12月23日公開:蜷川実花の極彩色ワールドがロブロックスで体験
ベストカレンダー編集部
2025年12月19日 16:16
蜷川実花のワールド
開催期間:12月23日〜1月31日
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蜷川実花の極彩色が3D空間で再構築される理由と狙い
写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花氏と株式会社Meta Osakaが共同で、Roblox(ロブロックス)上にオリジナルワールド「MIKA NINAGAWA’s 【FIND THE KIMOKUMA】」を公開することが発表された。公開は2025年12月23日からで、まずはテスト公開(α版)として2026年1月31日まで運用し、その後2026年2月に一般公開(β版)を予定している。
このプロジェクトは、蜷川氏の特徴である鮮やかな色彩・光の反射・幻想的な空間を、世界で月間アクティブユーザー数3.8億人を誇るRoblox上に再現し、スマートフォンやPCから無料でアクセスできる形で提供する。デジタルネイティブ世代に向けた新たなアート体験の提供が主たる狙いだ。
- ワールド名:MIKA NINAGAWA’s【FIND THE KIMOKUMA】
- プラットフォーム:Roblox(全世界月間アクティブユーザー数3.8億人)
- 主な提供デバイス:スマートフォン・タブレット(iOS/Android)・PC(Windows・macOS)
- 利用料金:無料
デジタル空間での鑑賞体験の特徴
本ワールドでは蜷川氏の代表作の世界観を3D空間で「歩きながら鑑賞」できる点が大きな特徴である。単に画像や映像を鑑賞するだけではなく、仮想空間に入り込み、自分のアバターとして探索することで没入感の高い体験が可能だ。
さらに、蜷川氏の立体作品をモデルにしたオリジナルキャラクター「KIMOKUMA」を探す「かくれんぼゲーム」などのインタラクティブ要素を備え、鑑賞体験とゲーム性を組み合わせている。クリスマスシーズンの公開に合わせ、蜷川氏監修のワールド内で使用できる限定アバターアイテムも販売される予定である。
- アクセス方法
- RobloxアプリまたはWebブラウザから「MIKA NINAGAWA’s【FIND THE KIMOKUMA】」を検索(12月23日以降)。
- 公開スケジュール
- テスト公開(α版):2025年12月23日〜2026年1月31日。一般公開(β版):2026年2月予定。
α版公開の目的とユーザー参加型の品質向上
今回の公開はα版(テスト公開)としてのリリースであり、バグや不具合があることを前提とした公開となる。単なる先行体験ではなく、実際のユーザーのプレイを通じてバグ報告やフィードバックを収集し、正式公開に向けて品質を向上させる狙いがある。
α版公開期間終了後にはワールドを一旦クローズし、ユーザーからの報告をもとにバグ修正やシステム調整を行ったうえで、2026年2月の一般公開(β版)へ移行する計画だ。なお、Robloxの利用にあたっては保護者の同意が必要となる場合がある。
テスト参加の意義と期待される効果
開発側はユーザーのフィードバックを重視しており、α版で得られた知見を反映して空間演出や操作性、ゲームバランスの改善を行う。これにより、実装段階での課題を洗い出し、安定した体験を提供することが目的である。
また、Robloxはユーザー自身がクリエイターとなって収益を得られる仕組みを持ち、世界Top1000のクリエイターの平均年収が約1.4億円とされる調査結果も紹介された。Meta Osakaは次世代クリエイター育成の場づくりにも注力する方針で、来年度には高校生以上を対象とした講座の検討も進められている。
蜷川実花の作品性とMeta Osakaの社会的取り組み
蜷川実花氏は写真集120冊以上の刊行、個展150回以上、グループ展130回以上の実績を持つクリエイターである。受賞歴には木村伊兵衛写真賞などがあり、2010年にはニューヨークのRizzoliから写真集を出版。映画監督としても多数の長編作品を手掛け、Netflixオリジナルドラマの監督も務めている。
蜷川氏はメタバースへの興味を以前から示しており、「世界全体をつくる」という通常の展覧会では実現しにくいスケールの作品表現を、新たなデジタル空間で実現したとコメントしている。自身の子どもたちがRoblox上のワールドに喜んだというエピソードも紹介されている。
- 蜷川実花 プロフィール(抜粋)
- 写真家・映画監督・現代美術家。写真集多数、個展多数。主な作品・活動には『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)、Netflix『FOLLOWERS』(2020)など。最新写真集は『Eternity in a Moment vol.1‒3』(2024)。
Meta Osakaの取り組みと社会的背景
Meta Osakaは「大阪を世界一おもろい都市に」をミッションに掲げ、デジタル技術を活用した地域課題の解決や教育機会の創出を進めている。過去には防災教育コンテンツ『バーチャル消防士体験』や大阪・なんばエリアをイメージしたデジタル公園『NAMBA PLAY PARK』をRoblox上で公開している。
文部科学省や公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの調査を引用し、子どもの体験活動における経済的・地理的格差についても言及している。たとえば、世帯年収300万円未満の家庭では1年を通じて学校外の体験活動を一度も経験していない子どもが約29.9%に達し、世帯年収600万円以上の家庭(11.6%)の約2.6倍に相当するとの報告がある。
- Meta Osakaのミッション:大阪を世界一おもろい都市に
- 主な活動:オリジナルメタバース開発、デジタルイベント企画運営、地方自治体支援など
- 実績:『こども万博』などで累計約9.5万人を動員
ワールドの具体的な内容と利用上の注意点
ワールド内部は蜷川氏の色彩表現を再現するため、光の反射や影の落ち方、空間の奥行きを何度も調整して制作された。Meta Osakaのクリエイター片原マサヲは、5ヶ月の制作期間で色彩表現に最大の工数を割いたと述べている。
ユーザーはワールド内を自由に探索し、隠れたKIMOKUMAを見つけるかくれんぼゲームを楽しめる。さらにワールド内で使用可能な限定アバターアイテムの販売や、鑑賞を補助する要素も設けられている。
- 探索型鑑賞:蜷川氏の作品世界を3Dで歩いて鑑賞
- かくれんぼゲーム:ワールド内に隠れたKIMOKUMAを探す
- 限定アイテム:蜷川氏監修のアバターアイテムを期間限定で販売
利用に際しては、Robloxの利用規約や各プラットフォームの規約に従う必要がある。また、iOS・AndroidはそれぞれApple Inc.、Google LLCの商標または登録商標であり、RobloxはRoblox Corporationの商標であることが注記されている。
企業情報と連絡先
本プロジェクトを手掛ける株式会社Meta Osakaは、デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する企業である。企業概要には代表者、所在地、設立日、事業内容が明記されている。
企業の公式情報や最新情報は公式サイトにて公開されている。
- 会社名
- 株式会社Meta Osaka
- 代表者
- 毛利英昭(代表取締役)
- 所在地
- 大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 27F
- 設立
- 2023年9月1日
- 公式サイト
- https://www.meta-osaka.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ワールド名 | MIKA NINAGAWA’s【FIND THE KIMOKUMA】 |
| プラットフォーム | Roblox(全世界月間アクティブユーザー数3.8億人) |
| 対応デバイス | スマートフォン・タブレット(iOS/Android)・PC(Windows・macOS) |
| 利用料金 | 無料 |
| 公開スケジュール | テスト公開(α版):2025年12月23日〜2026年1月31日。一般公開(β版):2026年2月予定 |
| 主な内容 | 蜷川実花氏の作品世界を3Dで再現、かくれんぼゲーム(KIMOKUMA探し)、限定アバターアイテムの販売 |
| 制作・運営 | 株式会社Meta Osaka(代表:毛利英昭) |
| 注意事項 | α版は開発段階の公開。保護者の同意が必要な場合あり。各プラットフォームの規約に準拠。 |
| 公式情報 | https://www.meta-osaka.co.jp/ |
この記事は発表資料に基づき、「MIKA NINAGAWA’s【FIND THE KIMOKUMA】」の公開内容、運営体制、制作背景、公開スケジュール、利用上の注意点、及び関係者のコメントやMeta Osakaの企業情報を整理して伝えている。テスト期間中のフィードバックは本ワールドの品質向上に反映される予定であり、正式公開へ向けた調整が進められる。