映画『落語家の業』沖縄公開 2/7那覇・2/8石垣で記念会
ベストカレンダー編集部
2025年12月19日 22:10
沖縄公開&記念落語会
開催期間:2月7日〜2月8日
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東京で話題のドキュメンタリーが沖縄へ──快楽亭ブラックという存在
東京で連日大入りとなっているドキュメンタリー喜劇映画『落語家の業(ごう)』が、2026年2月に沖縄県内の劇場で公開されることになった。那覇では桜坂劇場、石垣島ではゆいシネマでの上映が予定されている。制作・配給は合同会社bluebird siblingsで、公式サイトはhttps://rakugokanogou.com、問い合わせはrakugokanogou@gmail.comとなっている。
本作の主人公は、落語界の異端とも言える存在である落語家・快楽亭ブラック。立川談志の弟子筋にあたり、「落語とは、人間の業の背定である」という立川談志の言葉を体現するかのような過激な芸風と破滅的な私生活を背景に、長年にわたり根強い支持を受けてきた人物だ。メディア露出が限定的でありながら劇場での人気を誇る彼の〈業〉に迫るのが本作である。
制作の経緯と撮影の舞台裏:6年半におよぶ取材と裁判劇
監督・撮影・編集・製作を兼ねるのは榎園喬介。本作は合計で6年半の取材期間を要したとされる。コロナ禍の緊急事態宣言下で落語会が開催できなくなった状況を契機に、快楽亭ブラックは生計手段として落語の生配信を始め、監督がその配信を手伝う形で関係が深まった。
配信内容が弟子との間で問題となり裁判に発展。媒介となった監督も共犯者として訴えられた経緯があり、その法的紛争をはらんだ撮影は、通常のドキュメンタリーとは異なるリスクを伴うものだった。監督は訴訟のなかでも撮影を継続し、快楽亭ブラック本人や関係者からの膨大な映像提供を受けて一代記としての構造を構築した。
被写体の背景──映画館の闇で育った少年期
快楽亭ブラックは米兵と日本人女性の混血児として生まれ、差別を避けるために幼少期の多くを映画館の暗がりで過ごしたという史実が作品内で描かれている。映画館の闇と庶民文化の交錯が、彼の芸風と人生観に深い影響を与えたことが示される。
この生い立ちや人間関係の断片は、九龍ジョーや鈴々舎馬るこなどによる映像提供も含め、多角的な資料で補強されている。作品全体は被写体の人生の「業」を検証しながら、笑いと冷徹な観察が交錯する映像記録となっている。
公開スケジュールと記念落語会の詳細
本作はまず2025年12月13日(土)より〈渋谷〉ユーロスペースで公開され、2026年以降にかけて各地で順次公開される予定だ。沖縄での上映は2月が中心となっているが、それ以前の関西・京都など各地の公開日程も明記されている。
公開に合わせて那覇・石垣島で記念落語会も開催される。以下に、公開日程と記念イベントの詳細を正確に列挙する。
- 2025年12月13日(土)より〈渋谷〉ユーロスペース
- 2026年1月9日(金)より〈京都〉アップリンク京都
- 2026年1月10日(土)より〈大阪〉第七藝術劇場、〈神戸〉元町映画館、〈名古屋〉シネマスコーレ
- 2026年2月7日(土)より〈沖縄〉桜坂劇場
- 2026年2月8日(日)より〈石垣島〉ゆいシネマ
- ほか全国順次公開
那覇での関連イベント
那覇での公開を記念して2種類のイベントが予定されている。1つは快楽亭ブラック自身による毒演会、もう1つは映画に関連したシネ漫談である。
具体的な日程と会場、料金、予約連絡先は以下の通りである。
- 快楽亭ブラック★毒演会
-
- 日時:2026年2月7日(土) 開演:17時(開場:16時30分)
- 出演:快楽亭ブラック
- 会場:アベニア「花園寄席」
- 料金:3,500円
- ご予約・お問い合わせ:metalcurry5710@gmail.com
- 居島一平のシネ漫談「見ずに死ねるか死なずに見るか」in 那覇
-
- 日時:2026年2月8日(日) 開演:14時30分(開場:14時)
- 出演:居島一平 ゲスト:与座よしあき
- 会場:桜坂劇場
- 料金:桜坂劇場にお問い合わせ下さい
- お問い合わせ:098-860-9555(桜坂劇場)
- 桜坂劇場公式サイト:https://sakura-zaka.com
石垣島での関連イベント
石垣島では上映と快楽亭ブラックの独演会をセットにした記念公演が予定されている。定員や料金、予約方法も明確に示されているため、参加条件がはっきりしている点が特徴だ。
以下にイベントの詳細を記す。
- 映画『落語家の業』上映+快楽亭ブラック★独演会
- 日時:2026年2月8日(土) 開演:14時(開場:13時30分)
- 会場:あまくま座(※先着25名様)
- 料金:3,500円
- ご予約・お問い合わせ:amakumaza@gmail.com
作品データ、主要クレジット、配給・連絡先
作品の基本データと主要なクレジットを一覧にまとめる。本作はドキュメンタリーとしての枠組みを保ちつつ、被写体と監督の関係性や訴訟を含むドキュメンタリー的倫理の問題も内包した作品である。
以下は、プレスリリースに記載された公式情報を忠実に列挙したものだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 落語家の業(ごう) |
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 映倫区分 | G指定 |
| 尺 | 95分 |
| 製作年 | 2025年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 合同会社bluebird siblings |
| 公式サイト | https://rakugokanogou.com |
| 問い合わせ | rakugokanogou@gmail.com |
出演・制作陣
本作に出演し、物語の核をなす人物や制作に携わったスタッフの名前は次の通りである。ドキュメンタリーの語り手として坂本頼光が参加している点も作品のトーンに影響を与えている。
以下はプレスリリース記載の役割と人物の一覧である。
- 出演:快楽亭ブラック、立川談之助、鈴々舎馬るこ、げんきいいぞう、大本営八俵
- 語り:坂本頼光
- 撮影・編集・監督・製作:榎園喬介
- 映像提供:九龍ジョー、鈴々舎馬るこ
- 企画協力:銀幕ロン、立川左平次
- 整音:白井勝
- 音楽:杉浦康博
まとめ表:本記事で触れた主要情報の整理
以下の表に、本記事で触れた公開スケジュール、主要スタッフ、記念落語会の情報を整理して示す。数値や日付、料金や連絡先などはプレスリリースの記載に基づく。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 作品名 | 落語家の業(ごう) |
| ジャンル / 尺 / 製作年 | ドキュメンタリー / 95分 / 2025年 |
| 配給 | 合同会社bluebird siblings |
| 公式サイト / 問い合わせ | https://rakugokanogou.com / rakugokanogou@gmail.com |
| 主要出演 | 快楽亭ブラック、立川談之助、鈴々舎馬るこ、げんきいいぞう、大本営八俵 |
| 語り | 坂本頼光 |
| 監督ほか | 榎園喬介(撮影・編集・監督・製作) |
| 初期公開(主な日程) | 2025年12月13日より〈渋谷〉ユーロスペース、2026年1月9日より〈京都〉アップリンク京都、2026年1月10日より〈大阪〉第七藝術劇場ほか、2月7日〈沖縄〉桜坂劇場、2月8日〈石垣島〉ゆいシネマ |
| 那覇記念落語会(その1) | 快楽亭ブラック★毒演会:2026年2月7日 開演17時 会場:アベニア「花園寄席」 料金:3,500円 予約:metalcurry5710@gmail.com |
| 那覇記念落語会(その2) | 居島一平のシネ漫談:2026年2月8日 開演14時30分 会場:桜坂劇場 問合せ:098-860-9555(桜坂劇場) |
| 石垣記念落語会 | 上映+快楽亭ブラック独演会:2026年2月8日 開演14時 会場:あまくま座(先着25名) 料金:3,500円 予約:amakumaza@gmail.com |
制作には法的な紛争を含む複雑な経緯があり、監督が共犯者として訴えられた状況下でも撮影を続けた点、被写体の幼少期からの生い立ちや膨大な映像提供をもとに構成された長期取材の成果である点が、本作の大きな特徴として挙げられる。公開スケジュールと記念イベントの情報は上記の通りで、詳細は公式サイトおよび各劇場への問い合わせで確認できる。