Cosmetic Science12月号発刊 ベースメイク設計の最前線

Cosmetic Sci.12月号

開催日:12月15日

Cosmetic Sci.12月号
今回の号って何が特集なの?
12月号の特集は「ベースメイク設計の最新技術」。処方設計や原料、評価法、製剤化技術など論文やEyesOn、産学連携レポートを通じて実務と研究の両面から最新知見を紹介します。
どうやって購読や広告を申し込めばいいの?
購読申し込みは公式サイト(https://cosmetic-science.net/)から、広告掲載の問い合わせは編集部広告担当(kato@cosmetic-science.net)へ連絡してください。次号は2026-02-15発刊予定です。

化粧品研究専門誌「Cosmetic Science」12月号 発刊の概要

株式会社ソフィアリンクス(東京都港区、代表取締役:三原誠史)は、化粧品研究の最新成果を集めた専門誌「Cosmetic Science」の第10号にあたる2025年12月号を、2025年12月15日に発刊しました。発表時刻は2025年12月15日14時59分となっています。

本誌は化粧品研究・開発に関わる研究者、企業のR&D担当者、規制担当者、原料メーカーなどを主な読者層と想定しており、今回の12月号は特集と論文、連載、新企画、原料情報や展示会カレンダーなど多面的な情報を収録しています。プレスリリースとして公開された情報を基に、本記事では掲載内容と誌面の構成を整理して紹介します。

特集「ベースメイク設計の最新技術」に収録された論文とEyesOn

12月号の特集は「ベースメイク設計の最新技術」です。ベースメイクに関する処方設計、原料、評価法、製剤化技術など、実務と研究の両面から現在の技術動向と将来的な課題を扱う論文群が並びます。

以下は本号に掲載された論文タイトルと執筆者です。表現や順序はプレスリリースに準拠しています。

  • 「環境規制が変える最新ファンデーション技術動向─シリコーン規制・マイクロプラスチック代替素材・表面処理革新」 — 東京工科大学 応用生物学部 柴田 雅史
  • 「ピッカリングエマルション/ドライウォーターを用いた化粧料の現在と未来」 — 山形大学 学術研究院 野々村 美宗
  • 「粒子分散液の塗布乾燥過程における塗布膜中の粒子挙動の理解」 — 株式会社資生堂 みらい開発研究所 長谷川 克行
  • 「メイクアップの耐久性を向上させるフィックスミストの製剤化と評価」 — 株式会社コーセー メイク製品研究室 吉田 祥麻
  • 「ベースメイクによる皮膚ストレスへの保護効果」 — 花王株式会社 化粧品研究所 飯倉 寛晃・前多 瑞希・白坏 早苗・為行 舞斗・沖山 夏子
  • 「化粧品応用における先進的な複合金属石けん粉体―タルク代替物の実現に向けて―」 — 岩瀬コスファ株式会社 片山 のはら; 日油株式会社 尼崎研究所 斎藤 つゆ希・吉村 健司
  • 「天然バイオ合成油脂のメイクアップ化粧品への活用」 — 株式会社シー・アクト 坪井 誠

加えて、EyesOnコーナーでは次の二本を掲載しています。

  1. “Dermohacking Senescence with a New AI-proven & Biotech Ingredient” — Provital, S.A. C. Vigo Xancó, S. Bouhrir, E. Escudero, D. Manzano
  2. 「ガス透過性金型による高溶解型無痛ナノマイクロニードルの開発」 — 富山県立大学大学院工学研究科 竹井 敏・山岸 里緒・三浦 早耶香

各論文はベースメイク配合の安全性や機能性、環境配慮、評価技術など多角的に論点を扱っており、処方設計に関わる技術者や原料選定を行う担当者にとって有益な知見を提供します。

新企画・連載・産学連携レポートとその他コーナー

今号からスタートした新企画と新連載について整理します。新たに「研究開発拠点REPORT」が創設され、第1弾として資生堂グローバルイノベーションセンター内の「Shiseido Beauty Park」をレポートしています。

新連載としては「化粧品開発のフロンティア(グローバル企業のR&D戦略を読む)」が始まり、第1回はロレアルを取り上げます。これはグローバル企業のR&D戦略を分析する企画で、研究開発体制や技術戦略の理解を深めることを目的としています。

連載および定期コーナーの一覧

本号に収録された連載・コーナーの著者と内容は以下の通りです。各連載は国際的なトレンドや業界動向、規制情報までカバーします。

  • 化粧品開発のフロンティア(新連載) — ソフィアリンクス シニアアドバイザー 秋山 ゆかり
  • GLOBAL BEAUTY INSIGHT — Mintel Japan 塚田 敏浩
  • クローズアップ Cosme industry — 矢野経済研究所 浅井 潤司
  • THE 共創市場(これからの日中化粧品産業) — 日中化粧品国際交流協会理事長 楊 建中
  • 化粧品規制 information — ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン 花田 舞佳
  • コラム BEAUTY SCIENCE EYE — 一般社団法人化粧品成分検定協会 代表理事 久光 一誠

産学連携レポートとしては、株式会社コスモビューティーと大阪医科薬科大学による「鑑賞後の「美郷雪華」を活用したサステナブルな化粧品原料を開発」が掲載されています。原料の持続可能性や応用可能性に関する実務的なレポートです。

その他の定期コーナーとして、今月号の「原料GUIDE」ではテーマを「無機顔料」に据えた新原料情報を、また「グローバル展示会情報」では2025年12月から2026年5月までに国内外で開催される化粧品関連展示会のカレンダーをまとめて掲載しています。

購読・広告・会社情報、次号予告とまとめ

購読および広告掲載に関する情報は以下の通りです。購読申し込みは公式サイトを通じて受け付けています。広告掲載や掲載号・料金の問い合わせは編集部の広告担当まで連絡する形式です。

購読申し込み
Webサイト: https://cosmetic-science.net/
広告掲載問い合わせ
担当: コスメティック サイエンス 広告担当 加藤
メール: kato@cosmetic-science.net

会社概要はプレスリリースに基づき以下の通りです。発行元の基礎情報を示すことで、誌面の信頼性と問合せ先が明確になります。

項目 内容
社名 株式会社ソフィアリンクス
所在地 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー4F
代表者 三原誠史
設立 2010年10月1日
資本金 10,000,000円
事業内容 ブランディング事業、コンサルティング事業、出版事業
企業サイト http://www.sophialinks.com/

次号(2026年2月15日発刊予定)の特集テーマは「香りの心理」で、編集部は既に執筆予定者として以下の方々を予定しています。執筆予定者(敬称略)は、東海大学 関根 嘉香、文京学院大学 小林 剛史、公益社団法人 日本アロマ環境協会 熊谷 千津、資生堂 グローバルイノベーションセンター 森山 未央、花王 感覚科学研究所 吉川 敬一・杉山 東子、日本メナード化粧品 浅井 雛代、高砂香料工業 三原 尚の各氏です。

本記事の要点を表で整理

項目 内容
刊行物 Cosmetic Science 第10号(2025年12月号)
発刊日 2025年12月15日
特集 ベースメイク設計の最新技術(論文・EyesOn掲載)
新企画 研究開発拠点REPORT(第1弾: Shiseido Beauty Park)
新連載 化粧品開発のフロンティア(第1回: ロレアル)
主要論文執筆者 柴田 雅史、野々村 美宗、長谷川 克行、吉田 祥麻、飯倉 寛晃 ほか
EyesOn Provitalほか、富山県立大学によるナノマイクロニードル研究
原料GUIDE 無機顔料
展示会情報 2025年12月〜2026年5月の国内外展示会カレンダー
購読申込 https://cosmetic-science.net/
広告問い合わせ kato@cosmetic-science.net

以上の内容を踏まえ、Cosmetic Science 12月号はベースメイク設計に関する最新の学術的・実務的知見を幅広く集積しています。購読や掲載に関する問い合わせは前述のサイトおよびメールアドレスを通じて受け付けられます。記事内で示した各論文や連載、企画の詳細は誌面および公式サイトで確認できます。

参考リンク: