1月8日開幕 荒木飛呂彦『ジョジョ』版画展@麻布台
ベストカレンダー編集部
2025年12月19日 22:20
ジョジョ版画展 麻布台
開催期間:1月8日〜2月23日
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麻布台ヒルズで『ジョジョの奇妙な冒険』アートプリントを東京初公開
株式会社集英社は、集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー(麻布台ヒルズ)にて、荒木飛呂彦によるリトグラフ作品とレンチキュラー作品を2026年1月8日(木)から展示すると発表しました。本展は、2025年にアメリカ・サンフランシスコのMinnesota Street Project、ならびに京都府の東本願寺・白書院で公開された作品の巡回展示で、東京では初めて公開されるものです。
本件のリリースは株式会社集英社より、2025年12月19日 17時00分に発表されています。会場では展示に併せて、会場限定の先行抽選販売も予定されています。混雑が予想される期間は入場予約制となり、予約受付開始日時や抽選販売の実施期間など具体的な運用スケジュールも発表されています。
展示内容の構成と会期スケジュール
本展は複数期に分かれての巡回スケジュールで実施されます。第1期は2026年1月8日(木)から2月23日(月・祝)、第2期は2026年3月3日(火)から4月19日(日)、第3期は2026年4月28日(火)から6月28日(日)となっています。会期中は展示替えを行い、順次、作品の先行抽選販売を行う計画です。
会期初期の混雑対策として、2026年1月8日(木)〜1月12日(月・祝)は入場予約制となります。入場予約は2025年12月26日(金)13時より、プラットフォームのArtStickerで開始される予定です。会場限定で行われるリトグラフ作品、レンチキュラー作品の先行抽選販売は、2026年1月8日(木)〜1月25日(日)に受付が行われます。
第1期(展示予定作品)
第1期(2026年1月8日〜2月23日)では、リトグラフ作品とレンチキュラー作品の双方を展示予定です。具体的に展示される作品は下記の通り発表されています。
- リトグラフ作品: 空条承太郎/スタープラチナ、DIO/ザ・ワールド、東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド
- レンチキュラー作品:
- 第1部 ジョナサン・ジョースター
- 第2部 ジョセフ・ジョースター
- 第3部 空条承太郎/スタープラチナ
- 第4部 東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド
- 第5部 ジョルノ・ジョバァーナ/ゴールド・エクスペリエンス
- 第6部 空条徐倫/ストーン・フリー & エルメェス・コステロ/キッス
なお、第2期、第3期についても会期が既に公開されていますが、各期の詳細な展示替えスケジュールや展示作品の個別入替えタイミングは会期中に順次告知される見込みです。
技法の特徴 — リトグラフとレンチキュラー作品の見どころ
本展の大きな特徴は、荒木飛呂彦の原画の線や質感を再現するために選ばれた二つの異なる技法、リトグラフ(Lithograph)とレンチキュラープリント(Lenticular print)を並べて提示する点にあります。どちらも歴史を持つ技術であり、マンガ表現と掛け合わされることで新たな鑑賞体験を生み出します。
以下に、それぞれの技法の特徴と本展における具体的な表現効果を紹介します。
リトグラフ作品について
リトグラフは200年以上の歴史を持つ版画技法で、日本語では「石版画」として知られます。歴史的には石に描画したイメージを紙にプリントする技術として始まりましたが、現在は石ではなく金属版を用いることが多く、本展のリトグラフ作品でも金属版が使用されています。重要なのは、版そのものに作家が直接イメージを描く点で、これは現代の印刷(原画を撮影またはスキャンして版を作る方式)とは異なる手法です。
- 作画の再現性
- リトグラフ用の鉛筆やチョークで描かれた線が、そのまま紙に転写され、鉛筆や墨の濃淡や描線の質感が直接的に現れる点が特徴です。一度描いた線は消せないため、作家の手つきに伴う緊迫感や筆致の勢いが残ります。
- 技術的背景
- 19世紀以降、エドガー・ドガらによって美術作品として評価されるようになり、刷師とアーティストの協働によるユニークな表現が発展しました。本展でも、作家がリトグラフ用に描いた線の「伸び」や「正確さ」、粗いシャドウのリズムなどを鑑賞できます。
レンチキュラー作品について
レンチキュラープリントは、レンチキュラーレンズを貼り付けたシートでイメージを立体的に見せたり、アニメーション的に見せたりするプリント技法です。本展ではイメージを立体的に見せる手法が用いられており、人間の両眼の視差を利用することで立体視を実現します。
レンチキュラー技術は100年以上の歴史があり、1915年の特許出願記録や、1940年代のパリでの3Dレンチキュラーサービスの展開、1960年代のカラー大量生産化を経て、ファインアートのプリント作品にも用いられるようになりました。本展では、鑑賞者が近寄ったり離れたり、左右に歩いたりすることで、瞬間のシーンが拡張された時間の中で表出する新たな体験が期待されます。
入場方法・先行抽選販売・会場アクセス
入場・販売に関する重要な情報は下記の通りです。混雑対策のための予約開始日時や抽選販売の期間は明記されていますので、来場予定のある方は確認が必要です。
会場限定の先行抽選販売は、リトグラフ作品とレンチキュラー作品の両方が対象で、受付期間は2026年1月8日(木)〜1月25日(日)です。展示替えに合わせて順次抽選販売が行われます。
入場予約について
2026年1月8日(木)〜1月12日(月・祝)は混雑が予想されるため、入場は予約制です。入場予約は2025年12月26日(金)13時より、ArtStickerにて開始予定と告知されています。予約方法や受付URL、入場時間帯などの詳細はArtStickerでの案内に従ってください。
会場情報とアクセス
展示会場の所在地と開館時間、アクセス方法は以下の通りです。会場の休廊日などは公式サイトで随時確認してください。
| 会場名 | 集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー(麻布台ヒルズ) |
|---|---|
| 住所 | 105-0001 東京都港区虎ノ門5−8−1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1 |
| アクセス | 地下鉄日比谷線「神谷町駅」5出口より、徒歩約1分 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00 |
| 公式情報 | 集英社マンガアートヘリテージ 公式サイト(詳細・休廊日等はこちらを確認) |
荒木飛呂彦についておよび展示の意義
荒木飛呂彦は1960年6月7日生まれ、出身地は宮城県です。1980年、『武装ポーカー』で第20回手塚賞に準入選し、「週刊少年ジャンプ」でデビュー。1986年から『ジョジョの奇妙な冒険』の連載を開始し、日本国内のシリーズ累計発行部数は1億2000万部を超えています(2025年時点)。現在は「ウルトラジャンプ」で第9部となる『ザ・ジョジョランズ』を連載中です。
荒木作品は漫画表現のみならず、美術館やブランドとのコラボレーションを通じて美術・ファッション領域にも影響を与えてきました。2009年にはルーヴル美術館の企画展参加、2013年にはGUCCIとのコラボレーション、2018年には国立新美術館での大規模個展『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』が開催されました。今回のリトグラフおよびレンチキュラーの展示は、荒木の線と表現を版画・プリント技法で再解釈し、マンガ表現の物理的な「存在感」を対面鑑賞で提示する試みと位置づけられます。
重要情報の整理
以下の表は、本記事で取り上げた展示の主要情報を整理したものです。来場や応募、展示スケジュールの確認にご活用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名(略) | 荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』 — Lithograph & Lenticular Works(集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー) |
| 発表元・発表日 | 株式会社集英社/2025年12月19日 17:00 |
| 第1期会期 | 2026年1月8日(木)〜2月23日(月・祝) |
| 第2期会期 | 2026年3月3日(火)〜4月19日(日) |
| 第3期会期 | 2026年4月28日(火)〜6月28日(日) |
| 入場予約 | 2026年1月8日〜1月12日は入場予約制(混雑対策)。予約は2025年12月26日(金)13:00からArtStickerで開始予定。 |
| 先行抽選販売(会場限定) | リトグラフ作品、レンチキュラー作品の先行抽選販売を会場限定で実施。受付期間:2026年1月8日(木)〜1月25日(日)。 |
| 第1期展示作品(リトグラフ) | 空条承太郎/スタープラチナ、DIO/ザ・ワールド、東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド |
| 第1期展示作品(レンチキュラー) | 第1部 ジョナサン・ジョースター、第2部 ジョセフ・ジョースター、第3部 空条承太郎/スタープラチナ、第4部 東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド、第5部 ジョルノ・ジョバァーナ/ゴールド・エクスペリエンス、第6部 空条徐倫/ストーン・フリー&エルメェス・コステロ/キッス |
| 会場住所・アクセス | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5−8−1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1。地下鉄日比谷線「神谷町駅」5出口より徒歩約1分。 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00(休廊日は公式サイトで確認) |
| 公式サイト | https://mangaart.jp/ja |
上記の表は、本展の主要項目を整理したものです。入場予約や抽選販売の詳細、休廊日、展示替えのタイミングなどは公式サイトおよびArtStickerの案内で随時更新されるため、実際の来場・応募前には公式情報の確認が推奨されます。