12/25試写会開催|ドキュメンタリー『Returnees』渋谷公開へ
ベストカレンダー編集部
2025年12月17日 15:52
Returneesプレス試写会
開催日:12月25日
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渋谷で劇場公開へ——ウガンダの現場を2年間密着したドキュメンタリー映画の到来
認定NPO法人テラ・ルネッサンスの現場に寄り添って制作されたドキュメンタリー映画『Returnees(リターニーズ) 元こども兵 それぞれの再起』が、2026年初春に渋谷ユーロスペースほかで劇場公開されることが発表されました。制作は株式会社日本電波ニュース社で、テラ・ルネッサンスは取材協力の立場にあります。テラ・ルネッサンスは企画・制作・配給および映画による収益には関係していません。
公開に先立ち、2025年12月25日に都内でプレス試写会とメディア懇談会が予定されています。上映後には、長年ウガンダに駐在し本事業を率いる海外事業部長・小川真吾氏が一時帰国して出席し、メディア向けの懇談に応じます。参加を希望するメディアはテラ・ルネッサンスへの問い合わせが案内されています。
技術情報と制作クレジット
本作は日本電波ニュース社による制作で、菊地啓が監督・撮影・編集を担当、プロデューサーは上田未生です。上映時間は102分、フォーマットはDCP、音声は5.1chとなります。著作権表示は「©日本電波ニュース社 2026年/日本/102分/DCP/5.1ch」です。
なお、本作の制作にあたっては、日本電波ニュース社がテラ・ルネッサンスの現地施設「スマイルハウス」に密着して記録を重ねたものであり、テラ・ルネッサンスは取材協力にとどまります。制作主体と支援団体との関係性は明確に区別されています。
画面に映るのは「帰還の後」の現実—登場人物と物語の構成
映画は、ウガンダでテラ・ルネッサンスが20年以上にわたり取り組んできた元子ども兵の社会復帰支援の現場を、2年間にわたって撮影した記録です。子どもの頃に誘拐され、武装勢力の構成員とされてしまった元子ども兵たちが、帰還したあとに直面する葛藤や痛み、そして再起への歩みが丁寧に描かれます。
本作は「被害者」であると同時に「加害者」と見なされる複雑な状況に向き合う人々の姿を赤裸々に綴り、個々の再生のプロセスに焦点を当てています。現地で暮らす人々の表情、家族との再会、そしてコミュニティの対応など、帰還後に続く現実が主題です。
スクリーンに寄せられた声(抜粋・順不同)
本作には多方面からコメントが寄せられています。映画の表現とテーマに関する意見や感想が含まれており、作品の多層的な側面を浮かび上がらせます。
- 一青窈(歌手):「何になりたいか どう生きたいか それを子供達が希望を持って漕ぎ出せる世界にしたい。『人は変われる』し『許されない罪はない』と信じたい。」
- 石原さとみ(俳優):「命を救うだけじゃない。小川さんは、奪われた心と未来を救い続けています。」
- 堀 潤(ジャーナリスト):「涙も、怒りも、希望も、この映画はすべてを隠さず映す。」
- 高野秀行(ノンフィクション作家):「もしこの1年でたった1作しか映画が観られないとしたらこの映画を観てほしい!と言いたくなるほど素晴らしい内容の作品だ。」
- 廣瀬俊朗(元ラグビー日本代表):「とてつもない経験をしている元こども兵や女性たちが前を向いて生きる姿を見ると、その逞しさから涙が出てきました。」
- 原貫貫太(フリーランス国際協力師):「この映画を観れば気づく。そこにいるのは、私たちと同じように笑い、泣き、悩みながら生きる’人’だということに。」
- 榎本珠良(明治学院大学 準教授):「この紛争がもたらした国境を超えた複雑な被害状況にあらためて焦点が当たることを期待しています。」
20年の蓄積が生んだ「動員解除プロジェクト」と現在の挑戦
テラ・ルネッサンスはウガンダやコンゴ民主共和国で2001年の設立以来、20年以上にわたり元子ども兵の社会復帰支援に取り組んできました。長年の支援経験と現地での信頼関係の積み重ねが、武装勢力の内部から人々を戻す「動員解除」に結びついています。
実際の成果として、2023年には支援を受けて社会復帰を果たした元子ども兵とその呼びかけを受けて、141名が長年を経て故郷へ帰還しました。この経験をもとに、テラ・ルネッサンスはさらに大規模な帰還、具体的には2026年に向けて500名規模の帰還を実現するために取り組んでいます。
中央アフリカ共和国との連携と資金調達の取り組み
この事業の責任者である海外事業部長・小川真吾はウガンダ駐在20年の経験を持ち、帰還ルート確保のため周辺国の政府・軍・宗教指導者らと多数協議を重ねてきました。2025年10月には中央アフリカ共和国のトゥアデラ大統領との面談が実現し、事業推進における重要な一歩を踏み出しています。
テラ・ルネッサンスは『500名の帰還への挑戦』が正念場を迎えているとしており、活動資金の捻出のため冬季募金キャンペーンにも取り組んでいます。資金と外交的な調整が並行して必要となる複合的な課題を抱えながら進行中です。
取材案内、連絡先、組織概要とまとめ
本作のプレス試写会は2025年12月25日に都内で予定されています。上映後のメディア懇談会では、一時帰国中の小川真吾が出席予定です。取材や出席希望のメディアは以下の連絡先へ問い合わせるよう案内されています。
問い合わせ先は認定NPO法人テラ・ルネッサンス(代表電話 075-741-8786、メール shimono@terra-r.jp/担当 広報室 下野)です。代表電話は折り返しの対応とされています。テラ・ルネッサンスの公式ウェブサイトは https://www.terra-r.jp です。
テラ・ルネッサンスの事業概要と主要な受賞歴
テラ・ルネッサンスは2001年に鬼丸昌也によって設立され、2014年からは認定NPO法人として活動しています。国内外での活動領域は地雷・小型武器対策、子ども兵の社会復帰支援、平和教育、生活再建支援など多岐にわたります。
主な活動地域にはカンボジア、ラオス、ウガンダ、コンゴ、ブルンジ、さらに2022年からはハンガリーとウクライナでの避難民支援も含まれます。多数の受賞歴(地球市民賞、社会貢献者表彰、ジャパンSDGsアワード 副本部長賞ほか)が公表されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | Returnees(リターニーズ) 元こども兵 それぞれの再起 |
| 公開時期 | 2026年初春(渋谷ユーロスペースほか) |
| プレス試写会 | 2025年12月25日 都内(上映後メディア懇談会あり) |
| 制作 | 株式会社日本電波ニュース社(テラ・ルネッサンスは取材協力) |
| 監督・撮影・編集 | 菊地啓 |
| プロデューサー | 上田未生 |
| 上映時間・仕様 | 102分/DCP/5.1ch |
| 主題 | 元子ども兵の社会復帰支援と帰還後の生活、動員解除プロジェクトの現場記録 |
| 成果と目標 | 2023年に141名の帰還に成功。2026年に向けて500名規模の帰還を目指す。 |
| 問い合わせ先 | 認定NPO法人テラ・ルネッサンス 電話 075-741-8786/メール shimono@terra-r.jp |
| 団体所在地 | 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室 |
| 公式URL | https://www.terra-r.jp |
この記事では、ドキュメンタリー映画の制作主体とテラ・ルネッサンスの協力関係、作品の技術仕様、上映・取材予定日、寄せられたコメント、そしてテラ・ルネッサンスが過去20年で蓄積してきた支援実績と現在の500名帰還への挑戦について、プレスリリースに記載されたすべての情報を整理してお伝えしました。