1月22日開講 無料で学ぶ費用対効果と投資講座
ベストカレンダー編集部
2025年12月16日 14:33
費用対効果講座開講
開催期間:1月22日〜4月2日
短期の費用対効果と中長期の投資対効果を一貫して理解するための新講座
株式会社トライバルメディアハウスは、2025年12月16日 12時00分付けの発表で、オンライン無料学習サービスMARPSにおいて、新講座『マーケターのための「費用対効果」と「投資対効果」徹底理解講座 by MARPS』を2026年1月22日より開講すると発表しました。本講座は全6回で、短期的なCVやCPA、ROASなどの施策別の費用対効果だけでなく、中長期的なブランドや顧客基盤という観点からの投資対効果をあわせて学ぶ構成です。
発表はトライバルメディアハウス(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田紀行)によるもので、同社が運営するMARPS(マープス)を通じ、ライブ配信とアーカイブ視聴の併用で提供されます。受講料は無料で、企業のマーケティング担当者や経営企画・事業企画に関わる方を主な対象としています。プレスリリースは、本講座の背景、目的、具体的なプログラムと講師プロフィール、申込方法、そしてMARPSのサービス概要を詳細に伝えています。
講座が扱う問題意識と学習で得られるスキル
多くの企業でマーケティング投資は短期の費用対効果に偏りがちです。その結果、経営や他部署から「結局この投資は、いくら売上・利益をつくったのか」「ブランドや上流施策は投資に値するのか」「広告費はコストか資産か」といった問いが生じ、担当者が自信を持って説明できない事態が発生しています。本講座はこれらの問いに答えるための視点とフレームを提供することを目指します。
学習ポイントとしては、次の項目が掲げられています。短期と中長期の関係を整理するための理論、ブランド投資を売上・利益のストーリーとして説明する方法、マーケティング・サイエンスに基づく効果測定の基礎、BtoBマーケティングにおける中長期投資対効果、及びブランド価値の向上とその可視化手法です。これらを体系的に学ぶことで、限られた予算のなかで中長期の成長につながる投資設計と説明ができる人材の育成を意図しています。
- 費用対効果と投資対効果の違いとつながりを整理できる
- ブランド投資を売上・利益のストーリーとして説明する視点を得る
- マーケティング・サイエンスの基礎となる効果測定の理解
- BtoBマーケティングの中長期的考え方の習得
- ブランド価値の向上と見える化のアプローチを学ぶ
全6回の講義構成と講師陣の紹介
講座は2026年1月22日から4月2日までの期間に全6回で実施されます。主に木曜開催で一部水曜があるスケジュールです。リアルタイムで受講できるライブ配信に加え、アーカイブ動画の視聴が可能な形式となっています。受講料は無料です。
以下に各回の日時、テーマ、講師、内容を順に示します。各回はマーケティング実務と理論の両面から、短期の施策と中長期の投資を行き来する構成です。
- 第1回:2026/1/22(木)
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テーマ:費用対効果と投資対効果の概論
講師:株式会社トライバルメディアハウス 代表取締役社長 池田紀行
内容:CPA上昇や刈り取り型施策の限界を踏まえ、マーケティング施策を単年度の費用対効果だけでなく複数年度の投資対効果で評価する視点を提示します。マーケティングにおける費用と投資の定義や、社内での共通言語づくりのための概論を解説します。
- 第2回:2026/2/5(木)
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テーマ:実務家から見たブランドの効果
講師:ダイキン工業株式会社 総務部広告宣伝グループ長/関西学院大学 経営戦略研究科 教授 片山義丈氏
内容:ブランドとは何か、なぜブランドづくりが投資なのか、広告・PR・プロモーションなどの活動が中長期的にどのように事業成果につながるのかを実務的に整理します。片山氏は多くのブランド施策実績のある実務家です。
- 第3回:2026/2/19(木)
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テーマ:ブランディングはどのように売上につながるのか
講師:株式会社コレクシア 代表取締役/EBMI事務局長 村山幹朗氏
内容:ブランディングが顧客獲得と利益にどのように変換されるかをエビデンスに基づき解説します。刈り取り型施策と資産構築型施策の違い、ベースラインの底上げ効果、未顧客へのアプローチが将来のキャッシュフローに与える影響などを扱います。
- 第4回:2026/3/4(水)
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テーマ:間違いだらけの実践CRM〜そのSTP戦術大丈夫ですか?〜
講師:中央大学 戦略経営研究科(ビジネススクール)教授/東京大学 名誉教授 阿部誠氏
内容:チャネル多様化やデータ活用が進む中で、「どの打ち手がどれだけ効いたのか」を測るためのデータにもとづく効果測定に焦点を当てます。市場反応モデルやCRM・1to1マーケティングの実務で使える測定アプローチを解説します。
- 第5回:2026/3/19(木)
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テーマ:BtoBマーケティングにおける中長期投資対効果
講師:シンフォニーマーケティング株式会社 代表取締役 庭山一郎氏
内容:購買プロセスが長く関与者が多いBtoBマーケティングにおいて、短期施策だけでなく中長期の投資が競争力になる点を解説します。投資ポートフォリオとしての予算組成、受注・LTV・営業生産性との結び付け方を学びます。
- 第6回:2026/4/2(木)
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テーマ:ブランド価値を高める方法と計測法
講師:株式会社Brandism 代表取締役 木村元氏
内容:ブランドという無形資産への投資に焦点を当て、ブランド価値をどう高め、どのように測るかを実務目線で整理します。新指標『ブランド・パワー』の考え方をベースに、測定の観点と意思決定への活用方法を提示します。
受講対象、申込方法、MARPSサービスの特徴
本講座の受講対象は、事業会社のマーケティング部門のマネージャー/リーダー、広告・プロモーション予算を預かるマーケ担当者、ブランド/コミュニケーション施策の企画・運用担当者、BtoBマーケティング/インサイドセールスの責任者・実務者、事業企画・経営企画などマーケティング投資の判断に関わる方と明示されています。特に、短期のCPA・ROASは改善しているが売上・利益への最終的な効き方を説明できない方、ブランドや上流施策の効果説明をアップデートしたい方、BtoBの投資対効果を整理したい方、経営や営業、ファイナンスと共通言語で議論したい方に向く内容です。
申込方法は、MARPSに無料会員登録したうえで講座ページより申し込む流れです。詳細および申込ページは公式の講座ページに案内されています。関連リンクは次のURLです:
https://marps.tribalmedia.co.jp/contents/special/roc-and-roi-lesson
MARPSについては、マーケティングに特化したオンライン無料学習プラットフォームで、2023年7月にβ版提供、2024年1月に正式サービスを開始しました。会員数は7500名(2025年12月時点)を超え、無料会員登録のみで全ての講座を受講できる点が特徴です。
講座のポイント整理と主要情報の一覧
本講座は、短期の施策効率だけでなく中長期の価値創出を合わせて評価できるマーケターを育成する目的で設計されています。講師陣はブランド実務、マーケティング・サイエンス、BtoBマーケティングの専門家を揃え、理論と実務を結ぶカリキュラムになっています。
以下の表は、本記事で紹介した講座の主要情報を整理したものです。受講を検討する際や社内での共有用に、日程・形式・対象・申込方法などをひと目で確認できる構成にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講座名 | マーケターのための「費用対効果」と「投資対効果」徹底理解講座 by MARPS |
| 主催 | 株式会社トライバルメディアハウス(運営:MARPS) |
| 発表日 | 2025年12月16日 12時00分 |
| 開講期間 | 2026年1月22日〜2026年4月2日(全6回、主に木曜開催/一部水曜) |
| 回数 | 全6回 |
| 形式 | ライブ配信(リアルタイム参加)+アーカイブ動画視聴(オンデマンド) |
| 受講料 | 無料 |
| 対象 | マーケティング部門のマネージャー/リーダー、広告予算担当者、ブランド施策担当、BtoBマーケティング実務者、事業企画・経営企画など |
| 申込方法 | MARPSに無料会員登録のうえ、講座ページより申し込み(詳細・申込ページ: https://marps.tribalmedia.co.jp/contents/special/roc-and-roi-lesson) |
| 講師(一部抜粋) | 池田紀行(トライバルメディアハウス)、片山義丈(ダイキン工業/関西学院大学)、村山幹朗(コレクシア)、阿部誠(中央大学)、庭山一郎(シンフォニーマーケティング)、木村元(Brandism) |
| MARPSサービス開始 | β版:2023年7月、正式:2024年1月、会員数:7500名(2025年12月現在) |
| 会社概要(主催) | 株式会社トライバルメディアハウス:PMO型マーケティング支援会社。『売上の地図』を基礎とした戦略策定やPRxSNSでの成果創出に強み。 |
以上が発表された講座の内容、プログラム、申込方法、主催・運営に関する要点です。短期のKPIと中長期の投資効果をつなぐ議論に対応する知見を体系的に学べる構成であり、受講は無料でライブとアーカイブで受けられる点が特徴です。詳細や申込は上記の講座ページで案内されています。
参考リンク: