映画えんとつ町のプペル、前売券10万枚突破 3/27公開
ベストカレンダー編集部
2025年12月17日 09:44
ムビチケ10万枚突破
開催日:3月27日
ムビチケ前売券が10万枚を突破した「節目」とその事実
株式会社CHIMNEY TOWNは、2025年12月17日07時00分付のリリースにて、2026年3月27日(金)公開予定の『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のムビチケ前売券の販売枚数が、映画公開100日前の時点で10万枚を突破したことを発表しました。
報道発表に記載されている企業情報は次の通りです。会社名は株式会社CHIMNEY TOWN、本社所在地は東京都千代田区、代表取締役は西野亮廣。この発表は、映画公開100日前というタイミングで達成された販売枚数という点が重要な意味を持ちます。
- 発表日:2025年12月17日 07:00
- 達成数:ムビチケ前売券 販売枚数 10万枚
- 対象作品:『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』
- 公開予定日:2026年3月27日(金)
「手売り」による届け方——選択の背景と実践
CHIMNEY TOWNは、近年の情報流通の高度化や広告手法の進化により「誰に、どのように映画が届いているのか」が見えにくくなった点を問題と捉えました。その上で同社は「これまでの近道が通用しなくなった」との判断に至り、従来の広告・プロモーション手法に依存するのではなく、“手売りで、一枚一枚、顔の見える形で届ける”という方向を選びました。
この戦略は効率性や拡散力を重視する手法から距離を置き、「映画は本来人から人へ勧められる体験である」という考え方を基盤にしています。リリースでは、時間と手間をかける方法であることを認めつつも、誰に届いているのかが可視化される点を最も確実な届け方と位置づけています。
映画業界の変化が導いた判断
発表文では、前作がコロナ禍(緊急事態宣言下)に公開された特殊な環境下にあったため、過去の興行成績やデータが今回の判断材料としてほとんど機能しなかったことが明示されています。さらに近年は作品のヒットが二極化しており、従来の成功モデルやマーケティング手法が通用しづらくなっていると説明されています。
こうした不確実性の中で、CHIMNEY TOWNは過去の実績や予測に依存するのではなく、自らの手で確実に届ける方法を選択しました。発表文の趣旨は、結果を保証するために日々の努力を最大限にするという姿勢を示しています。
手売りの実践と期待される効果
手売りの実践は、単に枚数を積み上げるプロセスではなく、支援者や観客との関係性を直接構築する活動です。リリースでは、この取り組みにより「多くの共感と支援が集まった」と明記されています。顔の見える販売活動は、購入者が作品を知るきっかけをつくり、口コミへとつながる可能性が高い点が期待されています。
具体的な効果としては、購入者の属性や反応をダイレクトに把握できる点、支援の輪が生まれる点、また地域やコミュニティ単位での盛り上がりを醸成できる点が挙げられます。CHIMNEY TOWNはこうした定性的な価値を重視して今回の手法を継続しています。
作品の制作体制、過去実績、支援企画の全容
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』は前作から5年以上を経て公開される続編です。前作『映画 えんとつ町のプペル』(2020年公開)は興行収入27億円、観客動員196万人を記録し、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞しました。本作は前作より1年後のハロウィンを舞台に、主人公ルビッチの新たな冒険を描きます。
制作体制に関する主要クレジットは以下の通りです。監督は引き続き廣田裕介、アニメーション制作はSTUDIO4°Cが担当します。製作総指揮・原作・脚本は西野亮廣で、原案はにしのあきひろ著『チックタック 約束の時計台』(幻冬舎)です。配給は東宝とCHIMNEY TOWNが担います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品タイトル | 『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』 |
| 公開日 | 2026年3月27日(金) |
| 製作総指揮・原作・脚本 | 西野亮廣 |
| 監督 | 廣田裕介 |
| アニメーション制作 | STUDIO4°C |
| 原案 | 「チックタック 約束の時計台」(にしのあきひろ著/幻冬舎) |
| 配給 | 東宝・CHIMNEY TOWN |
| 公式サイト | https://poupelle.com/ |
制作の進捗と西野亮廣のコメント
リリースでは制作が「現在、最終段階に入っている」と報告されています。長い時間をかけて磨き続けてきた物語は、完成の輪郭をはっきりと帯びはじめていると説明されています。
西野亮廣のコメントには、続編であることの難しさ、前作が特殊な環境で公開されたため過去データが使えない点、そして「一枚一枚、自分の手で渡す方法」を選んだ事情が述べられています。西野は「来年の3月27日までにやれることはすべてやる」との決意を示し、一日一日を密度高く積み重ねる姿勢を明確にしています。
シングルファミリー支援:ムビチケ20枚プレゼント企画
CHIMNEY TOWNはシングルファミリーの子どもたち20名にムビチケ前売券をプレゼントする支援企画を実施しています。本企画は、映画を届けることが子どもたちの体験につながることを意図して設計されています。
寄贈に参加した支援者には特典が用意されており、20枚の前売券を寄贈してくださった支援者の名前は、西野亮廣の音声チャンネル(Voicy)内で紹介されます。参加方法の詳細および申込は公式の参加ページで確認できます:
https://chimneytown.net/products/movie-poupelle-present-20
関連情報・素材と最終整理(表形式)
以下の表で本記事に含まれる主要な事実と要点を整理します。表の内容は、発表日や販売枚数、公開日、制作クレジット、支援企画の概要、公式リンクなどプレスリリースで示されたすべての主要情報を網羅しています。
表の後に、この記事の総括として簡潔な文を添えます。表の情報は公式発表に基づく事実整理です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表元 | 株式会社CHIMNEY TOWN(本社:東京都千代田区、代表取締役:西野亮廣) |
| プレスリリース日時 | 2025年12月17日 07:00 |
| 達成内容 | ムビチケ前売券 販売枚数 10万枚(公開100日前の時点) |
| 作品タイトル | 『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』 |
| 公開日 | 2026年3月27日(金) |
| 制作陣 | 製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣、監督:廣田裕介、アニメーション制作:STUDIO4°C |
| 原案 | 『チックタック 約束の時計台』にしのあきひろ著(幻冬舎) |
| 配給 | 東宝・CHIMNEY TOWN |
| 前作の実績 | 『映画 えんとつ町のプペル』(2020年):興行収入27億円、観客動員196万人、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞 |
| 支援企画 | シングルファミリーの子ども20名にムビチケ前売券をプレゼント。20枚寄贈の支援者の名前はVoicyで紹介。参加ページ:https://chimneytown.net/products/movie-poupelle-present-20 |
| 公式サイト・関連リンク | https://poupelle.com/ |
| その他 | プレスリリース素材(画像等)のダウンロードが可能。プレスキットはCHIMNEY TOWNの公開素材に含まれる。 |
今回の発表は、映画公開を目前に控えた段階での販売動向と、CHIMNEY TOWNが取った明確なマーケティングの選択肢を伝えるものです。手売りという手法は時間と労力を要するものの、誰に届いているかが見える手法として今回の到達点に結びついたことが示されています。
発表文に含まれる事実は上記の通りであり、制作の最終段階、前売券の販売状況、支援企画の詳細、公式URLや配給情報などはリリースの内容を忠実に反映しています。
参考リンク: