1/9開幕 東京オートサロンでID. GTI Concept日本初公開

ID. GTI日本初公開

開催期間:1月9日〜1月11日

ID. GTI日本初公開
ID. GTI Conceptってどんなクルマ?
GTIの走りのDNAを電動化で再解釈したコンセプトEVだよ。GTI50周年の年に国内初披露され、スポーティさと持続可能性を両立させた試作モデルだ。
東京オートサロンのフォルクスワーゲンブースで何が見られるの?
日本初公開のID. GTI Conceptに加え、Golf R Black EditionやID. Buzz(Pro Long Wheelbase含む複数モデル)を展示。トークショーやノベルティ・冊子配布もあるよ。

出展の背景と開催概要 — フォルクスワーゲンの東京オートサロン参加

フォルクスワーゲングループジャパン株式会社は、2026年1月9日(金)から11日(日)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「東京オートサロン2026」に出展することを、2025年12月19日13時00分付のリリースで発表した。フォルクスワーゲン ジャパン(所在地:東京都品川区、ブランド ディレクター:マーティン ザーゲ)が出展主体となる。

同社が今回の出展で国内初公開とするモデルや、既発表車種の特別展示を通じて、ブランドの電動化戦略とGTIの歴史的継承を示す狙いが明記されている。会場は幕張メッセ東ホール(8)で、特設サイトの案内も併記されている(https://www.volkswagen.co.jp/ja/magazine/vw_tas.html)。

主役となる出展車両とその意味

フォルクスワーゲンブースでは、世界初公開後に注目を集めた「ID. GTI Concept」を日本で初披露することが最大のトピックである。ID. GTI Conceptは、2023年9月にドイツ・ミュンヘンで開催された「IAA MOBILITY 2023」で世界初公開された車両で、GTIの精神を電気自動車の時代へと継承するコンセプトモデルとして位置づけられている。

加えて、2025年1月の「東京オートサロン2025」で登場した「Golf R」のハイパフォーマンスモデルにブラックカラーの専用アイテムや特別装備を施した「Golf R Black Edition」、およびフォルクスワーゲン伝統の“ワーゲンバス”(Type 2)のヘリテージを継承しつつフル電動化された「ID. Buzz」についても展示される。ID. Buzzに関しては、複数のモデルを含めて展示が予定されている。

ID. GTI Concept:GTIのDNAと電動化の接続

“GTI”は1976年初代モデル登場以来、運転の楽しさと日常の実用性を両立する高性能ハッチバックとしての地位を築いてきた。ID. GTI Conceptは、そのGTIのDNAを受け継ぎつつ、電気自動車としての特性を取り入れた設計思想を示している。

プレスリリースはID. GTI Conceptを「ドライビングプレジャーと持続可能性が見事に調和した、スポーティで象徴的、先進的、そして身近な存在」と紹介しており、GTIの伝統的価値を未来へつなげる新たな解釈を加えたエモーショナルな存在であると位置づけている。今回の展示は、GTI50周年を迎える年に国内で初めてお披露目する機会となる。

Golf R Black Edition:既存モデルの特別仕様展示

「Golf R Black Edition」は、GolfのハイパフォーマンスモデルであるGolf Rにブラックカラーの専用アイテムや特別装備を装着した参考出展モデルとして紹介されている。2025年1月の東京オートサロンでデビューした点が明記されている。

プレスリリースではこのモデルを“参考出展”として位置づけており、デザイン上の差異や特別装備を通じてGolf Rの多様性とカスタマイズ性を示すことが狙いだと説明している。

ID. Buzz:ヘリテージと新しいブランドアイコン

ID. Buzzは、従来の「Type 2(ワーゲンバス)」のヘリテージを継承しつつ、フォルクスワーゲンの新たなブランドアイコンとして開発されたフル電動ミニバンである。プレスリリースでは、ID. Buzzを含む3モデルの展示を行う旨が明記されている。

具体的にリリースの展示リストには「ID. Buzz Pro Long Wheelbase」が含まれており、長尺ホイールベース仕様の展示を通じて、実用性と電動化の両立を示す狙いが読み取れる。

ブース構成と来場者向けプログラム

フォルクスワーゲンブースでは、展示車両のほかに来場者向けのプログラムも用意されている。プログラムの一部として、アンケート回答者へのノベルティ配布やトークショー、資料配布が告知されている。

プレスリリースに基づくブース概要と来場者向け施策は以下の通りで、配布物やイベントの実施条件も明記されている。

展示場所
東ホール(8)
展示モデル(リリース記載)
「ID. GTI Concept」(参考出展)、 「Golf R Black Edition」(参考出展)、 「ID. Buzz Pro Long Wheelbase」
特設サイト
https://www.volkswagen.co.jp/ja/magazine/vw_tas.html
  • アンケート回答者へのノベルティ:フォルクスワーゲンオリジナルトートバック(*無くなり次第終了)
  • トークショー:ドイツVolkswagenアカデミー公認トレーナーによるトークショーを実施
  • 全来場者向け配布:GTIおよびID. Buzzの今後の情報をまとめた冊子を配布(来場者全員)

これらの施策は来場者の理解を深めるための補完コンテンツとして設計されている。ノベルティは在庫がなくなり次第終了する旨が明示されている点にも注意が必要である。

また、トークショーはドイツVolkswagenアカデミー公認トレーナーが担当すると明記されており、技術的・ブランド的観点からの解説が期待される。展示車両や配布物に関する詳細情報は特設サイトで案内されている。

展示内容の要点整理(表形式)

以下の表に、本記事で取り上げた主要項目を整理する。出展日程、会場、展示車両、来場者向けプログラム、参考URLなどを明確にまとめている。

項目 内容
発表元 フォルクスワーゲングループジャパン株式会社(フォルクスワーゲン ジャパン、ブランド ディレクター:マーティン ザーゲ)
プレス発表日時 2025年12月19日 13:00
イベント名 東京オートサロン2026
開催期間 2026年1月9日(金)〜1月11日(日)
会場 幕張メッセ 東ホール(8)、千葉県千葉市
展示モデル 「ID. GTI Concept」(参考出展)、 「Golf R Black Edition」(参考出展)、 「ID. Buzz Pro Long Wheelbase」およびID. Buzzの複数モデル
特記事項 ID. GTI ConceptはIAA MOBILITY 2023(ミュンヘン)で世界初公開、今回が日本初公開。GTIは1976年誕生の伝統を持ち、GTI50周年の年に展示。
来場者向け施策 アンケート回答でオリジナルトートバック配布(*無くなり次第終了)、ドイツVolkswagenアカデミー公認トレーナーによるトークショー、来場者全員にGTI/ID. Buzzの情報冊子を配布
特設サイト https://www.volkswagen.co.jp/ja/magazine/vw_tas.html

以上がプレスリリースに基づく出展内容の要点整理である。本稿はリリース記載の事実を基に構成しており、展示会場での発表内容や配布物の有無・仕様は現地での案内に従う必要がある。

参考リンク: