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2月1日開始|ピクトレで電柱撮影の市民実証in沖縄

ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄

開催期間:2月1日〜3月22日

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ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄
誰でも参加できるの?
はい。参加費無料で、スマホ(iPhone/Android)に「ピクトレ」アプリを入れて会員登録後、シーズンで「沖縄シーズン」を選べば誰でも参加できます。撮影は指定の対象エリア・時間内に行ってください。
報酬ってどうやってもらえるの?
撮影した電柱1本ごとに30円相当の「報酬コイン」が付与されます。コインはPicTrée運営(DEA)から付与され、Amazonギフト券など複数の交換先に交換可能です。

ゲームで電柱を撮る──市民参加型で点検データを集める新たな取り組み

NTT西日本株式会社、株式会社NTTフィールドテクノ、沖縄電力株式会社は、シンガポール発の市民参加型社会貢献ゲームPicTrée(ピクトレ)を活用した実証実験「ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄」を、2026年2月1日(日)から3月22日(日)まで実施します。本稿では発表資料に基づき、実施の背景、実施要領、技術面の狙い、参加方法や報酬、関係各社の役割とコメントを整理して紹介します。

発表はNTT西日本によるもので、公開日時は2025年12月15日 15:00です。参加型ゲームを通じて市民や来訪者が撮影した写真をインフラ点検へ活用する仕組みの実証であり、地域回遊の促進と設備点検の効率化を同時にめざす点が特徴です。

沖縄電力 × NTT西日本グループが市民参加型ゲームで電柱点検 画像 2

なぜ今、ゲームと電柱点検を組み合わせるのか

電柱や電信柱などインフラ点検の現場では、労働生産人口の減少に伴う人員確保や、効率性の向上が大きな課題となっています。NTT西日本グループと沖縄電力が連携する背景には、限られた人員で高い点検品質を保つための方法論を探索する必要性があります。

また沖縄県内では観光地や商店街、離島地域など多様な地域資源があり、地域活性化の一環として県民や来訪者が街づくりに参加することへの期待が高まっています。こうした文脈で、シビックテック的な取り組みとしてPicTréeのような市民参加コンテンツが活用されます。

背景にある技術的課題と期待される効果

点検業務ではAIや画像処理、リモート診断の導入が進められていますが、現場での画像収集やデータ品質の担保は依然として人手を必要とします。市民がスマートフォンで撮影した画像を点検データとして活用することで、従来の現地巡回を補完し、離島などアクセスが困難な地域での画像収集を効率化する狙いがあります。

同時に、通信会社と電力会社の点検プロセスが重複している部分を連携により削減することで、全体の作業効率を高めることも狙いの一つです。共同点検とは、これまで別個に実施されてきた両業界の点検を連携させ、重複を省きつつ効率的かつ高品質な点検体制を構築する取り組みを指します。

「ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄」実施概要

本節では実施期間、対象エリア、対象電柱本数、参加方法、報酬など、参加に必要な情報を具体的に整理します。期間や対象地域、参加方法は明確に定められており、誰でも参加できる点が特徴です。

本イベントは無料で参加可能で、PicTréeアプリを介して電柱写真を撮影・送信することで、撮影枚数に応じた報酬が得られます。

実施期間・撮影可能時間

実施期間は2026年2月1日(日)7:00から2026年3月22日(日)18:00までです。撮影可能時間は7:00〜18:00となっており、これ以外の時間帯はアプリ自体は起動できますが撮影はできません。

時間帯を限定する理由は安全性や撮影条件の安定化を確保するためと考えられます。参加前に撮影可能時間を確認のうえ行動する必要があります。

対象地域と対象電柱本数

対象エリアは沖縄本島と複数の離島を含みます。具体的な対象地域は以下の通りです。

  • 沖縄本島:糸満市、大宜味村、国頭村、豊見城市、名護市、那覇市、東村
  • 離島:粟国島、伊江島、石垣島、伊是名島、伊平屋島、北大東島、久米島、座間味島、竹富島、渡嘉敷島、渡名喜島、南大東島

対象電柱本数は約5万本にのぼります。広域をカバーすることで地域性の異なる環境での画像収集が期待できます。

参加方法と報酬

参加は以下の手順で行います。スマートフォン(iPhoneまたはAndroid)が必要です。

  1. アプリをダウンロード:App StoreまたはGoogle Playで「ピクトレ」と検索し、ダウンロードする。
  2. 会員登録:アプリを起動し、画面の指示に従って会員登録を行う。
  3. シーズン選択:メイン画面(マップ画面)左上のシーズン選択から「沖縄シーズン」を選ぶ。

報酬は電柱1本あたり30円相当のポイントが付与されます。具体的には、PicTréeの開発元であるDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.から「報酬コイン」として付与されます。この報酬コインはAmazonギフト券など複数の交換先が用意されています。

本イベントの後援は那覇市です。

技術連携と各社の役割、並びに実証で検証する点

本実証実験は、ゲーム運営側とインフラ事業者、それに技術提供を行うグループ企業が連携する構成で進められます。各社の役割や、検証される主要な技術・運用課題について整理します。

なお、本実験で活用するPicTréeは、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)が開発し、Growth Ring Grid Pte. Ltd.(GRG)が運営するサービスです。NTT西日本グループはAIやリモート診断等の技術提供を行います。

関係企業と主要担当者

NTT西日本株式会社
本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:北村 亮太。沖縄支店長:古堅 誠(コメントあり)。
株式会社NTTフィールドテクノ
本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:桂 一詞。取締役 サービスマネジメント部長:奥田 慎治(コメントあり)。
沖縄電力株式会社
本社:沖縄県浦添市、代表取締役社長:本永 浩之。執行役員配電部長:阿波根 直也(コメントあり)。
Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)
本社:シンガポール、Founder & CEO:吉田 直人、Founder & Co-CEO:山田 耕三。CGO・ピクトレ開発責任者:栗原 英誠(コメントあり)。
Growth Ring Grid Pte. Ltd.(GRG)
本社:シンガポール、CEO:福田 史、Co-CEO:鬼頭 和希(コメントあり)。

技術面で検証する具体的な項目

本実証実験で検証する主なポイントは次のとおりです。

  • 市民撮影画像の品質およびAIによる劣化・損傷検出の有効性。
  • リモート診断体制との連携により、点検プロセスの重複削減や運用効率化が図れるかどうか。
  • 離島などアクセス困難な地域での画像収集の実現性およびコスト効果。
  • ゲームを通じた回遊促進が地域の賑わい創出に結びつくかどうか。

これらを踏まえ、得られたデータやノウハウを将来的な共同点検体制の構築に反映させることが期待されています。

発表に含まれるコメントと広報資料の参照先

発表文には各社からのコメントが記載されています。ここでは要点を整理して掲載しますが、原文の表現も掲載されたため、発表内容に即した引用として扱います。

コメントは、沖縄電力・NTT西日本・NTTフィールドテクノ・GRG・DEAの各担当者からのもので、地域活性化と点検の効率化を両立させたいという観点や、PicTréeを通じて「街を守る力へ」と変える意義などが述べられています。

主なコメント(抜粋・要旨)

阿波根 直也(沖縄電力 執行役員配電部長)
県民や観光客による参加型の仕組みを通じて、地域の賑わい創出と電柱点検の効率化の両立をめざすと述べています。
古堅 誠(NTT西日本 沖縄支店長)
通信・電力のインフラを担う2社が協力することで設備保守のDX化を加速し、安定したサービス提供を目指す旨が示されています。
奥田 慎治(NTTフィールドテクノ 取締役 サービスマネジメント部長)
リモート診断やAI診断の導入ノウハウとシビックテックの組み合わせにより、更なる社会インフラの安定化に貢献したいとの考えが述べられています。
鬼頭 和希(GRG Co-CEO)
PicTréeで“みんなで守るインフラ”の未来を実現するとし、沖縄発の取り組みが街を守る力へつながると述べています。
栗原 英誠(DEA CGO・ピクトレ開発責任者)
西日本エリアで初めてのピクトレ実施を喜ぶ旨と、地域の回遊や発見のきっかけになることへの期待が示されています。

要点の整理(表形式)

以下に本記事で取り上げた実証実験の主要事項を表にまとめます。イベントの期間、対象地域、対象電柱数、参加方法、報酬、後援、主要関係者、参考資料のリンクを整理しています。

項目 内容
イベント名 PicTrée(ピクトレ)「ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄」
実施期間 2026年2月1日(日)7:00 〜 2026年3月22日(日)18:00
撮影可能時間 7:00〜18:00(この時間帯以外はアプリは起動可だが撮影不可)
対象エリア 沖縄本島(糸満市、大宜味村、国頭村、豊見城市、名護市、那覇市、東村)、離島(粟国島、伊江島、石垣島、伊是名島、伊平屋島、北大東島、久米島、座間味島、竹富島、渡嘉敷島、渡名喜島、南大東島)
対象電柱本数 約5万本
参加対象 どなたでも参加可能(参加費無料)
参加方法 スマートフォンで「ピクトレ」アプリをダウンロード→会員登録→シーズン選択で「沖縄シーズン」を選択
報酬 電柱1本あたり30円相当のポイント(報酬コインとして付与。Amazonギフト券等と交換可能)
後援 那覇市
主要実施・開発団体 NTT西日本、NTTフィールドテクノ、沖縄電力、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)、Growth Ring Grid Pte. Ltd.(GRG)
参考資料(別紙)

本実証実験は、地域の参加型コンテンツとインフラ点検のテクノロジーを組み合わせることで、点検業務の効率化と地域回遊の促進を同時に検証する試みです。得られた知見は、共同点検の実効性や市民参加型データ収集の課題と可能性を評価するための重要な材料となるでしょう。