約12時間で1億円突破 ValerionのVisionMaster日本上陸
ベストカレンダー編集部
2025年12月18日 17:09
VisionMaster日本上陸
開催期間:12月16日〜2月27日
Makuakeで到達した記録 — 約12時間で1億円を突破した日本上陸プロジェクト
AWOL VISIONのプレミアム・サブブランドValerionが送り出すフラッグシップモデル『VisionMaster Max』の日本上陸プロジェクトが、応援購入サービス「Makuake」にて開始されました。プロジェクト開始直後から大きな支持を集め、約12時間で1億円を突破。Makuakeの家電ジャンルにおける「最速1億円達成」という記録を更新したと発表されています(※2025年12月17日時点、自社調べ)。
先行予約の期間は2025年12月16日(火)11:00〜2026年2月27日(金)22:00です。プロジェクトページはMakuake上で公開されており、製品の詳細や支援プラン、画像やプレス素材へのリンクが掲載されています。プロジェクトページURLは下記のとおりです。
- Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/valerion
- 先行予約期間:2025年12月16日(火)11:00〜2026年2月27日(金)22:00
- 達成タイミング:開始から約12時間で1億円突破(自社調べ、2025年12月17日時点)
プロジェクト開始直後の背景と反応
発表では、日本市場が映像と投影技術において長い歴史と高い品質基準を有する点を踏まえ、そこに受け入れられたことを重く受け止めているとしています。創業者でありCEOのAndy Zhao(アンディ・チャオ)は、初日の支援に対する感謝を表明し、製品と体験の継続的な進化を約束するメッセージを寄せています。
また、同プロジェクトは単なる新製品発売ではなく、Valerionが掲げる“本物のシネマ体験”を日本の家庭へ届けるための取り組みとして位置づけられています。プロジェクトページでは技術的な解説、画像素材、支援者向けのリワード内容が確認できます。
VisionMaster Maxが目指す映像体験の核心
『VisionMaster Max』の開発コンセプトは「ハリウッドの映画的基準を家庭で再現すること」です。解像度や明るさなどの数値だけでなく、プロの映画製作者が意図した正確な色再現と、映画館のような深い黒の表現に注力しています。製品にはValerion独自の技術が複数採用され、映像の質を総合的に高める設計がなされています。
主な技術的特徴として、EBL™(Enhanced Black Level)アルゴリズム、ISF基準に準拠した精密キャリブレーション、高精度IRISアパーチャ、迷光抑制構造、そしてRGBレーザー光源による強力な輝度表現が挙げられます。これらが連動して映像の奥行きと階調表現、黒の深さを引き上げると説明されています。
- EBL™(Enhanced Black Level)
- 暗部シーンにおける黒の階調と迷光を精密に制御し、シャドウのディテールを保ちながら漆黒の深みを引き上げるアルゴリズム。高精度IRISと迷光抑制構造と連動し、最大50,000:1のコントラストを実現する設計を採用しています。
- レインボー効果の低減
- DLP方式で課題とされてきたレインボー効果を独自技術で99.99%排除するとしており、長時間の視聴でも快適に没入できる環境を目指しています。
- 色再現とキャリブレーション
- ISF基準の精密なキャリブレーションに対応し、映画制作者が意図した色を忠実に再現するための調整が可能です。映像と音の一体化を重視したチューニングも行われています。
これらの仕様は、映画鑑賞だけでなくゲームや大画面での映像体験を重視するユーザーに向くことが意図されており、単なるスペック競争ではなく、感覚と没入感を重視する設計思想が強調されています。
具体的な機能一覧
下記のリストは、VisionMaster Maxが前面に出している主要な機能とその目的を整理したものです。各機能は映像品質の向上と長時間視聴時の快適性に寄与することを狙いとしています。
- RGBレーザー光源:高輝度かつ広色域の実現
- EBL™:深い黒と階調表現の向上
- 高精度IRISアパーチャ:ダイナミックレンジの拡大
- 迷光抑制構造:コントラスト維持と映像の明瞭化
- 99.99%レインボー効果排除:視覚的ストレスの軽減
- ISFキャリブレーション対応:プロフェッショナルな色補正
Valerionの由来と国際的評価 — 実績が物語る信頼
Valerionは映画を愛するエンジニア、デザイナー、カラリストらの情熱から生まれたブランドです。創業者らは「映画はスペックではなく感覚で決まる」という信念のもと、製品開発を進めてきました。単なるビジネス視点ではなく、シネフィルとしての視点を重視する姿勢が特徴です。
AWOL Visionを母体に持つValerionは、光学技術と製造ノウハウを受け継ぎつつ、よりパーソナルなホームシアター体験に特化したブランドとして位置づけられています。これまでのグローバルでの評価は高く、Kickstarterではプロジェクター史上最高額となる約1,090万ドル(約16億円)を調達しています。
- 米Kickstarter:約1,090万ドル(約16億円)を調達
- IFA 2024:Best of IFA受賞
- Red Dot Design Award 2025:受賞
これらの受賞と資金調達の実績は、技術力とデザインの両面で世界基準の評価を得ていることを示しています。加えて、創業者Andyは毎年IFAに登壇しており、VisionMaster Maxに関する最新トピックをIFA 2025で発表したことも公表されています。
購入方法、スケジュール、問い合わせ先とまとめ表
日本における先行販売はMakuakeで行われます。プロジェクトの期間や具体的な支援方法、リワードの詳細はMakuakeのプロジェクトページにて確認が可能です。メーカー側は日本市場の高い品質基準を重視しており、ユーザーの声に基づく製品と体験の継続的な改善を明言しています。
下記に本記事で取り上げた主要情報を整理した表を示します。発表日、先行販売期間、達成記録、技術仕様、問い合わせ先など、必要な情報を一目で確認できるようにまとめています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表元 | Elevation Technology Partners LLC.(AWOL VISION / Valerion) |
| 発表日時 | 2025年12月18日 13:30 |
| プロジェクト掲載先 | Makuakeプロジェクトページ |
| 先行予約期間 | 2025年12月16日(火)11:00〜2026年2月27日(金)22:00 |
| 資金調達実績(海外) | 米Kickstarter:約1,090万ドル(約16億円) |
| Makuakeでの到達記録 | 約12時間で1億円突破(Makuake家電ジャンルにおける「最速1億円達成」※自社調べ) |
| 主要技術・仕様 | EBL™(Enhanced Black Level)、高精度IRISアパーチャ、迷光抑制、RGBレーザー、ISFキャリブレーション対応、99.99%レインボー効果排除、最大コントラスト50,000:1(設計値) |
| 受賞・評価 | IFA 2024 Best of IFA、Red Dot Design Award 2025 |
| 会社概要 | 企業名:AWOL VISION / Valerion 代表者:Andy Zhao 設立:2023年3月 本社:米国フロリダ州 |
| 問い合わせ(日本) | Valerion Japan:https://www.valerion.com/jp/visionmaster_line メール:info_jp@valerion.com(営業時間:平日10:00〜17:00、土日祝・年末年始を除く。通常2〜3営業日内に返信) 報道関係:Valerion Japan広報事務局(担当:米田、メール同上) |
本稿では、ValerionのVisionMaster Max日本上陸プロジェクトの開始、Makuakeでの達成記録、製品の主要技術と設計思想、ValerionおよびAWOL VISIONとしての国際的実績と受賞歴、そして購入方法や問い合わせ窓口まで、プレスリリースの情報を網羅的にまとめました。詳細や最新の情報は上記の公式リンクおよびMakuakeプロジェクトページで確認できます。
参考リンク: