大谷翔平が絵本デビュー 『デコピン』が2026年2月発売
ベストカレンダー編集部
2025年12月19日 14:45
大谷デコピン絵本発売
開催日:2月1日
大谷翔平が描く“デコピン”の特別な一日──絵本発売の決定と発表日時
株式会社ポプラ社は、MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が共同著者として参加した絵本『デコピンのとくべつないちにち』を、2026年2月に全国の主要書店およびオンライン書店で発売すると、2025年12月19日10時00分に発表した。発表はポプラ社によるもので、プレスリリースは同日付で公表されている。
この発表は、スポーツ界での活躍のみならず、家庭や動物との関わりを描く作品を通じて幅広い層に向けた新たな発信と位置づけられている。絵本の出版は大谷選手の絵本作家としてのデビュー作となる。
発表の要点
- 発売予定:2026年2月(全国主要書店、オンライン書店)
- 発表日:2025年12月19日 10時00分(株式会社ポプラ社発表)
- 著者:大谷翔平/マイケル・ブランク(共同著者)
- 絵:ファニー・リム
- 原書タイトル:DECOY SAVES OPENING DAY(原書タイトル)
物語の内容と対象読者──デコピンが教える“勇気と絆”
絵本の舞台は開幕戦の球場。主人公は大谷選手の愛犬・デコピンで、始球式を任される重要な一日が描かれる。物語は、突然のトラブルとして「始球式に使うラッキーボールを家に忘れてきてしまった」ことから始まる。デコピンはそのボールを届けるために奮闘し、球場に戻れるかどうかがストーリーの軸となる。
対象想定は3歳から7歳のお子さんとその家族、そしてデコピンのファン層まで幅広く、幼い読者でも理解しやすい言葉とあたたかい視点で物語が紡がれている。原文中の描写には、野球場のにぎわいやホットドッグ、広い「庭」のような空間といった要素が登場し、場面描写が視覚的に豊かであることが示されている。
あらすじのポイント
- 導入
- 開幕戦の日、デコピンは始球式を任される。
- 事件
- ラッキーボールを家に忘れてきてしまう。
- クライマックス
- 始球式までにボールを持って球場に戻れるかを描く冒険。
- テーマ
- 絆、責任感、勇気、家族やペットとのつながり。
制作陣と寄付の仕組み──著者プロフィールと社会貢献の取り組み
本作は大谷翔平選手とマイケル・ブランク氏の共同執筆による初の物語作品で、絵はファニー・リムが担当する。大谷選手は選手としての公的な活動のみならず、家庭での役割やペットとの関わりを題材に本作に参加している。
本書に関する収益の取り扱いについては、大谷選手とデコピンが本絵本による収益をすべて慈善団体に寄付することが明記されている。出版社であるポプラ社もこの考えに賛同し、絵本の売上の一部を動物保護団体に寄付するという方針を示している。
著者・関係者のプロフィール
- 大谷翔平(おおたに・しょうへい)
- メジャーリーグでオールマイティな才能を発揮する選手。MLB史上初めて満票でMVP(最優秀選手)選出を含め、4度(2021、2023、2024、2025年)MVPを獲得したとされる。ロサンゼルス・ドジャース移籍後の最初のシーズンでチームの8度目のワールドシリーズ制覇に貢献し、MVPを受賞した初のフルタイム指名打者となった。家族やペットを大切にする一面もある。
- マイケル・ブランク
- ストーリーテラーであり投資家、熱心な野球ファン。二人の子ども(シャーロットとハリソン)が想像力の源になっている。
- ファニー・リム
- 本作の絵を担当するイラストレーター。
大谷選手からのメッセージも公表されている。メッセージでは「デコピンは数多くの大切な時間を、僕のそばで過ごしてくれています。デコピンが特別である理由を今回、物語を通して伝えることができて嬉しいです。この絵本が子供たちに喜びを与えることを願っています。また、動物愛護団体への支援により、より多くの犬が愛する家庭を見つけることを望んでいます」という意向が述べられている。
書誌情報と出版社の背景、流通について
書籍情報は以下の通りである。発売は2026年2月を予定しており、全国の主要書店およびオンライン書店で取り扱われる見込みである。収益の一部は寄付に充てられるため、流通および販売に伴う社会貢献の仕組みが明確に示されている。
出版社であるポプラ社についても、発表資料には設立年や事業展開が記載されている。ポプラ社は1947年創業の児童書出版社で、家庭向け児童書と学校図書館向け書籍を中心に事業を展開してきた。2000年以降は一般書にも進出し、コンテンツのIP展開にも積極的に取り組んでいる。2004年には中国に現地法人「北京ププラン」を設立し、絵本・児童書のグローバル展開を行っている。
流通・販売に関するポイント
- 発売時期:2026年2月予定
- 販売チャネル:全国主要書店、オンライン書店
- 収益の取り扱い:大谷選手とデコピンは本絵本による収益をすべて慈善団体に寄付。ポプラ社は売上の一部を動物保護団体に寄付。
- 関連リンク:ポプラ社公式サイト(https://www.poplar.co.jp/)
内容の整理(要点表)と記事のまとめ
本章では本記事で取り上げた情報を表形式で整理する。書誌情報、発売時期、著者・絵担当、主な寄付方針、出版社情報を一覧化することで、発表内容をすばやく把握できるようにまとめた。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表者 | 株式会社ポプラ社(プレスリリース発表日:2025年12月19日 10時00分) |
| 書名 | 『デコピンのとくべつないちにち』 |
| 原書タイトル | DECOY SAVES OPENING DAY(原書タイトル) |
| 著者 | 大谷翔平/マイケル・ブランク(共同著者) |
| 絵 | ファニー・リム |
| 発売予定 | 2026年2月(全国主要書店・オンライン書店) |
| 対象読者 | 3歳〜7歳の子どもとその家族、デコピンのファンなど幅広い層 |
| 寄付方針 | 大谷選手とデコピンは絵本の収益をすべて慈善団体に寄付。ポプラ社は売上の一部を動物保護団体に寄付。 |
| 出版社 | 株式会社ポプラ社(創業1947年、2000年以降に一般書へ進出、2004年に北京ププラン設立) |
| 関連リンク | https://www.poplar.co.jp/ |
以上が発表資料に基づく主な情報の整理である。絵本は大谷選手の個人的な経験や愛犬との関係性をもとにした物語を通じて、幼い読者に向けた読みやすい構成となっている。流通は広範に行われ、売上の一部・全額を寄付する仕組みも明確に示された。発表日と出版社情報を含む基本情報は上の表に示した通りである。
参考リンク: