12/23開催|キズキ高等学院 開校説明会で分かること

キズキ高等学院開校説明会

開催日:12月23日

キズキ高等学院開校説明会
説明会に参加すると何がわかるの?
30分のオンライン説明会で学院の理念・学習・進路・生活支援の具体策を紹介。希望者は説明後に1時間の無料個別面談で個別相談も受けられます。
誰が対象でどうやって申し込むの?
不登校経験の中3〜高2や留年・中退者・転校検討者などが対象。参加無料で、記事内の申し込みフォームから2025/12/23の回に申し込めます。

不登校経験者の「本気の自立」を目指す新たな学びの場

株式会社キズキは、2026年4月に通信制高校サポート校『キズキ高等学院』を開校します。提携先は通信制高校『鹿島山北高等学校』であり、キズキがこれまで蓄積してきた不登校支援のノウハウをサポート校のかたちで結実させる取り組みです。2025年12月17日付の発表によれば、開校に先立ち無料のオンライン説明会が2025年12月23日に開催されます(発表日時:2025年12月17日 11時00分)。

キズキ高等学院が掲げるのは、単に高校を卒業させることではなく、その先にある進路や生活まで見据えた『本気の自立』です。生徒一人ひとりに向き合い、学習・進路・生活面を一体的に支えることで、自分の力で未来を選び取れる力を育てることを目的としています。

2026年4月開校:不登校から「本気の自立」をつくるキズキ高等学院【12/23・無料オンライン説明会】 画像 2

サポート校の役割とキズキ高等学院の特性

通信制高校サポート校とは、特定の通信制高校と提携し、そのカリキュラムに沿って学習・進路・生活面を支援する民間の教育機関です。サポート校ごとに独自のカリキュラムやサポート体制を持ち、学校との接点が少ない通信制高校生に対し、学び方や進路選択、生活習慣の定着を手厚く支えます。

キズキ高等学院は、特に不登校経験者に特化した支援を行う点が特徴です。キズキはこれまで14年間にわたり不登校や学び直し支援に取り組んできており、延べ卒業生は約14,000人に達しています。こうした経験を活かし、卒業後の自立まで見据えた支援を行う点に重点があります。

『本気の自立』が意味するもの

キズキ高等学院が定義する『本気の自立』とは、単に卒業資格を取得することではありません。卒業後の進路や生活を含めて、自分の意思で選択し行動できる力を身につけることを指します。学習だけでなく、進路設計や生活リズムの改善、社会での自律に向けた支援を並行して行います。

説明会では、この考え方と実際の支援方法について具体的に説明されます。個別相談も用意されており、生徒本人や保護者の状況・悩みに寄り添った対応が行われます。

現状の課題と必要なサポートの実際

近年、通信制高校から大学などへ進学する生徒は増加しています。発表資料によれば、2014年度は約6人に1人だった通信制高校からの進学者が、2024年度には約4人に1人に増加しました。つまり進学・自立の道は十分に開かれていることを示しています。

一方で、通信制高校生の約3.5人に1人が進路未定のまま卒業しているという課題もあります(全日制高校では卒業後の進路未定は約23人に1人)。この背景には、学校との接点が少ないことにより、自分に合った進路や学習方法を見つけにくい点が挙げられます。キズキ高等学院は、この課題に対して学習・進路・生活のすべてを一体で支えることで対応します。

開校説明会の詳細と参加方法

キズキ高等学院の開校に先立ち、無料のオンライン説明会『キズキ高等学院開校説明会〜不登校からの「本気の自立」をつくる〜』が実施されます。要点は以下の通りです。

説明会は30分間で、学院の理念・特徴・具体的なサポート内容について説明が行われます。説明会後には任意で1組ずつの無料個別面談(1時間、親子同席推奨)が設けられ、保護者のみ・本人のみでの相談も可能です。

対象は、2026年4月に通信制高校への入学・転入・編入を検討している方で、以下の方々が含まれます。

  1. 不登校中、または不登校を経験した中学3年生〜高校2年生のご本人さま・保護者さま
  2. 不登校に伴う留年が決定している高校3年生以上のご本人さま・保護者さま
  3. 不登校に伴って高校を中退しているご本人さま・保護者さま
  4. 不登校に伴って高校に進学していないご本人さま・保護者さま
  5. 不登校経験があり、現在別の通信制高校やサポート校を利用しているご本人さま・保護者さま
  6. 上記に類するご状況の高等専門学校(高専)生や高等専修学校生のご本人さま・保護者さま

保護者のみ、本人のみの参加が可能であり、2026年4月以外の時期を検討している方や日本国外在住の方については個別相談で対応可能です。どの都道府県にお住まいの方も参加できます。

支援の中身と登壇者紹介

キズキ高等学院は、学習・進路・生活を一体で支える体制を構築します。サポート校としての柔軟な学びと、キズキが提供してきた個別最適な支援を組み合わせることで、卒業後の自立を見据えた支援プログラムを展開します。

具体的な支援方針やカリキュラムの詳細は説明会で示されますが、学習面での指導、進路相談、生活リズムの改善支援などが含まれ、必要に応じて個別の支援計画が作成されます。

登壇者:三浦 凌(教育企画室長)

三浦凌(みうら・りょう)はキズキ高等学院の教育企画室長です。大阪府出身で京都大学工学部建築学科を卒業後、大手総合建設会社でプロジェクトマネジメントや現場統括を経験しました。その後は総合教育会社で学習塾の校舎運営・エリアマネジメント・新規事業企画開発に携わり、さらにIT・DX領域のコンサルティング業務にも従事してきました。

三浦は株式会社キズキのビジョン『何度でもやり直せる社会をつくる』に共感して入社し、不登校や転校・学び直しを要する中高生に向けた個別最適な支援を提供しています。得意分野は進路再設計、学び直し支援、生活リズム改善です。説明会および個別相談で、具体的なケースに応じた助言が行われます。

運営体制・会社情報と関連リンク

運営は株式会社キズキが行います。会社概要は以下の通りです。

会社名
株式会社キズキ
所在地
東京都新宿区新宿6-28-7 新宿EAST COURT 2階
代表者
代表取締役 安田祐輔
事業内容
不登校・中退・引きこもり・発達特性などの方の学び直し支援、完全個別指導塾「キズキ共育塾」の運営、ウェブメディア「不登校オンライン」の運営など

関連するウェブサイトは以下の通りです。詳細情報やニュースは公式ページで案内されています。

説明会と学院開校の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げたキズキ高等学院の開校と説明会に関する主要な情報を整理したものです。参加を検討する際や関係者が概要を把握する際に参照してください。

項目 内容
発表日 2025年12月17日 11時00分
学院名 キズキ高等学院(通信制高校サポート校)
提携校 鹿島山北高等学校(通信制)
開校時期 2026年4月
説明会日時 2025年12月23日(火)19:00〜19:30(オンライン:Googleミート)
参加費 無料
対象 2026年4月に通信制高校への入学・転入・編入を検討する不登校経験者やその保護者、留年・中退・未進学などの各種状況にある方(詳細は本文参照)
個別相談 説明会後に1組ずつの無料個別面談(希望者、1時間、親子同席推奨、保護者のみ・本人のみ可)
登壇者 三浦凌(キズキ高等学院教育企画室長)
運営会社 株式会社キズキ(所在地:東京都新宿区新宿6-28-7 新宿EAST COURT 2階)
申し込みURL https://form.run/@20251223-kizuki-koto-gakuin

以上が、キズキ高等学院の開校とそれに伴う説明会の要点です。キズキはこれまでの支援実績を基盤に、個々の生徒の状況に応じた学びと自立支援を提供することを目指しています。説明会で提示される具体的な支援内容や個別面談での相談内容を踏まえ、各家庭の判断材料として活用できる情報が揃っています。

参考リンク: