子)は、新商品「イカシウマイ」を発売しました。発表文には、新商品が福島の郷土料理「いかにんじん」から着想を得ている点、原料に福島県沿岸で水揚げされた常磐もののスルメイカを使用している点が明記されています。
「イカシウマイ」は浜福として初めての“イカのしゅうまい”であり、既存の看板商品「タコシウマイ」とは異なる味わいと食感を目指した商品と位置づけられています。発表文は、福島の食文化を現代的な形で表現する試みとして、本商品の開発意図を明確に伝えています。
味の構成と素材のこだわり
イカシウマイの味わいは、福島の家庭料理「いかにんじん」をヒントに設計されています。具体的には、イカ・にんじん・生姜・昆布の旨味を組み合わせ、イカとにんじんのやさしい甘み、生姜の切れ、昆布出汁のコクを織り交ぜることで「福島らしさを感じる味わい」に仕上げています。
原料のスルメイカは、福島県沿岸で水揚げされたものを使用することで地元産にこだわり、餡はそのスルメイカをベースに練り上げられています。もっちりとした皮で包み、食感のバランスにも配慮した製法が示されています。
- 商品名:イカシウマイ
- 使用原料:福島県沿岸で水揚げされた常磐もののスルメイカ、にんじん、生姜、昆布など
- 内容量:200g(8個入り)
- 参考価格:1,150円(税別)
流通・販売チャネルと販売時期
発表文では販売チャネルと販売予定先が具体的に示されています。販売は県内の各種販売拠点を軸に、公式オンラインストアやECモールを通じて広く展開する計画です。
販売予定先として明記されたのは、福島県観光物産館、県内の道の駅、高速道路サービスエリア、浜福公式オンラインショップ、楽天市場店などです。これにより、地元の観光客や通過利用者、EC利用者に向けた接点を確保する戦略が伺えます。
- 販売予定先
- 福島県観光物産館、県内の道の駅、高速道路サービスエリア、浜福公式オンラインショップ、楽天市場店
- 内容量・価格
- 200g(8個入り)、参考価格1,150円(税別)
発表日時と問い合わせ窓口
プレスリリースは2025年12月15日 06:50に公表されています。商品に関する問い合わせや報道対応は、発表文中に記載された窓口が案内されています。
担当は日下智子氏、メールは info@hamafuku.jp、電話は0244-26-7844(平日10:00〜17:00)となっており、会社公式URLとして https://www.hamafuku.jp が案内されています。会社所在地は福島県相馬郡新地町駅前1丁目18-2です。
既存商品「タコシウマイ」のパッケージ刷新とご当地パッケージ展開
新商品の発売に合わせて、浜福の代表商品「タコシウマイ」もパッケージデザインをリニューアルしています。リニューアルでは、既存のインパクトのあるタコのデザインを踏襲しつつ、裏面で産地性や縁起性が伝わる構成へと見直されています。
このパッケージ改定は観光土産や贈答用として選びやすくする目的で行われ、商品訴求と地域の物語性を同時に伝える仕様になっています。
- タコデザインは維持しつつ、産地情報や「御多幸(タコ)」といった縁起性を裏面で明確に表示
- 観光土産・贈答品としての選ばれやすさを意識したレイアウトと説明文の見直し
赤べこをモチーフにした“しあわせ”パッケージ
同時展開として、福島の象徴である「赤べこ」をモチーフにした“しあわせ”パッケージも導入されます。タコの「多幸」と赤べこの「無病息災」という地域的な意味合いを掛け合わせ、福島の“しあわせ”を表現したデザインが特徴です。
この“しあわせ”パッケージは、地域固有の文化や縁起を商品パッケージに反映させる試みの一つであり、観光シーズンに向けての贈答需要や土産需要を見込んだ展開が想定されています。
商品展開と地域発信としての位置づけ
発表文では、本商品の発売を契機に、浜福が福島の海産物と郷土文化を掛け合わせた商品づくりを推進していく意向が示されています。特に、食を通じて福島の魅力を県内外に発信することを事業の重要な方向性としています。
また、2026年4月から始まる「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に合わせて、福島を訪れる観光客に福島の海産物の魅力を伝える機会にしたいという目標も表明されています。これは観光プロモーションと土産物販の連携を意図した取り組みとして理解できます。
- 商品化を通じた地域資源(海産物・郷土料理)の価値向上
- 観光キャンペーンとの連動による来訪者への情報発信
- パッケージを介した地域文化・縁起性の可視化
これらの方針は、地元資源を活用した商品開発だけでなく、販路やパッケージを通じて地域の物語を伝え、消費者の理解を深めることを目的としています。
要点の整理
以下に、本記事で取り上げた「イカシウマイ」発売および関連情報を表形式で整理します。表は商品情報、流通、パッケージ変更、会社情報、窓口を含めた要点をまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年12月15日 06:50 |
| 会社名(ブランド) | 株式会社トーシン(タコシウマイの浜福) |
| 所在地 | 福島県相馬郡新地町駅前1丁目18-2 |
| 新商品名 | イカシウマイ |
| 主原料 | 福島県沿岸で水揚げされた常磐もののスルメイカ、にんじん、生姜、昆布など |
| 内容量・価格 | 200g(8個入り)、参考価格1,150円(税別) |
| 販売場所(予定) | 福島県観光物産館、県内の道の駅、高速道路サービスエリア、浜福公式オンラインショップ、楽天市場店 |
| 既存商品の変更点 | 「タコシウマイ」パッケージをリニューアル。裏面で産地性や縁起性(御多幸)を明記。赤べこモチーフの“しあわせ”パッケージも展開。 |
| 関連イベント | 2026年4月開始の「ふくしまデスティネーションキャンペーン」との連動を見据えた展開 |
| 問い合わせ | 担当:日下 智子 / MAIL:info@hamafuku.jp / TEL:0244-26-7844(平日10:00〜17:00) |
| 公式URL | https://www.hamafuku.jp |
以上が、発表内容を整理した要点です。新商品の「イカシウマイ」は、地元の食文化を素材にしながら、既存商品の訴求力を高めるパッケージ戦略と合わせて展開される点が特徴として挙げられます。販売チャネルや価格、連絡先といった基本情報も発表資料の通りに明示されています。
参考リンク: