1月12日 日本武道館で鏡開き式と武道始め-鎧行列・700名演武
ベストカレンダー編集部
2025年12月16日 11:00
鏡開き式と武道始め
開催日:1月12日
日本武道館で迎える新春の伝統行事:昭和100年記念・令和8年鏡開き式と武道始め
公益財団法人日本武道館は、2026年1月12日(月・祝・成人の日)に毎年恒例の新春行事「昭和100年記念 令和8年鏡開き式・武道始め」を日本武道館大道場(東京都千代田区北の丸公園2-3)にて開催します。入場は無料で観覧自由の行事です。プレスリリースは公益財団法人日本武道館により2025年12月16日10時00分に発表されています。
本記事では、当日の式次第と見どころ、参加者や来場者向けの案内、申込方法・問い合わせ先などプレスリリースの情報をすべて盛り込み、わかりやすく整理してお伝えします。式典に関する歴史的背景や具体的な数値(参加規模・装束の重量など)も明記します。
式次第と主な見どころ:鎧着初め・鏡開き・武道始めの詳細
当日の主要なプログラムは、①鎧着初め(よろいきぞめ)、②鏡開き式、③武道始め(武道模範演武と総勢の武道始め)です。それぞれの行事は日本の武家文化・正月風習・現代武道の結びつきを示す伝統行事として位置づけられています。
以下に各プログラムの内容を具体的に説明します。式典の流れを知ることで当日の見どころがつかみやすくなります。
鎧着初め(よろいきぞめ)
鎧着初めは、元服と鎧着用の儀式に由来する古い習慣で、その歴史は12世紀ごろ(平安末期から鎌倉時代)にさかのぼります。武家の男子が元服で初めて鎧を着る儀式として発展し、現代では新春に当時の装束を復元して行われます。
日本武道館で行われる鎧着初めでは、約60名の甲冑武者が会場を練り歩きます。着用される甲冑装束は映画や大河ドラマで実際に使用されているものと同様のもので、1領あたり約20kgの重さになります。会場の動線や甲冑の見栄えは「動く絵巻物」と表現できる構成です。
鏡開き式
鏡開きはお正月に神前に供えた鏡餅を吉日に取り下げ、砕いて食する行事です。刀で「切る」ことは避けられ、木槌で「開く」という表現と所作が用いられます。日本武道館の鏡開き式では、重さ約70kgの二段重ねの巨大な鏡餅が用意されます。
当日は甲冑姿の大将軍が木槌で一撃により鏡餅を開く場面が披露されます。鏡餅を“開く”所作と甲冑の結びつきは正月の伝統と武家文化を結びつける象徴的な場面となります。
武道模範演武・武道始め
現代武道9種目の代表者による模範演武と、新年の稽古始めとしての総勢約700名による武道始めが行われます。対象となる9種目は柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道です。
各流派代表者による模範演武は技術と礼節を示す場であり、その後の大人数による武道始めは稽古の集団的開始を象徴します。会場は武道の技と精神の両面を体感できる構成です。
来場方法・都民還元事業と提供物の受け取り手順
本イベントは入場無料・観覧自由ですが、東京都の補助による増改修工事への還元事業として、都民(所定の条件あり)への記念品配布が行われます。配布は先着順で300名までです。プレスリリースで示された配布方法と申込の手順を以下に示します。
対象者は「都内にお住まいの方、または都内の事業所・学校へ通勤・通学されている方」です。記念品を希望する方は事前に応募フォームに必要事項を入力し、メール案内に沿って進め、記念品引換券を入手する必要があります。フォームはプレスリリース内の表記で「応募フォーム【こちら】」と案内されています。
- 対象
- 都内在住、または都内の事業所・学校へ通勤・通学している方
- 配布数
- 先着300名(都民還元事業)
- 申込方法
- 応募フォームに必要事項を入力し、届くメールの案内に従って記念品引換券を入手
なお入場自体は事前申込不要で観覧自由となっていますが、記念品の受け取りには引換券が必要です。引換券の取得手続きは応募フォームから行ってください。
当日会場では式典の進行に応じた演武・行列が行われるため、会場内の案内表示や係員の指示に従ってください。安全上の理由で甲冑や演武に近づけない場合があります。
開催概要・主催等、問い合わせ先と関連情報
以下はプレスリリースに記載された開催概要、主催・協賛・協力、問い合わせ先、公式情報の一覧です。イベントの基本情報を正確に確認できます。
主催は公益財団法人日本武道館、協賛は日本武道協議会、協力は公益社団法人日本甲冑武具研究保存会および高津装飾美術株式会社。問い合わせは日本武道館振興部振興課が窓口となっています。
- 開催名:昭和100年記念 令和8年鏡開き式・武道始め
- 日時:2026年1月12日(月・祝) 正午開会(予定)
- 会場:日本武道館 大道場(東京都千代田区北の丸公園2-3)
- 入場:無料・観覧自由
- 主催:公益財団法人日本武道館
- 協賛:日本武道協議会
- 協力:公益社団法人日本甲冑武具研究保存会、高津装飾美術株式会社
問い合わせ先と公式情報は下記の通りです。事前の確認や詳細情報の取得は公式サイトをご参照ください。
- お問い合わせ先
- 公益財団法人日本武道館 振興部振興課
- 電話
- 03-3216-5134(平日10:30〜16:00)
- イベント情報(公式ホームページ)
- https://www.nipponbudokan.or.jp/shinkoujigyou/gyouji_05
- YouTube
- 大会CMが配信中(公式チャンネルで公開)
また、プレスリリース素材として会場で使用される画像ファイルのダウンロードが可能である旨の案内があります。報道や取材にあたっては別途確認・申請が必要な場合があります。
情報整理表:開催の要点まとめ
以下の表は本記事で取り上げた開催概要と主要な数値・連絡先をまとめたものです。式典の概要確認や共有にご活用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 昭和100年記念 令和8年鏡開き式・武道始め |
| 主催 | 公益財団法人日本武道館 |
| 協賛・協力 | 協賛:日本武道協議会/協力:公益社団法人日本甲冑武具研究保存会、高津装飾美術株式会社 |
| 日時(開会) | 2026年1月12日(月・祝) 正午開会(予定) |
| 会場 | 日本武道館 大道場(東京都千代田区北の丸公園2-3) |
| 入場 | 無料・観覧自由 |
| 主な行事 | 鎧着初め(約60名の甲冑武者、甲冑は約20kg)、鏡開き式(約70kgの二段鏡餅を木槌で開く)、武道始め(現代武道9種目の模範演武、総勢約700名) |
| 都民還元事業 | 対象:都内在住または都内事業所・学校へ通勤・通学の方/記念品:先着300名/申込方法:応募フォームに入力のうえ、メール案内に従って記念品引換券を入手 |
| 問い合わせ | 公益財団法人日本武道館 振興部振興課 TEL:03-3216-5134(平日10:30〜16:00) |
| 公式情報 | https://www.nipponbudokan.or.jp/shinkoujigyou/gyouji_05(イベント情報) |
| プレスリリース発表日 | 2025年12月16日 10:00(公益財団法人日本武道館) |
| その他 | YouTubeで大会CM配信中。会場・報道用の画像ファイルダウンロード可能(プレスリリース素材) |
以上がプレスリリースの情報を網羅的に整理した内容です。式典は伝統文化と現代武道が同時に表現される場であり、鎧着初め・鏡開き・武道始めという三つの柱が年頭行事として位置づけられています。参加や取材を希望する場合は、表記の問い合わせ先および公式ページで最新情報を確認してください。