1/17発売｜ダンデライオン×出羽桜 貴醸酒生チョコ

出羽桜の貴醸酒を用いた生チョコレート──発売の要点と日程

ダンデライオン・チョコレート・ジャパン株式会社（本社：東京都台東区、代表：堀淵清治）は、山形県の老舗酒蔵・出羽桜酒造株式会社（代表取締役：仲野益美）とのコラボレーション第2弾として、出羽桜酒造の貴醸酒「SWeeeeeT MATURED」を使用した新商品『シングルオリジン・生チョコレート 貴醸酒』を2026年1月17日（土）より数量限定で発売します。

本プレスリリースは2025年12月19日14時30分に発表されており、オンラインストアでは2025年12月26日（金）から先行予約が開始されます。販売価格は2,800円（税込）で、販売はオンラインストアと下記の直営店舗で行われます。

• オンラインストア：商品ページ
• ファクトリー＆カフェ蔵前
• ショップ＆カフェ伊勢外宮
• The Market 吉祥寺

なお、本商品にはアルコール分が含まれます。自動車や自転車の運転を予定している方、未成年者、妊娠中・授乳期の方は摂取に際してご注意ください。

職人同士の共鳴が形にした開発背景

今回のコラボレーションは、単なる異業種間タイアップには留まりません。両社が共通して持つのは、素材選びや工程の一つひとつにこだわり、手仕事を重視するクラフトマンシップです。酒造りの発酵管理や、あえて人の手を残す工程は、カカオ豆の発酵・乾燥、焙煎、調整というクラフトチョコレートの工程と多くの共通点を持ちます。

この共感が、2025年11月に発売された「日本酒とガトーショコラのペアリングセット」に続く第2弾を生んだ原動力です。互いの素材への敬意と、妥協しないものづくりの姿勢が、今回の生チョコレートの開発を促しました。

試作過程と組み合わせの選定

開発チームは出羽桜酒造の貴醸酒「SWeeeeeT MATURED」を含む複数の日本酒と、ダンデライオンが保有する産地や風味の異なるカカオを組み合わせ、何度も試作を繰り返しました。カカオの酸味や苦味、発酵由来の風味に、貴醸酒が持つまろやかな甘みと熟成感をどう融合させるかが主要な検討課題でした。

試作を通じて、日本酒とカカオが一体となりつつ、それぞれの個性が際立つ組み合わせを見出しました。最終的に選ばれたのは、インド産カカオをベースに、貴醸酒の旨みと長い余韻を活かす配合です。開発メンバーが出羽桜酒造を訪問した際の様子はブログで詳報されています（訪問リポート）。

味わいの構造と商品仕様

味わいは、貴醸酒「SWeeeeeT MATURED」の特徴であるまろやかな甘みと熟成から来る芳醇な香りが、インド産カカオによるレモンやヨーグルトを思わせるような酸味と溶け合う点にあります。生チョコレート特有のなめらかな口どけと、貴醸酒由来の豊かな旨みが結び付き、甘み・酸味・香りの調和で深い奥行きを生みます。

商品は16粒入りで、ひと口ごとにやさしく深い余韻が広がる構成。パッケージや原材料の詳細は商品ページに記載されています。使用カカオはシングルオリジン（単一産地）のインド産カカオ、甘味にはオーガニックのきび糖を用いるダンデライオンの基本方針が踏襲されています。

商品名

シングルオリジン・生チョコレート 貴醸酒

価格

2,800円（税込）

発売日

2026年1月17日（土）※オンライン先行予約：2025年12月26日（金）

販売場所

オンラインストア、ファクトリー＆カフェ蔵前、ショップ＆カフェ伊勢外宮、The Market 吉祥寺

注意事項

アルコール分を含むため、運転予定の方、未成年、妊娠中・授乳期の方は摂取に注意。

企業情報と関係者コメント

出羽桜酒造は創業1892年（明治25年）、山形県天童市の老舗酒蔵で、吟醸酒の先駆けとして知られる「桜花吟醸酒」をはじめ国内外で評価を得ており、IWC日本酒部門で2度の世界一に輝いた実績があります。公式サイトはhttps://www.dewazakura.co.jp/です。

ダンデライオン・チョコレートは2010年にサンフランシスコで創業し、Bean to Barの思想に基づいてカカオ豆の生産者を訪問し、直接輸入するなど素材と生産過程に対する徹底した姿勢を維持しています。日本国内では2016年に東京・蔵前に1号店を開店し、2025年12月時点で三重・伊勢や東京・吉祥寺にも店舗を展開しています。公式サイトはhttps://dandelionchocolate.jp/、Instagramリンクも各店舗ごとに公開されています。

出羽桜酒造 コメント（結城純）

結城氏はダンデライオンの製造工程を見学した際、素材選びから発酵まで日本酒の醸造と多くの共通点があることに感銘を受けたと述べています。生チョコレートと貴醸酒を組み合わせることで、貴醸酒のコクや熟成由来の香り、カカオの苦みと甘みが調和し、気品あるバランスを生んだとしています。

また、素材と技術が異なる二つの発酵が出会うことで誠実な製法が求められ、16粒に込められた物語を誇りに思うとの言葉が寄せられています。

ダンデライオン・チョコレート コメント（山形幸）

山形氏は“日本らしさ”をテーマに進めた企画であると説明しています。出羽桜の酒造見学で手仕事の歴史やこだわりを肌で感じ、自然と共生する米作り・酒造りの魅力を世界に紹介したいという思いが強まったと述べています。

手間を惜しまないチョコレートと日本酒、二つのクラフトマンシップの調和を小さな16粒に込めて提供する旨が記されています。また、本コラボレーションの第1弾に関するリリースも参照可能です（初回コラボレーションの紹介）。

要点の整理（表形式）

以下の表に、本記事で触れた主要な情報を整理しています。商品詳細、発売スケジュール、販売チャネル、注意点などを一目で確認できます。

この記事では、コラボレーションの背景、試作過程、味わいの構成、発売スケジュール、販売場所、関係者コメント、企業概要まで、プレスリリースの内容を網羅して整理しました。各リンク先にて詳細情報や画像素材、予約ページの案内が確認できます。