3/12開始|池端俊策が直伝する映画企画開発講座
ベストカレンダー編集部
2025年12月15日 14:53
映画企画開発講座
開催期間:3月12日〜3月26日
池端俊策氏が直接指導する「映画の企画開発講座」開催の全容
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、脚本家・池端俊策氏を講師に迎え、映画の企画を具体化するための対面講座「映画の企画開発講座」を2026年3月12日(木)・13日(金)・26日(木)の3日間にわたり開催します。本件は2025年12月15日 11時30分付の案内として公開されています。
今回で5回目の開催となる本講座は、受講者が持ち寄る企画案(オリジナル作品または短編原作)を対象に、脚本家の視点から徹底的に分析・検証し、企画の実現可能性を高めることを目的としています。従来の2日間カリキュラムに加え、企画をさらに練り上げるための追加1日を設け、講評と実現性向上のアドバイスを受けられる構成に拡充されています。
開催日時と会場の詳細
講座は原則として各日とも14:00〜17:00頃(17:30までに終了予定)に実施され、受付は13:40から開始します。会場はVIPOホール(中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)で、最寄りは東京メトロ東銀座駅6番出口から徒歩1分という利便性の高い立地です。
日程の繰り返し受講や遅刻に関する注意事項についての記載は原文に明記されていませんが、受付開始時間と各日の終了予定時刻が明確に示されていますので、時間に余裕を持って参加することが求められます。
カリキュラム内容と課題提出の詳細
講座の主なカリキュラムは、受講者が提出した企画案に対する講師(池端俊策氏)からの講評および受講者同士の合評を行うセッションが中心です。初回の講評を踏まえて各自が企画案をブラッシュアップし、最終日にはその改訂案に対する再講評を受ける構成になっています。
具体的なカリキュラムは以下の通りです。講評と合評を通じて素材の深掘り、物語構造やキャラクター造形の強化、映像化の視点からの実現性検討が行われます。
- ① 各自の提出課題に対する池端講師からの講評及び受講者同士の合評
- ② 初回の講評を経てブラッシュアップした企画案に対する講評
提出課題(AとBの選択と必須記載項目)
提出課題は下記AおよびBの2つのテーマから1つを選択する方式です。選択後、指定のフォームで必要事項を提出します。参加希望者は企画の要点を整理し、講座内での討議に耐え得る形で提出することが求められます。
- テーマ選択
-
- (A) 自身が面白いと思い映画化してみたいオリジナルストーリー
- (B) 次の①〜③のいずれか1点(現在出版され入手可能なものに限る)
- ① 映画化してみたい日本の短編小説(古典・時代劇を含む)
- ② 海外の短編小説(邦訳されたもの)
- ③ 1巻完結のコミック
- 企画案に含める必須項目
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- ① テーマ(企画意図)
- ② ログライン(ストーリーや見どころを1〜3行程度に要約)
- ③ あらすじ(600字以上〜800字以内)
あらすじの中では描きたいキャラクター(人物像)をなるべく明確にし、あらすじの結末は必ず明記してください。提出は指定のフォームを用いて行います。
応募者多数の場合は、提出された課題(企画案)による書類選考が実施されます。選考通過者には、講座概要と参加費の支払い方法が別途連絡されます。
受講要件・定員・参加費および申込方法
本講座の対象は映像制作に携わる方、または映像業界を志望する方です。受講定員は8名で、事前申込制となっています。定員を超える応募があった場合は、前述のとおり企画案による書類選考が行われます。
参加費は25,000円(税込)です。申込締切は2025年2月12日(木)正午までとなっています。選考通過者に対して支払い方法などの詳細が案内されますので、申込フォーム経由での提出を行ってください。
- 定員:8名(事前申込制・多数の場合書類選考あり)
- 参加費:25,000円(税込)
- 申込締切:2025年2月12日(木)正午
申込は以下のリンク先の応募フォームより行います。フォームのURLは公式案内に掲載されています。VIPOの公式サイトも参照してください。
https://www.vipo.or.jp/ および https://filmlab.vipo.or.jp/
講師・モデレーターの経歴と過去の実績
講師は脚本家の池端俊策氏です。1946年広島県生まれ。明治大学卒業後、竜の子プロダクションを経て今村昌平監督の脚本助手となりました。映画『復讐するは我にあり』や『楢山節考』の脚本に関わり、独立後は大河ドラマ『太平記』のほか『イエスの方舟』『羽田浦地図』『聖徳太子』『夏目漱石の妻』『麒麟がくる』など多数の作品を手掛けています。
近年の参加実績としては、NHKの戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』(制作著作 WOWOW・NHK)があり、同作は2025年8月13日に放送されました。池端氏は2009年に紫綬褒章を受章し、2022年度には文化功労者に選ばれています。
モデレーター
モデレーターはNHKエンタープライズの篠原圭氏です。1963年東京都生まれ、早稲田大学卒。NHKでの制作経験は幅広く、NHKスペシャルやプレミアムドラマ、8Kドラマなど多数の制作に携わってきました。関与した作品には『シリーズ最強ウイルス』『東京が戦場になった日』『鴨川食堂』『ママゴト』『その男、意識高い系』『スパイの妻(8K)』などがあります。
講師とモデレーターの経験を合わせることで、企画の発展と映像化に向けた実務的な視点が提供される内容となっています。
連絡先、VIPO Film Labについて、そして要点の一覧表
本プログラムはVIPOが運営する人材育成プログラム「VIPO Film Lab」の一環として実施されます。VIPO Film Labは、国内外で活躍できるプロデューサー、監督、脚本家を育成するために、実践的なトレーニングやワークショップ、オンライン講座など多様なプログラムを準備しています。詳細は公式サイトをご参照ください。
問い合わせ先はVIPOセミナー担当(Tel:03-3543-7531、E-mail: seminar@vipo.or.jp)です。メールで問い合わせる際は件名に「映画の企画開発講座 2025」と明記するよう指定されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
| 発表日(案内日) | 2025年12月15日 11:30 |
| 開催日 | 2026年3月12日(木)・13日(金)・26日(木) 各日14:00〜17:00頃(受付13:40〜) |
| 会場 | VIPOホール(中央区築地4-1-1 東劇ビル2階) 東京メトロ東銀座駅6番出口より徒歩1分 |
| 対象 | 映像制作に携わる方、または映像業界志望の方 |
| 定員 | 8名(事前申込制・多数の場合書類選考あり) |
| 参加費 | 25,000円(税込) |
| 申込締切 | 2025年2月12日(木)正午 |
| 提出課題 | (A)オリジナルストーリー または(B)入手可能な短編小説(邦・洋)又は1巻完結コミックのいずれか。必須記載:企画意図、ログライン、あらすじ(600〜800字、結末明記) |
| 講師 | 脚本家・池端俊策(代表作:『麒麟がくる』『夏目漱石の妻』等、紫綬褒章受章、2022年度文化功労者) |
| モデレーター | NHKエンタープライズ・篠原 圭 |
| 問い合わせ | Tel:03-3543-7531 E-mail: seminar@vipo.or.jp(件名に「映画の企画開発講座 2025」と明記) |
| 関連リンク | https://www.vipo.or.jp/、 https://filmlab.vipo.or.jp/ |
以上が本講座の要点です。本稿では開催目的、カリキュラム、課題提出要項、申込方法、講師・モデレーターの経歴、問い合わせ先といった、参加を検討するうえで必要な情報を網羅的にまとめました。応募を検討する際は、提出要件(あらすじの字数や結末の明記等)と申込締切日を改めて確認してください。
参考リンク: