アスクル提供のクリスマス菓子をクラダシが数量限定販売

アスクル提供のクリスマス菓子・ギフトをKuradashiが数量限定で販売

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシは、アスクル株式会社から提供されたクリスマス向けの菓子やギフト約50商品を、2025年12月19日（金）12:00より数量限定で販売します。今回の販売は特設サイト（https://kuradashi.jp/pages/askul）で実施され、商品がなくなり次第終了となります。

販売開始の日時はプレスリリースで明示されている通り、2025年12月19日（金）12:00からです。販売商品は有名メーカーのクリスマス用ギフトやお菓子など約50商品で、随時商品が掲載される点も注意が必要です。特設サイトから購入が可能です。

販売の目的と対象商品

本取り組みは、アスクルが一時的な出荷停止により販売機会を逸してしまった季節性の高い商品を対象にしています。クラダシが商品を受け入れ、消費者へ届けることで廃棄リスクを下げ、メーカーの販売機会を守ることを目的としています。

取り扱い商品は約50点とされ、すべてクリスマスシーズン向けの菓子やギフトです。販売は特設ページで行われ、商品ラインナップは随時更新されますので、購入希望者はサイトの新着情報を確認する必要があります。

• 販売開始：2025年12月19日（金）12:00〜
• 販売商品：有名メーカーのクリスマス用ギフト・お菓子 約50商品
• 販売サイト：特設サイト（https://kuradashi.jp/pages/askul）
• 終了条件：商品がなくなり次第終了

なぜクラダシが受け入れるのか――背景にある課題と狙い

Kuradashiは本来、まだ食べられるにもかかわらず廃棄される可能性のある食品をおトクに販売し、フードロス削減を図るプラットフォームです。今回の協業も、在庫滞留や販売機会の損失といった企業側の課題に対応する「セーフティネット」としての役割を果たす目的で行われています。

背景には気候変動やサプライチェーンの複雑化などの外部要因があり、食品業界では突発的な事情で販売タイミングを逸するケースが増えています。こうした事情により出荷期限や賞味期限が迫り、結果的に廃棄リスクが高まる事例が散見されています。

クラダシのミッションと具体的な取り組み

クラダシは「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、フードロス削減と社会貢献を両立させる事業モデルを展開しています。売り上げの一部は環境保護や災害支援などの団体への寄付へとつなげられ、SDGsの17目標を横断して支援する仕組みを持っています。

今回のアスクルからの出品受け入れは、メーカーの販売機会を守ると同時に、廃棄による環境負荷や廃棄コストの低減にもつながるという点で三者にとって利益のある取り組みです。クラダシ側はこのような不可抗力による在庫滞留を防ぐための仕組みを強化しています。

ミッション

ソーシャルグッドカンパニーでありつづけること

主な活動

フードロス削減、売上の一部を寄付・クラダシ基金へ活用

今回の役割

アスクルからの季節商品を受け入れ、消費者へ販売するセーフティネットを提供

販売概要、利用者が知っておくべきこと、企業への呼びかけ

販売概要は明確に設定されています。販売は特設サイトでの展開となり、開始日時と商品数、終了条件は上述の通りです。商品は随時掲載されるため、購入を検討する際は特設ページをこまめに確認することが推奨されます。

また、クラダシは同時に、予期せぬ事態により在庫の滞留に困っている食品関連企業の募集を行っています。急な物流変動による販売機会損失や滞留在庫の販路で困っている企業に対して、ブランド価値を損なうことなく在庫の受け入れ・販売を代替する提案を行います。

企業向けのセーフティーネットの特徴

クラダシが提供するセーフティーネットは、企業のブランド価値を守りつつフードロス削減につなげることを目指します。販売機会の確保、廃棄コストの削減、環境負荷の低減といった効果が期待されます。

執行役員 フードビジネスカンパニー CEO 徳山耕平氏は次のように述べています。「さまざまな外部要因による不測の事態は、どの企業さまにも起こりうることであり、クラダシは、そうした困難な状況においてこそ、企業の皆さまを支えるセーフティーネットでありたいと考えています。これは、フードロスを少しでも減らしたいという私たちの強い想いの行動であり、企業の危機を社会貢献に変える取り組みです。お困りの企業さまは、ぜひお気軽にご相談ください。」

• 対応対象：予期せぬ事態で在庫滞留が発生している食品関連企業
• 提供する価値：販路の確保、廃棄削減、ブランド保護
• 相談窓口：クラダシへの問い合わせ（詳細はクラダシのコーポレートサイト）

クラダシの事業・実績とサービス一覧

クラダシは2014年7月に設立され、本社を東京都品川区（〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F）に置いています。代表取締役社長 CEOは河村晃平氏です。企業概要やサービスはコーポレートサイト（https://corp.kuradashi.jp/）で確認できます。

同社の提供する主なサービスや運営サイトは複数にわたり、Kuradashi本体のほか、冷凍宅配弁当やオンライン料理教室など多角的な取り組みを行っています。これらのサービスは、フードロス削減や社会貢献につながる仕組みの一環です。

サービス一覧（代表例）

1. ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」：https://www.kuradashi.jp/
2. クラダシ基金（自社運営）：https://www.kuradashi.jp/fund
3. 冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」：https://tsurukame-kitchen.com/
4. 冷凍宅配弁当「Kitchen Chef & Doctor」：https://chef-doctor.com/shop
5. オンライン料理教室「La Table de SHIORI Online」：https://online.atelier-shiori.com/
6. Kuradashi店舗一覧：https://kuradashi.jp/pages/stores

また、クラダシはサステナビリティ関連の情報を公開しており、サステナビリティサイトやレポートで具体的な取り組みを示しています。詳細は以下のリンクで参照できます。

• サステナビリティサイト：https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
• サステナビリティレポート：https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report

2025年9月末時点の主な累計実績は以下の通りです。これらの数値はクラダシがこれまでに積み上げてきた社会的なインパクトを示しています。

フードロス削減量

30,828トン

経済効果

149億9,926万円

CO2削減量

81,726t-CO2

支援総額

173,991,693円

まとめ（販売情報の整理と重要ポイント）

以下の表は、本記事で取り上げたアスクル提供のクリスマス商品販売に関する主要事項を整理したものです。販売日程・販売方法・提供元・取り扱い商品数・目的・問い合わせ先などを明記しています。

本件は、アスクルが一時的な出荷停止で販売機会を逸してしまった季節性商品を、クラダシが受け入れて特設ページで販売する取り組みです。購買希望者は特設サイトでの掲載状況を確認し、企業側は在庫滞留への対処としてクラダシへの相談を検討するとよいでしょう。