『The Book』が山田五郎に紹介 紙で想像する新体験
ベストカレンダー編集部
2025年12月15日 10:08
The Book紹介企画
開催期間:12月15日〜12月21日
直島の静寂から生まれた一冊――『The Book:究極の文明再構築ガイド』の思想と造本
Hungry Minds Japan 合同会社(本社:東京都千代田区)は、同社の出版物『The Book:究極の文明再構築ガイド』について、評論家・山田五郎氏のYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」で紹介されたことを2025年12月15日付で発表しました(公開日:2025/12/15、紹介動画URL:https://youtu.be/lEktcoac5w8)。
本書は共同創業者ヴセヴォロド・バティチェフ(通称:セヴァ)が、コロナ禍に直島で体験した深い静寂を起点に設計されたもので、造本そのものが「思考を立ち上げる装置」として構成されています。余白、紙質、重量などの物理的要素が、読む・眺める・対話するという行為を誘発するよう意図されています。
起点と経緯
『The Book』の発想は「もし文明が止まったら、何を未来に残すべきか」という問いから始まりました。欧米(アメリカ、欧州)で先行して発表されて支持を得た後、創業当初からの思いに基づき日本語版の刊行を目指し、2024年にクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で1,100万円を上回る支援を集め、2025年に日本語版をリリースしました。
書籍は単なる情報の集積ではなく、造本と企画の総体が体験をつくることを目指しています。世界で30万部を突破した背景には、単にテキストとしての価値だけでなく、美的な造本や多くのアーティストの参加によるアートブック性、世代を超えて対話を促すコンテンツ設計、そしてSNS時代に適合する視覚的訴求力が挙げられます。
- 造本とアート性:余白や紙質、重量設計が「手触り」としての経験を生む。
- コミュニケーション装置:家族や複数人で共に眺め、対話を誘発する構成。
- グローバルな受容:SNSを通じた拡散で国境を越えるファン層を獲得。
山田五郎氏が指摘した価値──アナログがつくる「想像と対話」の場
山田五郎氏はYouTube番組内で、本作のアナログ性がもたらす体験を批評的に解説しました。氏は現代の情報環境がスマートフォンやデジタルに一元化される中で、あえて「大きな」アナログな本を開く行為の意味を評価しています。
番組では「情報の正確さそのものより、みんなで想像しながらページをめくるプロセスが楽しい」との見立てが示され、本作が単に読むための書籍ではなく、共同で想像し対話するための文化的デバイスとして機能している点が強調されました。
番組での要旨(抜粋・要約)
- デジタルとの対比
- スマホ中心の情報環境に対して、物理的な大判本を共有することで生じる会話や探索のプロセスに価値があると指摘されました。
- 家族や知人との体験
- 「あのページどこだっけ」と探しながら眺める行為が自然な対話を生む点が評価されました。
- 想像力の刺激
- ページをめくる行為自体が想像力やコミュニケーションを誘発するツールとして機能するという分析が示されました。
この番組紹介を受けて、視聴者コメントには従来の紹介では伝わりにくかった本作の位置づけや楽しみ方が明確になったとの声が多く投稿されています。コメントの傾向としては「芸術作品としての受け止め方」「家族や複数人での体験の具体化」「アナログ体験の新鮮さ」などが目立ちます。
山田五郎氏のYouTubeチャンネルは登録者数75万人(2025年11月時点)であり、今回の紹介は既存の視聴者層へ本作の新たな理解を広げる役割を果たしました。
クリスマス企画「私が残したい文明」──参加方法と賞品の詳細
Hungry Mindsは、山田五郎氏の番組での紹介を記念して、誰でも参加できるクリスマスキャンペーン「私が残したい文明」を実施します。特製ステッカーを抽選で10名にプレゼントする企画です。
応募の締切は2025年12月21日(日)23:59までとされており、指定のSNSアカウントのフォローとハッシュタグによる投稿で応募が成立します。キャンペーン詳細は公式の案内ページ(https://x.gd/icOIp)を参照してください。
応募手順(必須)
- Instagram:@hungrymindsjapan をフォロー
- X(旧Twitter):@HungrymindsJP をフォロー
- 上記アカウントをタグ付けし、自分が残したい文明を「#TheBook #私が残したい文明」のハッシュタグとともに投稿
当選者は抽選で10名に『The Book』特製ステッカーが送付されます。詳細や注意事項はキャンペーンページで確認する必要があります(キャンペーン詳細:https://x.gd/icOIp)。
関連アカウントや参照リンクは以下です。
- X(旧Twitter):https://x.com/HungryMindsJP
- Instagram:https://www.instagram.com/hungrymindsjapan/
- Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61564188275848
Hungry Mindsの立ち位置、共同創業者のコメント、問い合わせ先
Hungry Mindsは独立系の出版社兼クリエイティブスタジオであり、現代の“アーティファクト(文化的遺物)”を生み出すことに注力しています。事業領域は書籍、メディア、ゲーム、玩具、没入型体験など多岐にわたり、「創造的表現が好奇心を刺激し深い意味をもたらすべきである」という理念に基づいたプロジェクトを展開しています。
同社は東京都千代田区五番町に事務所を置き、公式サイト(https://jp.hungryminds.com/)でプロジェクト情報を公開しています。
共同創業者 ヴセヴォロド・バティチェフ(セヴァ)のコメント
セヴァは、本書の着想が日本訪問時に芽生えたことを誇りとし、日本語版として再び日本で受容されることに特別な意義を感じていると述べています。山田五郎氏の紹介を光栄とし、多くの読者が本作を通じて未来に残す価値を考える契機となることを願っている、という旨のコメントが公表されています。
コメント内では、今後もHungry Mindsのさまざまなプロジェクトを日本に届けることを楽しみにしている旨が示されています。書籍内では通称「セヴァ」との表記も併用されています。
会社情報とお問い合わせ
- 社名
- Hungry Minds Japan 合同会社
- 所在地
- 東京都千代田区五番町12-7
- 公式HP
- https://jp.hungryminds.com/
- キャンペーン詳細
- https://x.gd/icOIp
- 問い合わせ(広報)
- Email:hungryminds@magus-corp.jp(広報担当宛)
また、本件に関連する画像ファイル等のプレス素材はプレスリリースに付随してダウンロード可能である旨が案内されています。
山田五郎氏のプロフィール(要点)
山田五郎(1958年12月5日、東京都生まれ)は上智大学文学部卒業後、講談社に入社し『Hot-Dog PRESS』編集長などを経て2004年に独立しました。美術・時計・街づくりに関する執筆・講演活動を行い、テレビ番組などにも出演しています。
氏のYouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』は2025年11月時点でチャンネル登録者数75万人を超えており、著作には『めちゃくちゃわかるよ!印象派』(ダイヤモンド社)、『闇の西洋絵画史』全10巻(創元社)、『機械式時計大全』(講談社)などが含まれます。チャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCq1r8Nq3nwI9VhvyiwcpF2w
以下に、本記事で取り上げた主要事項を表として整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 『The Book:究極の文明再構築ガイド』 |
| 書籍の発想源 | 共同創業者ヴセヴォロド・バティチェフ(セヴァ)の直島での静寂体験 |
| 造本の特徴 | 余白・紙質・重量などを含めた「思考を立ち上げる装置」としての設計 |
| 世界販売部数 | 世界30万部突破 |
| 日本語版リリース経緯 | 2024年にMakuakeで1,100万円超の支援を得て日本語版をリリース(2025年に日本語版公開) |
| 山田五郎氏の紹介 | YouTube「山田五郎 オトナの教養講座」にて2025/12/15に紹介(チャンネル登録者数:75万人、2025年11月時点) |
| キャンペーン名 | クリスマス企画「私が残したい文明」 |
| 賞品 | 『The Book』特製ステッカー(抽選で10名) |
| 応募方法 | Instagram @hungrymindsjapan、X @HungrymindsJP をフォローし、アカウントをタグ付けの上「#TheBook #私が残したい文明」で投稿 |
| 応募締切 | 2025/12/21(日)23:59 |
| 公式リンク(書籍・企業) | 書籍紹介動画:https://youtu.be/lEktcoac5w8 キャンペーン詳細:https://x.gd/icOIp Hungry Minds HP:https://jp.hungryminds.com/ |
| 広報連絡先 | hungryminds@magus-corp.jp(広報担当宛) |
| 会社所在地 | 東京都千代田区五番町12-7 |
以上が今回の発表に含まれる主な情報の整理です。番組の紹介を契機に、本書が指摘する「紙で考える」原点や、アナログ体験が生む対話の価値について新たな理解が広がることが期待されます。関連情報やキャンペーンの最新情報は公式リンクで随時確認することができます。
参考リンク: