2月1日開催|今城塚古墳と継体大王のBOTTOトークフェス

BOTTO古墳トークフェス

開催日:2月1日

BOTTO古墳トークフェス
どうやって申し込めばいいの?
専用の申込フォームから事前申し込みが必要。来場は無料だが定員100人(1組2人まで)で、締切は令和8年1月4日(2026-01-04)。応募多数は抽選です。
現地に行けないけど配信で見られる?
はい。会場参加に加えてYouTube Liveで配信予定なので遠方からも視聴可能。視聴リンクや配信開始時間は主催の公式案内で確認してください。

古墳ブームへ向けた都市プロデュースから生まれたトークフェス

高槻市が推進する地域プロモーションプロジェクト「BOTTOたかつき」は、「高槻市に行けば、好きなことに没頭できる」というコンセプトのもと、ジャンルを絞って熱中層へ深く訴求する取り組みを展開している。本イベントはその一環として、現在注目が高まっている古墳文化にフォーカスしたトークイベント「BOTTO古墳トークフェス」を実施するものだ。

この発表は株式会社ポニーキャニオンによるプレスリリースとして2025年12月16日11時00分に公表された。テーマは国指定史跡である今城塚古墳と、当該地が真の陵墓とされる可能性が議論される謎多き人物継体大王であり、令和8年2月1日(日曜日)に東京・六本木でトークイベントを開催する。会場参加に加え、YouTube Liveでの配信も予定している。

BOTTOたかつきの狙いとイベント位置づけ

プロジェクトは「没頭」をキーワードに、グルメ、歴史など複数ジャンルで対象を絞り込む施策を続けている。その中で古墳は歴史ブームの中でもとくに関心が高いテーマであり、高槻市の歴史資源を都市ブランディングに結びつける狙いがある。

今回のトークフェスは、学術的な知見の共有と、歴史インフルエンサーやタレントによる情報発信を組み合わせることで、専門家から一般の歴史ファンまで幅広い層に向けたアプローチを目指す企画である。

主催(発表元)
株式会社ポニーキャニオン(プレスリリース発表:2025年12月16日 11時00分)
企画
高槻市プロデュース「BOTTOたかつき」プロジェクト
テーマ
国史跡「今城塚古墳」と継体大王の謎、古代高槻の歴史的意義

学術者とインフルエンサーが交差する登壇者ラインナップ

登壇者は学術研究をリードする研究者から、メディアで活躍するタレント、若年層へ影響力を持つ歴史インフルエンサーまで多彩だ。専門性と発信力を併せ持つ顔ぶれにより、トークの内容は学術的深掘りと分かりやすい解説が同時に期待できる。

登壇者の組み合わせは、今城塚古墳の現状と最新知見を共有する学術パートと、継体大王の検討や古墳文化の魅力を広く伝えるメディアパートの双方を補強する構成になっている。

  • 若狭徹(明治大学教授):今城塚古墳をはじめ古墳研究において学会を牽引する研究者。学術的見地から現地の成果や解析の意義を解説する。
  • 河内春人(関東学院大学教授):継体大王研究の第一人者。継体大王に関する史料、考古学的議論を踏まえた総合的なコメントが期待される。
  • 山崎怜奈(元乃木坂46、タレント):歴史好きタレントとして活動。タレント視点からの歴史普及や魅力伝達を担当する。
  • 諸星天音(現役女子高生歴史インフルエンサー):テレビやSNSで注目される若年層向けの歴史発信を行うインフルエンサー。若年層の関心を喚起する役割を担う。
  • 濱田剛史(高槻市長):歴史愛好家としてトークに参加し、高槻市が考える地域の価値や歴史資源活用について語る。
  • 宮崎康雄(今城塚古代歴史館館長):今城塚古墳に関する館長としての見解や最新情報を解説する。
  • ミスター武士道(歴史系YouTuber、チャンネル「戦国BANASHI」):総再生回数約6000万回を誇る人気歴史系YouTuber。総合MCとして参加者をまとめ、トークを進行する。

各登壇者の役割と期待される論点

学術者は出土資料や遺構の分析結果に基づく最新の説や仮説を提示する。一方で、タレントやインフルエンサーは専門的な議論を一般層に分かりやすく伝え、古墳に対する関心を拡げる役割を果たす。

この組み合わせにより、ただ一方的に専門的な話を聞く場ではなく、対話と解説を通じて参加者が古墳の「謎」と「意義」を多角的に理解できる設計になっている。

開催概要と申込みの手続き

イベントは令和8年2月1日(日曜日)に東京都港区のポニーキャニオン イベントスペースで実施される。来場参加は無料だが定員や申込期限等の制約があるため、事前申し込みが必要となる。

会場は六本木一丁目駅から徒歩約5分、神谷町駅から徒歩約8分のアクセスで、都市部での開催により首都圏在住者の参加もしやすい配置となっている。会場参加に加え、YouTube Live配信を通じて遠隔視聴できる。

項目 内容
実施日 令和8年2月1日(日曜日)14時開場・14時30分開演
会場 ポニーキャニオン イベントスペース(東京都港区六本木一丁目5番17号)
アクセス 東京メトロ「六本木一丁目駅」より徒歩5分、「神谷町駅」より徒歩8分
料金 無料
定員 100人(1組2人まで)
申込方法 令和8年1月4日(日曜日)までに専用申込フォームから申し込み。応募多数の場合は抽選
配信 YouTube Liveで配信予定

申込上の注意点

来場参加は事前申込が必須で、申込締切は令和8年1月4日(日曜日)である。定員を超える応募があった場合は抽選により参加者が決定される。

申し込みは主催側のフォームを経由する必要があるため、参加希望者は案内された申込ページにアクセスして手続きを行うこと。申込フォームは関連リンクとして公表されている。

トークの焦点と配信の意義

トークの中心となる議題は、大きく分けて「今城塚古墳に関する最新知見」「継体大王をめぐる史料・考古学的議論」「古代における高槻の歴史的重要性」である。これらを専門家と発信者が掛け合わせて語り合うことで、多面的な理解が促される。

YouTube Live配信により会場に来られない視聴者にも内容が届く点は、地方史の魅力を都市部や遠隔地へ広げるという試みと合致する。ミスター武士道によるMC進行は、構造化された議論を分かりやすく届ける工夫の一つだ。

  1. 今城塚古墳の最新発掘や保存・展示の状況報告
  2. 継体大王をめぐる諸説の整理と現在の有力説
  3. 地域(高槻)が古代に果たした役割の再評価と発信戦略

こうしたテーマは、学術的関心だけでなく観光や地域振興、教育面での活用可能性まで含めた幅広い議題につながる。イベントはその起点として、専門家と発信者の相互作用による新たな理解の形成を目指す。

イベントの詳細や申し込みページ、BOTTOたかつきの情報は高槻市の公式ページにも掲載されている(関連リンク参照)。

項目 要約
イベント名 BOTTO古墳トークフェス(今城塚古墳/継体大王をテーマ)
主催・発表 高槻市プロデュース「BOTTOたかつき」/プレス発表:株式会社ポニーキャニオン(2025年12月16日)
日時 令和8年2月1日(日)14時開場・14時30分開演
会場 ポニーキャニオン イベントスペース(東京都港区六本木一丁目5番17号)
料金・定員 無料・定員100人(1組2人まで)
申込期限 令和8年1月4日(日)まで(応募多数時は抽選)
配信 YouTube Liveで配信予定
主な登壇者 若狭徹(明治大学教授)、河内春人(関東学院大学教授)、山崎怜奈、諸星天音、濱田剛史(高槻市長)、宮崎康雄(今城塚古代歴史館館長)、ミスター武士道(総合MC)
関連リンク https://www.city.takatsuki.osaka.jp/botto/

本記事では、プレスリリースに基づき「BOTTO古墳トークフェス」の主旨、登壇者、開催概要、申込方法、トークの主題を整理して紹介した。学術的な議論とメディア発信を組み合わせる構成は、古墳というテーマを多様な角度から理解する機会を提供すると判断される。

参考リンク: