2月7日開幕|ウポポイ冬フェス 音楽・映画・シンポ紹介

ウポポイ文化交流フェス

開催期間:2月7日〜2月14日

ウポポイ文化交流フェス
開催日はいつで、行くにはどうすればいい?整理券やチケットは必要?
開催は2026年2月7日〜14日、会場はウポポイ(北海道白老)。入場料は一般1,200円等。多くの展示は通常入場で見学可能だが、ライブ・上映・シンポジウムなど一部は整理券や事前申込みが必要。特設サイトで詳細を確認して事前手続きしておくと安心です。
見どころは何?どんな出演やプログラムがあるの?
目玉は2月14日の台湾Siva9 Band×nincup共演ライブ、2月10〜14日の舞台劇場版『永遠ノ矢』上映と2/11の宇梶剛士トーク、さらに2/7・8の国際先住民族博物館シンポジウム。伝統表現と新作の交差を体感できる企画が揃います。

ウポポイで冬に開かれる「UPOPOY CULTURE FEST」──目的と開催概要

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、理事長:常本照樹)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は、先住民族文化の交流をテーマにした冬のイベント「UPOPOY CULTURE FEST(ウポポイ文化交流フェスティバル)」を、2026年2月7日(土)から2月14日(土)までの8日間にわたり開催します。この案内は、同財団が2025年12月18日14時00分に発表したプレスリリースの内容を基に構成しています。

本フェスティバルは、音楽・映画・シンポジウムなど複数のプログラムを通じて、アイヌをはじめとする先住民族文化の伝統的側面のみならず、新たな表現活動にも触れ、先住民族や民族共生について考える機会とすることを目的としています。メインビジュアルや詳細情報は特設ウェブサイトで確認できます。

映画に、音楽に、こころが動く。「ウポポイ文化交流フェスティバル」 画像 2

開催日時・会場の要点

開催期間は2026年2月7日(土)~14日(土)で、通常開園時間は9:00~17:00です。例外として、2月7日(土)は9:00~18:00となります。入場に関するプログラムのうち一部は整理券や事前申込みが必要です。

会場はウポポイ(民族共生象徴空間)。所在地やアクセス、各種案内は以下に詳述しますが、基本的なアクセスはJR白老駅から徒歩約10分、新千歳空港から高速道路または列車利用で約40分です。

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音楽プログラム──台湾先住民族とアイヌの共演ライブ

音楽プログラムの目玉は、アイヌ民族のバンド「nincup(ニンチュプ)」と台湾先住民族の「Siva9 Band(シヴァナイン バンド)」によるライブ公演です。両バンドによる共演は、台湾のSiva9 Bandにとってメンバー揃っての日本公演が今回が初めてであり、注目を集める企画となっています。

このライブは整理券が必要です。伝統的歌唱や舞踊の要素を現代音楽と融合させた演奏は、先住民族の伝統表現と新たな創作表現の接点を感じられる構成が想定されています。

日時 2026年2月14日(土)13:30~16:30
出演者 Siva9 Band(原名:台玖線樂團)、ニンチュプ(nincup)
備考 整理券が必要。ニンチュプの「プ」はアイヌ語表記のため小文字表記。
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出演バンドの特徴

Siva9 Bandは台湾のブヌン族とパイワン族のメンバーで構成され、ロックやカントリーの要素に伝統の吟唱を重ね合わせる音楽性が特徴です。一方、ニンチュプはアイヌの歌や伝統舞踊を取り入れ、ギターの音色とともに物語を語るようなライブを行います。

両者の共演は、地域や言語の異なる先住民族同士の表現が交差する場となり、来場者にとっては文化的な比較と共感の機会となることが予想されます。

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映画上映とトークショー──宇梶剛士さんの舞台劇場版

ウポポイ名誉アンバサダーである宇梶剛士さんが主宰する劇団による舞台『永遠ノ矢(トワノアイ)』の劇場版が上映されます。上映と合わせて宇梶さんのトークショーも実施されることから、舞台表現の映画化が持つ意味や背景に触れる場となります。

こちらのプログラムも整理券が必要です。映画は期間中複数日にわたり上映され、トークショーは上映の回に合わせて対話の機会が設けられます。

上映期間 2026年2月10日(火)~14日(土)
特別回(上映+トーク) 2月11日(水・祝) 映画上映 14:00~16:10/トークショー 16:10~16:30
備考 要整理券
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上映作品と関連情報

上映されるのは舞台『永遠ノ矢(トワノアイ)』の劇場版で、作品内容および舞台制作に関する背景の紹介や、宇梶氏自身によるトークが予定されています。舞台と映画の表現差、先住民族をテーマにした創作の位置づけについて直接話を聞ける機会です。

上映スケジュールは特設サイトにて最新情報が公開されます。整理券の配布方法や入手方法の詳細も同サイトで案内されるため、来場を予定する場合は事前に確認してください。

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国際先住民族博物館シンポジウムと開催全体の詳細

フェスティバル期間中、国際的な視座から「先住民族×博物館」の意義と責任、未来に繋ぐ役割を考えるシンポジウムが開催されます。米国、オーストラリア、フィンランドの国立先住民族博物館の責任者らが登壇します。参加には事前申込みが必要です。

シンポジウムは2日間に分けて開催され、国内外の博物館関係者や研究者、一般参加者が議論を交わす場になります。先住民族文化をどのように保存・展示し、次世代へ伝えていくかをテーマにしています。

シンポジウム日程
2026年2月7日(土)10:00~16:30、2月8日(日)13:00~16:30
登壇者(主な参加者)
・国立アメリカン・インディアン博物館(NMAI)館長 シンシア・チャベス・ラマー博士

・オーストラリア先住民研究所(AIATSIS)CEO レナード・ヒル

・サーミ博物館SIIDA 館長 タイナ・マレット・ピエスキ
申込先
https://nam.go.jp/activity/event/symposium20260207/(事前申込みが必要)
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開催全体の運営情報

本フェスティバルの開催日時は、2026年2月7日(土)~14日(土)9:00~17:00(ただし2月7日は9:00~18:00)と定められています。個別のプログラムにより整理券や事前申込みの要否が異なるため、来場前に各プログラムの案内を確認する必要があります。

ウポポイは2020年7月12日に開業した施設で、国立アイヌ民族博物館を中核とした施設構成や、体験型フィールドミュージアム、慰霊施設を備えています。詳細は公式サイトやSNSで発信されています。

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アクセス・料金・開園情報

所在地は〒059‐0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3。代表電話は0144-82-3914です。最寄り駅はJR白老駅で徒歩約10分、新千歳空港からは車または列車で約40分のアクセスです。

入場料(税込)は一般大人1,200円、一般高校生600円、中学生以下無料です。20名以上の団体料金設定があり、有料の体験プログラムや博物館の特別展示は別料金となります。開園時間は通常9:00~17:00で、時期により変動すること、閉園日は月曜日および12/29~1/5、2月28日~3月9日である点にも注意が必要です(ただし月曜日が祝日の場合は翌日以降の平日が閉園日となる旨の案内あり)。

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まとめ表:開催情報の要点整理

以下の表は、本記事で紹介した「UPOPOY CULTURE FEST」の主要情報を整理したものです。日程、主なプログラム、会場情報、入場料や申込先まで網羅しています。

項目 内容
イベント名 UPOPOY CULTURE FEST(ウポポイ文化交流フェスティバル)
主催 公益財団法人アイヌ民族文化財団(理事長:常本照樹)
開催期間 2026年2月7日(土)~14日(土) 9:00~17:00(2/7は9:00~18:00)
主なプログラム
  • ライブ:Siva9 Band × nincup(2/14 13:30~16:30、要整理券)
  • 映画上映:『永遠ノ矢(トワノアイ)』劇場版(2/10~14、特別回2/11 14:00~16:10+トーク16:10~16:30、要整理券)
  • 国際先住民族博物館シンポジウム(2/7 10:00~16:30、2/8 13:00~16:30、要事前申込み)
申込・詳細 特設サイト:https://ainu-upopoy.jp/specialevent/winter2025/
シンポジウム申込:https://nam.go.jp/activity/event/symposium20260207/
会場 ウポポイ(民族共生象徴空間) 〒059‐0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
アクセス JR白老駅から徒歩約10分/新千歳空港から約40分(車または列車)
入場料(税込) 一般大人1,200円、一般高校生600円、中学生以下無料(団体割引あり)
問い合わせ 代表電話 0144-82-3914/公式サイト・SNS参照
備考 一部プログラムは整理券または事前申込みが必要。詳細は特設サイトで確認。

この記事は、公益財団法人アイヌ民族文化財団によるプレスリリースの全内容をもとに構成しました。各プログラムの整理券や申込み方法、最新の開催情報は特設ウェブサイトおよび公式発表を参照してください。

参考リンク: